友人の親御さんと話していて、"いづれ娘に面倒を見てもらう"というような表現が出てきた。
自分の子が世話をしてくれる、それは当然のこと、という感じに聞こえた。
私の母は、20年くらい前には、"年を取ったら施設で生活する"と言っていた。
友人が老人マンションで仕事をしていたことも有って、そういった施設も
考慮していたようだ。
からりと翻って、家にいる。とても家にいることにこだわっている。
25年くらい前、同世代の友人が、"いづれ面倒を見てもらうためにも子どもは欲しい"
と言うのを聞いて驚いたことがある。
この一言の中に、いくつも問題が含まれていると思う。
この人は結局、子どもをなしていない。
そりゃあ、ここまではっきり言われちゃあ子どものほうで願い下げだろう。
世の中、順繰りであって、子が親の面倒を見て、その子が親になった時にはまた子に面倒を見てもらって、
という考えには与しない。
自分が親の介護を経験していない人が、自分の子に介護してもらうのはどうかと思う、
という考えは、上の順繰り論の裏返しに過ぎない。
数十年前の家族制度では、家族の規模が今と違い、家の中にもっと人が多かった。
核家族化と高齢化で、介護が一対一とか、ともするとダブル介護ということになる。
これを、家の中の問題のままにしておいたら、立ち行かない。
現在の介護保険制度が充分であるとは言わないが、
とてもありがたいといつも思う。
と、今日はおとなしく締めくくる。
自分の子が世話をしてくれる、それは当然のこと、という感じに聞こえた。
私の母は、20年くらい前には、"年を取ったら施設で生活する"と言っていた。
友人が老人マンションで仕事をしていたことも有って、そういった施設も
考慮していたようだ。
からりと翻って、家にいる。とても家にいることにこだわっている。
25年くらい前、同世代の友人が、"いづれ面倒を見てもらうためにも子どもは欲しい"
と言うのを聞いて驚いたことがある。
この一言の中に、いくつも問題が含まれていると思う。
この人は結局、子どもをなしていない。
そりゃあ、ここまではっきり言われちゃあ子どものほうで願い下げだろう。
世の中、順繰りであって、子が親の面倒を見て、その子が親になった時にはまた子に面倒を見てもらって、
という考えには与しない。
自分が親の介護を経験していない人が、自分の子に介護してもらうのはどうかと思う、
という考えは、上の順繰り論の裏返しに過ぎない。
数十年前の家族制度では、家族の規模が今と違い、家の中にもっと人が多かった。
核家族化と高齢化で、介護が一対一とか、ともするとダブル介護ということになる。
これを、家の中の問題のままにしておいたら、立ち行かない。
現在の介護保険制度が充分であるとは言わないが、
とてもありがたいといつも思う。
と、今日はおとなしく締めくくる。
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