[あらすじ] 青森の友人の活動家へ向けて、応援歌として
中島みゆきさんの「ファイト!」を歌った。
https://youtu.be/4SQZhMonhRc
「ファイト!」の歌詞を全部は知らなかった友人Aは、
聞き始めて「す~さん、ハードな歌作ったなぁ…」と思って聞いていて、
サビに至って気付いたそうだ。
うむ。作らんよ作れんよ、こんな歌。
ひとさまの曲を演奏する際には、クレジットをしっかり表示することが
重要だと、あらためて感じ入った次第。
言わずもがな、は無い。
※
中島みゆき自身の人生を詳しくは知らない。
作家の個人的背景を知る必要は無い。
ただ、北海道の医者の娘で大学卒業後にデビュー、というくらいのことは
知っている。
世間を広く知っていそうな経歴ではないが、
本人もそれは承知でいる。
自分はいろんな経験をしていないから、いろんな仕事の人の話が聞きたい。
と、どこかで話していた。
ラジオ番組に寄せられる葉書が大好物なのには、
そういう理由が有るのだろう。
自分の見聞を広める手段は、探せば見つかるものだ。
そんな葉書から、いろんな所に暮らす、いろんな年齢層、いろんな性別、
いろんな仕事の人の経験談を肥やしに、
みゆき自身が構成して歌詞に仕上げている作品だ。
※
説明しなきゃと思っていたことを説明し忘れていたので、
恥ずかしげもなく、この自分の演奏について二度目を書いている。
演奏後に、バリトンウクレレを弾くのに使っていたピックを、
画面大きく写しているのには、理由が有る。
ナチスは、激しい差別をした。
ユダヤ人に対する数々の行いが知られているが、
その前に同じことを障害者を集めて実験している。
また、同性愛者も差別した。
ユダヤ人には、一見してユダヤ人だと分かるように、
ダビデの星の形のバッジを着けさせた。
同様に、様々な差別対象に、逆三角形のバッジを着けた。
障害者には黒、外国人や政治犯には赤、等々。
興味が有ったら自分で調べてみてください。
差別・排他主義・優生思想のカタログ見本のようなリストが見つかるだろう。
ほんで、同性愛者はピンクの逆三角形のバッジを着けさせられていた。
後年、このピンクトライアングルは、反同性愛差別の運動の印ともなった。
私が実行委員として参加した、日本初のレズビアン&ゲイパレードの時、
実行委員はこのバッジを身に着けた。
今ではすっかり6色レインボーばかりだけどね。
そんな時代もあったねと~♪
気付けば、演奏に使ったおにぎり型ピックはピンク色。
まさにピンクトライアングルじゃないか。
だから、動画の最後にピックをカメラに近付けたんだけど
近寄り過ぎてピンボケだし、画角になんとなく納まっていないし。
ちょと失敗。
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