犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

カムアウトの反応 美女篇

2015年11月03日 | LGB&T
[あらすじ] 私は、生物学的には女性だが、性自認は女性でも男性でもなく、恋愛対象は女性。
FtXといった概念は以前は知らなかったので、20代の頃は同性愛としてカムアウトしていた。
ゲイには芸術家が多いとか、レズはきれいとかいった差別の裏返し、
一見受け入れているかのような他人事扱いや、「全ての」女性が恋愛対象と勘違いなど、
ひとの反応は様々。


事実は小説より奇なり、と言うのか、
マンガかドラマの中のセリフかと思うような、
こんなこと言う人ホントにいるんだ!という反応もあるので、驚く。
これだからカムアウトはやめらんねえ。という醍醐味とでも思わないと
やってらんない。

先日は、相手の女友達が私に襲われるのではないかと冗談や本気で思う、
というお話でしたが、今度は逆。
そう、タイトルの「美女」とはこのあたしよ、あ・た・し。

「ってことは処女か」
「一回男とヤレば直るんじゃないか?」
「試したことはあるか?」
「なんなら俺と」
「それとも何かイヤな男性経験でもあったのか?」

イヤな男性経験があるとしたらオマエとのこの会話じゃ。
とでも言いたくなるような発言の連続。
こういう悪気の無い人がいるから、タチが悪い。

十代始め頃からのことだとか、
女性同士のセックスでも満足のイクことをしているとか、
別に男嫌いとか男が怖いとかいうことはないとか、
かなり説明した末でも、こういう発言は出てくる。

おそらく、基本的に挿入・射精=セックスと思っている人に、
女性同士のセックスが成立するなんて、
ちょっと何言ってるかわからない、んだろう。
これは男性に限ったことではない。
想像しろ、と言ったところで、レズもののAVみたいな妄想が
くり広げられるだけなんじゃなかろうか。
言い過ぎ?

彼はけっしてセクハラで言っているのではない。
そこが問題でもあるのだが。
ひどい男といやな性体験があったのなら、俺が優しくシてやる、
ということで、困ったものだ。

まあ、こんな芯棒主義の男子はなにやら心根のいいところもあるもんだから、
一旦理解すると、なかなかうまいスタンスで見守ってくれる。
と、いい話で締めくくることも無いんだけどね。
そんな、こともある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 湧水に | トップ | 犬ノート 害虫篇 »

コメントを投稿

LGB&T」カテゴリの最新記事