脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

札幌での講演

2013年02月23日 | 学会/研究会
昨日は札幌市内で講演をさせて頂きました。脳動脈瘤に関する講演でしたが、多くの質問を頂き、とても嬉しかったです。
会の後には札幌地区の先生方とじっくりお話が出来て楽しかったです。
写真は北大です。右奥に見えるのが北大病院とのことです。すばらしいですね。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

専門医&指導医合格!

2013年02月21日 | 閑話休題
うちのチームの渡会(わたらい)先生が血管内治療の専門医に合格しました!
そして榎本先生は、指導医に合格しました!
というわけで、今日は二人の合格祝いです。
一緒に仕事をした二人が、立派になって嬉しい(;;)
本当に至福の時間でした。

ちなみにお店はビーナス&マーズ
〒502-0911 岐阜県岐阜市北島2丁目2-6
058-231-0656

キッシュと白子のグラタン、最高でした。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Strokeハンドブック改訂版が出来ました!

2013年02月16日 | 報道・出版関係
以前紹介したStrokeハンドブックの改訂版が出来ました!
今回はTIAの分類であるABCD2スコア、心房細動患者における脳卒中発症リスクの評価指標であるCHADS2スコアとCHA2DS2-VAScスコア、
さらにはUCAS Japanにおける未破裂脳動脈瘤の破裂率を掲載しました。
この改訂版、大塚製薬の松本 朋大(ともひろ)さんが全面的に協力してくれました。感謝!
きっと皆さんに気に入って頂けるはずです。ぜひ手に取ってみてくださいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作りカレンダー

2013年02月16日 | 閑話休題
仕事仲間に手作りカレンダーをもらいました。
何と、自分で山に登って撮影した写真で出来ているのです。スゴい!
毎朝、すがすがしい気持ちになれます。感謝!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

急性期脳梗塞に対する血管内治療:最新情報の衝撃

2013年02月14日 | 脳梗塞
急性期脳梗塞に対する血管内治療に関してISC 2013で発表がありました。
ランダム化比較試験が3つ紹介され、
SYNTHESIS Expansion: t-PA静注療法と血管内治療の比較
IMS III: t-PA静注療法とtPA+血管内治療の比較
MR RESCUE: 内科的治療と血管内治療の比較
と、それぞれ対象が違いました。
果たしてその結果は...
なんと、全試験で血管内治療の有効性は示されませんでした。

となると、「血管内治療はしなくていいんだ」と思われそうですが、それは早計です。
なぜなら、これらの治療はすべて第一世代のデバイスで出た結果なのです。
それでは第二世代とは何か?
それが上の図に示すステント型デバイスです。

「またステントか...」と思われるかもしれません。私もそう思いました。
しかし以前このブログでも紹介したように、このステント型のデバイスは非常に強力です。すでにメルシーリトリーバーとの比較試験で優位性が示されたのです。
ですから今後はこの第二世代のデバイスを用いた臨床試験が競って行われると思います。それでも効果がなければ、この治療はなくなるでしょう。

でもまずそれはありえません。というのも私たちが行ったRESCUE-Japanでは、何と第一世代のデバイスですでに有効性が示されていたのです!
日本の治療がいかに素晴らしいかを示すデータです。
早く論文化されるよう、努力します。乞うご期待!
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Loco Moco

2013年02月13日 | グルメ
今回のハワイでハマったLoco Moco。
ご飯の上にハンバーグと目玉焼きを乗せ、グレイビーソースをかけたものですが、これが結構おいしいのです。
写真はハワイ島の空港で食べたものです。
また食べたくなってきましたー。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dr. Frei & Dr. Baxter

2013年02月11日 | 学会/研究会
今回のISC 2013でDr. FreiとDr. Baxterに会えました!
二人とも活躍されていて、新しい臨床研究にも積極的に関わっておられるようです。その検討会に参加させてもらいました。臨床研究の色々な条件を決めるのに、参加者でディスカッションしながら決めていました。とても勉強になりました。

それにしても、医療のこと、日常生活のこと、いずれも彼らから学ぶことは多いです。
例えば、日本の我々はワイキキが楽しいと思いますけど、彼らは違うようです。
もっと静かで人の少ないところ。例えばオアフ島ならNorth shore(ノースショア)がお気に入りで、先日私が行ったハワイ島も大のお気に入りだそうです。「Oh, I love Big Island!(ハワイ島の別名)」と言っていました。
我々日本人はワイキキやアラモアナでのショッピングやいろんなレストランに行くのも楽しいんですけどね。ただハワイの達人になるとNorth shoreやハワイ島の方が良い、ということで意見が一致するのかもしれません。

それにしても仲間とともに、楽しいひとときを過ごせました。
ちなみにこの学会、採択率が極めて低く、15-20%という厳しいものなのですが、榎本先生、江頭先生、ともに採択され発表していました。やりますねー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ISC 2013

2013年02月10日 | 学会/研究会
国際脳卒中学会(ISC 2013)の発表を終え、日本に戻りました。
この学会の口演は非常に狭き門ですし、今回はRESCUE-Japanの最終解析の発表でしたので緊張しました。
結果についてはまた紹介しますが、日本の治療成績はとても良いものでした。
一方で、海外から発表された成績はまだ十分なものではありませんでした。
これからも日本のよい成績を世界に発信していきたいと思います。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

座談会

2013年02月07日 | 学会/研究会
ここホノルルで座談会が開かれました。
テーマは新しい抗凝固薬で、以前に紹介した新薬です。
岡山大学神経内科の阿部 康二教授が司会をされ、最初にG.J. Hankey先生にレクチャーをして頂いたのですが、素晴らしいご講演でした。
特に頭蓋内出血を起こした患者さんの場合、抗凝固療法の開始に当たっては、出血後2ヶ月程度待つのが良いというデータをお示しになり、大変参考になりました。
座談会の後、Hankey先生、大分大学の平野照之先生、国立循環器病研究センターの山上 宏先生と一緒に撮影してもらいました。
私自身、参加してとても勉強になりました。
関係者の皆さんに心から御礼申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホノルルでの発表

2013年02月05日 | 学会/研究会
今回はホノルルでRESCUE-Japan Registryの発表をしてきました。
本研究はすでにサブ解析も始まっており、国立循環器病研究センターの山上 宏先生が昨日発表されました。私は主解析の紹介をしました。
8日のInternational Stroke Conferenceでの発表も頑張りたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする