当院には高次救命治療センターがあって、救急の患者さんをたくさん受け入れています。
有名な小倉教授率いるメンバーは救急専門医と各科の専門医から構成されていて、日本最大級かつハイレベルの救命センターです。
私の専門とする脳卒中は、それこそ急患がメインですので、本当にお世話になっています。
先日も治療の難しい患者さんを遠方からヘリコプターで搬送してもらって、無事手術を終えることができました。
患者さんも我々も本当に「感謝!」という感じです。
うちの救急部はテレビにも頻繁に出て非常に元気ですが、日本の救命センターの多くは実は危機的状態にあるそうです。
新聞などでも報道されていますが、最近は産婦人科、小児科、救急部、そして我々の脳神経外科もふくめ、救急対応の多い「キツい」科は敬遠されて、あまり入局してくれないのです。
それよりも、自分たちの人生をゆったりと過ごせる科(そんなところがあるのかどうかわかりませんが)が人気があるそうです。
ちょっと残念ですねー
数年前から医療事故に関して、医師側にきびしい報道がなされてきました。
実際、こういった報道が患者さんのためになったケースがあると認識しています。
しかし、過度に医師たたきが行われると、ますますリスクの高い診療科の人不足に拍車をかけてしまいます。
マスコミの人たちにもお願いしたいところです。
例えば5人でやっていた診療科から2人抜けると、3人でそれまでの業務を行わなくてはいけません。
これは相当にきつく、院内処置や医局の応援がないと残りの3人も燃え尽きてしまうのです。
結局その地区から緊急対応を行っていた科がなくなってしまうことになります。
研修医や医学生の人たちに伝えたい!
救急や脳外科のような命のかかった仕事は、大変ではありますが、やはり大きなやりがいがあります。
少しでも多くの人たちに目指してもらいたいです。
有名な小倉教授率いるメンバーは救急専門医と各科の専門医から構成されていて、日本最大級かつハイレベルの救命センターです。
私の専門とする脳卒中は、それこそ急患がメインですので、本当にお世話になっています。
先日も治療の難しい患者さんを遠方からヘリコプターで搬送してもらって、無事手術を終えることができました。
患者さんも我々も本当に「感謝!」という感じです。
うちの救急部はテレビにも頻繁に出て非常に元気ですが、日本の救命センターの多くは実は危機的状態にあるそうです。
新聞などでも報道されていますが、最近は産婦人科、小児科、救急部、そして我々の脳神経外科もふくめ、救急対応の多い「キツい」科は敬遠されて、あまり入局してくれないのです。
それよりも、自分たちの人生をゆったりと過ごせる科(そんなところがあるのかどうかわかりませんが)が人気があるそうです。
ちょっと残念ですねー
数年前から医療事故に関して、医師側にきびしい報道がなされてきました。
実際、こういった報道が患者さんのためになったケースがあると認識しています。
しかし、過度に医師たたきが行われると、ますますリスクの高い診療科の人不足に拍車をかけてしまいます。
マスコミの人たちにもお願いしたいところです。
例えば5人でやっていた診療科から2人抜けると、3人でそれまでの業務を行わなくてはいけません。
これは相当にきつく、院内処置や医局の応援がないと残りの3人も燃え尽きてしまうのです。
結局その地区から緊急対応を行っていた科がなくなってしまうことになります。
研修医や医学生の人たちに伝えたい!
救急や脳外科のような命のかかった仕事は、大変ではありますが、やはり大きなやりがいがあります。
少しでも多くの人たちに目指してもらいたいです。