脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

ヤマト

2010年11月30日 | 閑話休題
そういえばTBSに行ったときに、宇宙戦艦やまとの大きな模型が飾ってありました。
明日から封切りだそうですね!
見てみたいです。
コメント (2)
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龍馬よ永遠に!

2010年11月29日 | 閑話休題
とうとう龍馬伝が終わってしまいましたね!
最終視聴率も高かったみたいですが、自分も今回は本当に面白かったと思いました。
龍馬役の福山雅治さんもさることながら、岩崎弥太郎役の香川照之さんの演技が光ってましたねー。
最後の場面でテロップが出たのがちょっと残念でしたけどね。
龍馬が現在の日本の基礎を作ったことさえ私は知りませんでした。

「人と人を結びつけ、戦わず、上下のない社会を作る」
心打たれる生きざまです。

楽しかったし勉強になりました (^^)
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豊橋ハートセンター

2010年11月27日 | 学会/研究会
本日は豊橋ハートセンターに行ってきました。第4回ペリフェラル研究会で座長とレクチャーを依頼されたためです。
レクチャーのテーマは「CASの問題点~IndicationとProtection~」でした。
東海大学の伊苅 裕二先生と神戸市立中央病院の坂井信幸先生が頚動脈ステント留置術をされました。
私は小倉記念病院の横井 宏佳先生と座長をさせていただきました。

脳を灌流する頚動脈が「ペリフェラル:末梢血管」に分類されることには今も違和感がありますが、循環器内科の先生方が頚動脈狭窄症を治療するのは世界的にはよくあることなのです。
実は欧米では
 内科的治療:神経内科、脳卒中内科
 外科的治療:血管外科、(脳神経外科)
 血管内治療:循環器内科、神経放射線科、脳神経外科
と治療法によって診療科が違います。

日本では脳神経外科で内科的治療、外科的手術、血管内治療の3つを行ってしまうのです。ただし最近では内科的治療は脳卒中内科でも治療していますし、血管内治療にも内科(循環器内科、脳卒中内科)が参入してきています。多くの科が関わる場合には共同でガイドラインなどが作成される必要があると思います。実際、北米では作成されていて、ある程度遵守されていると思います。

さてこの会は循環器内科の先生方の会ですが、会場は満席で、サテライトの部屋も満席という盛況ぶりでした。末梢血管はいまや循環器内科の先生方の大きなターゲットであり、頚動脈ステント留置術も注目を集めていました。

日本ではいくつかの科で競争するのではなく、逆に、複数の科で連携して治療ができるといいと思います。
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新見先生のご講演

2010年11月26日 | 学会/研究会
ニューヨークのルーズベルト病院の新見康成先生が岐阜に講演に来てくださいました。
2年前に私がアメリカに勉強に行ったのは、新見先生がいらっしゃったからです。
先生は東京医科歯科大学をご卒業後、米国でトータル19年間臨床医をされているそうです。脳血管内治療で世界トップレベルのDr. Berensteinとともにご活躍で、現在はAlbert Einstein College of MedicineのProfessor of Clinical Radiology and Neurosurgeryをされています。
今回は脳動脈瘤のコイル塞栓術と脳梗塞急性期治療についてご講演いただきました。
先生のご講演を聴いて、普段、自分が判断に迷っていたことで、明確になったことがいくつもありました。

新見先生が岐阜に来ていただけるということを想像さえしていませんでしたので、感激してしまいました。
平日であったにもかかわらず、周囲の施設から講演に駆けつけた先生もおられ、質疑応答では質問がとまらないほどでした。
新見先生、本当にありがとうございました。
また機会があれば岐阜に来ていただきたいです。そして自分もまた、ぜひニューヨークに勉強に行きたいと思います。
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ラジオ番組の収録

2010年11月24日 | 報道・出版関係
今日はラジオ番組の収録に行ってきました。
TBSの「明日も元気」という健康情報番組で脳卒中予防についてお話ししました。
年末の12月27日~31日に
 TBSラジオ (954kHz) では15:45~15:55
 SBSラジオ (1404kHz) では16:10~16:20
 CBCラジオ (1053kHz) では14:30~14:40
に放送されるということです。
TBSアナウンサーの秋沢淳子さんの質問に答える形でお話しさせていただきました。
いつもテレビで拝見する秋沢さん、とてもきれいな方でしたよ。ラジオでは見えないのが残念です。
なるべくわかりやすくお話ししたつもりです。脳卒中に興味のある方はぜひお聴きくださいね。
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ビデオライブ at JSNET

2010年11月23日 | 脳梗塞
今回の学会で「ビデオライブセミナー」という企画があり、頚動脈ステント留置術を取材してもらいました。
自分の手術のライブが行えるなど以前は考えたこともありませんでした。とても光栄なことです。
学会前に広南病院の近藤竜史先生がインタビューアーとして我々の施設まで来られ、治療手技を録画しました。
当日は最近、私たちが行っている近位閉塞を併用したステント留置術を披露しました。またここでも紹介したOCTという検査もお見せすることができました。
JSNETの会場には多くの先生がおられましたが、どのような印象だったのかわかりませんでした。ただ、終わってから、「面白かった」と言っていただき、とてもうれしいです。
何名かの先生には「一度見学に行きたい」と言ってもらいました。
血管内治療に限らず見学などのご希望があればいつでもご連絡くださいね。
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週刊朝日

2010年11月22日 | 報道・出版関係
週刊朝日に取材を受け、脳梗塞に対する新しい血管内治療を紹介しました。
(近日中にwebsiteに紹介させてもらいます)
最近も脳梗塞発症後、自宅で安静にしてから来院され、治療のチャンスを逃した方がおられました。
Merciリトリーバーの登場で、「発症後8時間まで」治療が可能になりました。しかしそれでも病院には一刻も早く受診した方がいいのです。
この情報が全国的に広まってほしいと思います。
少しでも多くの人がタイミング良く、再開通治療を受けられることを祈っています。


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日本脳神経血管内治療学会の熱気!

2010年11月21日 | 学会/研究会
学会最終日の午後にはCEPという生涯教育プログラムがありました。
日本脳神経血管内治療学会(JSNET)では一旦専門医を取得しても、それを維持するためには学会の主催するこのCEPを受講することが義務づけられています。
毎年の受講が必須ではないのですが、学会終了後にも600名以上の参加がありました。
専門医試験の勉強のための受講者もいますが、それにしても600名以上とはすごい!
この学会は熱気であふれています。
午後の座長でしたが、皆さんの熱心さに圧倒されました!m(_ _)m
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脳血管内治療の未来

2010年11月20日 | 学会/研究会
今回、学会でいくつかの新しいデバイスを拝見しました。
脳血管の治療においては、切る治療と切らない治療をうまく使い分けることが現時点のコツだと思っています。
しかしこういった医療機器の開発は目覚ましいものがあり、一旦ニーズがあることが分かると信じられないような勢いで開発競争がはじまります。
数年でさらにこの治療は大きく進みそうな気がします。
脳血管内治療の進歩はまだまだ続きそうです。
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2010日本脳神経血管内治療学会学術総会

2010年11月19日 | 学会/研究会
2010日本脳神経血管内治療学会学術総会で小倉に来ています。
本日はランチョンセミナーを担当させていただきました。座長は宮地 茂先生にしていただけました。
隅っこのF会場でしたが、多くの方に来ていただき感激しました。
今回は頸動脈狭窄症における世界的な流れと、私たちが取り組んできたことの報告、
さらには現在、取り組んでいることを報告しました。

頸動脈領域で、我々がこれまで取り組んできたのは
1)術後過灌流症候群回避のための段階的拡張術
2)不安定プラークではステント術後に無症候性脳梗塞が多いこと
3)ランダム化試験でスタチン(薬剤)によるプラーク安定化が得られること
4)OCTの頸動脈への初めての臨床応用
などです。
現在進行形のものや論文投稿直前のものも多くあり、がんばっています。

欧米では逆風の頚動脈ステント留置術ですが、日本ではとても良い成績が出ています。
きめ細やかな診断と治療は世界一だと思っています。

さて、ランチョンの直前の議事総会が遅れていたので開始まで皆さんをお待たせしてしまいました。すいませんでした。
しかし会の後は質問もいただき、また金沢大学の濱田教授も来てくださっていて、ほめていただきました。
正直とてもうれしかったです。
うちのメンバーとともに、ますますがんばりたいと思います。
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