[あらすじ] 母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
特別養護老人ホームに入居した。
今まで常に「同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々」と要約してきたが、
ようやく「同居」の二文字を消すこととなった。
前日になって、「ホームでの一日のスケジュールを活字で見ていない」と言い出した。
1ヶ月以上前にコピーを渡してあるのだが。
出発の30分前に声を掛けると、「えっそ . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
特別養護老人ホームに入居する。
今日。
本日11時に入居するのである。
※
今まで在宅でやってこられたのは、介護や看護や医療の
いろんな人たちの支えのおかげだ。
細かくは今度ねちねち感謝を述べることにする。
特筆したいのは、定期巡回介護サービスである。
一日に複数回の訪問をして、服薬や排便の介助をしてもらった。
具体的 . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
数日後には特別養護老人ホームに入居する予定。
久しぶりに、自分の遊びに出かけた。
「不要不急の外出は云々」ということで出かけていなかったわけではない。
飼い犬の体調が悪いので、特にこの1ヶ月は、あまり家から離れないようにしていた。
Tさんが送ってくれたという荷物が、今日、届くかもしれない。
母が荷物を受け取ると、
玄関に出 . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
一週間後に特別養護老人ホームに入居する予定。
Tさんは以前、ショートステイ中の母に面会に行ってくれたことが有る。
「先生言ってらしたの。『イヤだけど、帰ったら娘に迷惑が掛かる。』って。
だから、分かってらっしゃるのよね。」
分かっているのも、分かっているけどイヤなのも、
それを私には言わないようにしているのも、
私も分か . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々。
2月に変更申請をして、4月2日に認定結果が届いた。
要介護2から5に変わった。
飛び級もいいところだ。
※
母は、他人に対して、きちんとしようとする気持ちが強い。
デイサービスでもショートステイでも、日常とは違った様子を見せる。
だから、変更申請をするということを相談した時、
ケアマネージャーさんをはじめ、介護担当者達は . . . 本文を読む
写真の左端の話から。
お隣さんが庭の池を潰したから金魚を引き取ってくれ、と言ってきた。
口の広い白い鉢に、睡蓮を入れた。
金魚が睡蓮の植木鉢の中を泳ぐと、土が舞って鉢の中が汚れるので、
青みの川石を並べた。
白い鉢に睡蓮の葉の緑、金魚の赤、睡蓮の花の黄色、川石の青灰色が
映える。
ところが、
ある時期から睡蓮の葉が枯れ始めた。
黄ばんでいるな、と思っていたら、茶色く枯れて . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々。
和室に、亡父の作った本箱が低く3段ほど積んで並べてある。
その中は、ここで晩年の15年ほどを過ごした内容が詰まっている。
その上は、遺影や十字架などが置いてある。
その横にも、同じように本箱が並んでおり、
その上には、亡兄の遺影や、母の両親の遺影や位牌などが置いてある。
ちょっとした、故人を偲ぶのコーナーになっているわけ . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々。
食卓の上に、過去の手紙や契約書や写真や結婚前に夫からもらった手紙や
デイサービスで作った折り紙や漢字テストや何や
紙類が山のようになっている。
ご本人曰く「書類を整理している。」のだが、
ある時に曰く「こっちの物をあっちへやって、あっちの物をこっちへやるのを繰り返しているだけだと気付いた。」と。
こう言った後も”書類の整理 . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々。
段差の有る部屋に入ってはいけないことになっているが、
このところ自由な行動が目立つ。
地下室へも行きたいと言っているが、落下した図が脳裏に映るばかりだ。
[あらすじ] 飼い犬ジーロ去勢オス14歳9ヶ月慢性腎不全。
このところ後肢が弱っている。
加えて、寝付けずに室内を歩き回ることがよく有る。
疲れ切って、ドターッと尻餅をつい . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々。
転倒のおそれが有るので、家の中では段差の有る部屋には入らない、
一人では外出しない、といったヤクソクになっている。
十日ほど前のある日。
昼頃に帰宅した。
家の前に自転車がとめてある。ヘルパーさんが来てくれている。
安心して、家には入らず、庭仕事を始めた。
しばらくすると、玄関の開く音が聞こえ、ヘルパーさんの挨拶する声が聞 . . . 本文を読む
[あらすじ] 隣家の小屋の屋根の上に枝を張り出している珊瑚樹を
バッサリ伐った。
新しく三脚脚立を買って、安全さ。
写真は伐った後。
昨日の写真と較べると、ちゃんと隣家の小屋の屋根も見えているし、
換気塔も風通し良くなっている。
そして、向こうの椿が黒々と鬱陶しいのが見える。
次はこれを伐る。
茶毒蛾対策をしっかりとして作業しないと、かぶれが危険だ。
ゴーグルを掛けて、手拭いで鼻と口を覆って . . . 本文を読む
[あらまし]
とりあえず「はい」と返事する。
そういう癖が自分に有ることに、何年か前に気付いた。
例えば、
「犬の散歩には毎日行くんですか?」
と聞かれたら、まず「はい」と答えて、それから
「雨の日には行っていません。」と付け足す。
例えば、
「症状のほうはいかがですか?痛みはおさまりましたか?」
と聞かれたら、まず「はい」と答えて、それから
「日中は気にならないのですが、朝は痛みます。」 . . . 本文を読む
うつ病になる人は向上心が有るんです。なんてなことをよく言う。
より良くしたい、でも思うようにはならない。
その葛藤に絡め取られて先が見えなくなると、鬱が忍び寄る。
※
閑話
いきなり話が逸れるけれど、
「葛藤」と変換して漢字をつくづく眺めると、
葛と藤ですな。
葛はクズではなくカツラだろう。蔓草のことだ。
以前、友人の家の外壁に、藤が絡んでいたので、
良かれと思って、取った。
藤蔓はわづかな . . . 本文を読む
以前、みうらじゅんの『親孝行プレイ』という本をほめた記事を書いた
という記憶が有るのだが、どう検索しても出てこない。
記憶違いか?
ブログに書くために読み返した記憶も有る。
書かなかっただけか。
詳しい感想文はまたあらためて書きたい。
ざっと内容を紹介すると、
みうらじゅん氏の真骨頂、
ちょいとエロっぽい「プレイ」という言葉に託して、
親の思う”理想の息子”をうまく演じる心構えを論じていく。
. . . 本文を読む
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
イギリスのテレビ番組だかなんだかに、
お菓子づくりの技を競う番組が有るそうだ。
その名もブリティッシュベイクオフ。
友人Mは気に入ってちょくちょく視ているらしい。
「self-raising flourってのがよく出てくるんだけど、
なんだろうね。」
自分で持ち上げる小麦粉?
あ!
ホットケーキミックスか!
日本でも、HCMなん . . . 本文を読む