脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

Enterpriseプレミアムトレーニング

2010年05月29日 | 動脈瘤
本日神戸でエンタープライズのハンズオンセミナーが開かれました。
エンタープライズはコドマン社が提供する「動脈瘤塞栓補助デバイス」で、動脈瘤をコイルでつめる時に使うステントです。
国内ではこれまでこういったデバイスがなかったので、冠動脈用のステントを応用してきました。
これがとうとう日本で使えるようになったのです。
7月からは保険収載されるので、正式に患者さんの治療が行えます。
講習会も兼ねているこの会で、はじめてこのエンタープライズをモデル回路で試しましたが、とても使いやすい!
留置はきわめてスムーズです。
欧米でも評判の良いこのデバイス。日本の動脈瘤治療を大きく変貌させる極めつけの治療器具です。
これまでこのブログでも紹介してきた、ハイフローバイパスなどの大掛かりな手術を要した患者さんが、体にやさしい血管内治療だけで治るようになったのです。とても素晴らしいことだと思います。
導入に関係したコドマン社の方々にお礼したい気持ちです。

ただし新しいデバイスですから、使用に関してはいろいろとコツがあるようです。
慎重に症例を重ねて、日本で良い治療成績が出るようにしたいものです。
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Merci Premium Seminar

2010年05月26日 | 脳梗塞
先日Merciのお披露目会が行われました。
承認に至った経緯や米国での使用経験、そしてその使用におけるコツなどが紹介されました。
米国からはDuckwiler先生と立嶋 智先生が来られていました。
立嶋先生はUCLA脳神経血管内治療部門でご活躍中の先生で、脳血管急性閉塞に精通しておられます。RESCUE-Japanのプロトコールについても貴重なコメントを頂きました。
後半のハンズオンセミナーでは実際の血管撮影装置を使って、Duckwiler先生から直接指導を受けることが出来ました。
Merciが使えるようになる時が近づいています。楽しみです。

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NNAC

2010年05月24日 | 学会/研究会
昨年も紹介したニッチ脳神経外科に出席してきました。
NNACはNiche Neuro-Angiology Conferenceの略です。
われわれ血管内治療医でもなかなか出くわさないような稀な疾患を中心に扱うこの学会。
出席するたびに勉強の必要性を自覚します。
うちのグループでも頑張って勉強会をしてみるかな?
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鴨せいろ

2010年05月23日 | グルメ
先日、名古屋ハートセンターに行ってきました。
循環器内科の先生が頚動脈ステントの資格を取るための指導を依頼されたのです。
新しい施設でとてもきれいでしたし、治療もチームでとても丁寧にされていました。

その前に寄ったのが、鴨せいろで有名な大曽根のそば屋さん、八千代。
とてもきれいなお店ですが、確かにうまい!本当に美味しいです。
ソバは2枚食べてしまいました...(^^;)
名古屋に行かれたら、ぜひどうぞ。

「手打ちそば 八千代」
愛知県名古屋市北区大曽根3丁目5-22
052-917-0814
コメント (1)
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脳卒中予防のすすめ

2010年05月19日 | 報道・出版関係
先日、地元の岐阜新聞に「脳卒中予防のすすめ」としてコラムを書かせて頂きました。
今回はくも膜下出血を取り上げました。
「MRIを受けて、脳動脈瘤を見つけましょう!」というのが主旨です。
新聞というのは購読なさっていらっしゃる方がとても多いのですね
大勢の方々からお声をかけて頂きました。
次回書かせてもらうのが楽しみです。
コメント (3)
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PMDA

2010年05月17日 | 学会/研究会
一昨日の大分の講演の前に、小倉ライブでPMDAワークショップに参加させて頂きました。
PMDAとは医薬品医療機器総合機構の略です。(http://www.pmda.go.jp/)
以前にこのブログでも日本に医療機器が導入されるのに時間がかかること、そして認可のスピードが徐々に速くなって来ていることを紹介しました。
その業務を行っているのが、まさにこのPMDAです。
正式名は「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」ですが、日本における薬や医療機器を承認する政府の機関です。
ですから以前はまさに「雲の上の存在」で、自分には全く縁がないと思っていました。
しかしそうではありません。自分たちが日々用いている医療機器や、最近日本に導入されるようになったデバイスは皆、このPMDAの方々が審査し、導入を決定してくれているのです。
たとえばアメリカやヨーロッパで使われている薬や医療機器であっても、日本の医療事情にはそぐわない場合や、調査してから使用した方が良い場合があるわけです。
以前はそれがために何年も導入が遅れてしまい、世界で最も導入が遅い状態でした。
しかし最近では認可までにかかる時間がどんどん短縮されています。
今回の小倉ライブではこの認可の遅れ「デバイス・ラグ」を中心に前半のワークショップがもたれ、後半は「日本から世界へ」というタイトルでディスカッションされました。
PMDAの方々が学会の中でワークショップ主催されるということは、初めての試みであったということです。
学会でのご発表を頂くことが徐々に増えては来ていましたが、今度は学会の中でPMDAの方が主体でワークショップをもたれる、、、。以前では想像もできなかったことです。
しかもその中で話題になったのは「デバイスの認可をさらに早めて、アメリカより先に、ヨーロッパの次に早い認可が可能か?」ということであり、信じられない思いでした。感激しました。
冠動脈の血管内治療においては中国がとうとう日本を抜いて世界第二位になったそうです。
日本があぐらをかいていると、どんどんレベルダウンしてしまいますし、競争力を失ってしまうと思います。
PMDAの方々とともに、日本の医療関係者、医療関連会社も頑張らないといけないですね。
脳外科、脳血管内治療関連の学会でも是非こういった試みをお願いしたいです。

ちなみに上の写真は新しく建築中の小倉記念病院ですよ!
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大分での講演会

2010年05月16日 | 学会/研究会
大分大学脳神経外科の先生方にお招き頂き、講演をしてきました。
脳梗塞急性期治療について自分たちの取り組みを紹介しましたが、藤木教授は私のCASの論文をご存知で、おほめ頂き感激致しました。
やはり論文を書かないといけないですね。頑張ります。
脳外科だけでなく、放射線科の清末先生や堀先生達にも駆けつけて頂けました。
みなさん、有り難うございました。
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大分

2010年05月15日 | 学会/研究会
今、大分に来ています。
大分は海が近くていいところですね!
食べ物もおいしいし。
しかも今日はすごくいい天気ですよー!
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週刊朝日

2010年05月14日 | 動脈瘤
ご指摘ありがとうございます。今週の週刊朝日に脳動脈瘤のことで取材して頂いたことが掲載されました。お時間があれば見てください。
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崎陽軒

2010年05月12日 | グルメ
帰り際、何の気なしに買った焼売ですが、いつもと違いえび焼売とカニ焼売を買ってみました(上の写真)。
えび焼売がメチャクチャおいしい!えびがプリプリです。
いつもこれだけ売り切れている理由がやっと分かりました。
次回、横浜へ行かれたら、「えび焼売」ですよ。
コメント (2)
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