冬の足音が聞こえるようになって、増える相談はこれ。
以前転んだ時に打った腰が、膝が、
捻挫の癖のある足首が、
もう何年も前の骨折のあとが、
冷えると痛む。
どうすればいい?
温めればいい。
「冷えると痛む」って分かってるんだから、
温めればいい。
方法はなんでもいい。
風呂に入っても良い、
足ならレッグウォーマーなど一枚余計に着るのも良い、
足湯だけ入るのも良い、
蒸しタオルで集中的に温め . . . 本文を読む
10月で廃車とした、愛車。
最後に多摩丘陵の中をドライブ。
軽トラしか通らないような道、
地元の人も、この奥に畑を持っている人しか入らないような道に
入って行きたくなる性質だ。
車を買い換えたら若干サイズが大きいものになって、
こんな所には車で来られなくなるかもしれない。
それにしても、語呂合わせの悪いナンバーの車だったわい。 . . . 本文を読む
1800年頃を生きた禅坊主、良寛さんの自画像。
手がドラえ●ん・・・
人物の描写が単純。
行灯の形がいびつだが、時代を考えると、奥行きをとらえたこの描き方は
かなり先を行くものだったのではなかろうか。
などなど、考え合わせた上でしみじみ鑑賞しても、
やっぱり小学生のらくがきにしか見えない。
ひどく字の上手な小学生。 . . . 本文を読む
[あらすじ] ひとに向かって「死ね」と言うのも、少々のことで「死ぬ」と言うのも、
家族の前で「死にたい」と言うのも、あんまりよろしいこっちゃないね。
病気や痛苦や障害が有ったって、今すぐ「死にゃあしない」んだし。
昨日、友人の名言を書いて「死」という語とはしばしおさらばするつもりだった。
しかし、もうひとつ思い出したことがある。
学生だった二十歳前の頃、こういうことを言う同級生がいた。
誰かが . . . 本文を読む
今週は禁句として「死ね」「死ぬ」「死にたい」を連続で扱ってきた。
毎日のように、ワープロで「死」の字に変換を連発していると、
なんだかゲンナリしてくる。
読むほうもたまったもんではなかっただろう。
いったい何人くらい生き残っただろうか。
お口直しに、友人の名言を。
その友人の一人娘は生まれつき難聴だ。
難聴というのは、耳だけの問題にとどまらない。
言葉を聞きおぼえる、ということが難しい。
言 . . . 本文を読む
[あらすじ] ひとに向かって「死ね」と言う人を好きになった人が
さほど冷たくない風に吹かれて「死ぬ」と言った。
昨日、東京で木枯らしが吹いた。
昨年より16日も遅いということだ。
木枯らしはやはり、今までの風とはひと味違う。
身がぴりりと引き締まる。
かの人はよほど今頃「死ぬ」と叫んでいるだろうか。
おだいじに。
「死ね」と言っても無意味、「今すぐ死ね」「早く死ね」なら呪いになる、
「いっぺん . . . 本文を読む
[あらすじ] 書の独習をはじめた。
小楷をきちんと書けるようになりたい。
毛筆を始めてみて3週間。
小筆にも慣れてきた。
子どもの頃、とめ、はね、はらいの形がうまくいかなかった。
一本の画の、始まりも終わりも、途中も形が整わなかった。
お手本のような形にならない。
教科書に、筆の運び方が図示してある。
そのとおりに筆を使うと、お手本どおりの形ができあがる。
その手前には、筆の持ち方や、筆をど . . . 本文を読む
[あらすじ] 「死ね」などと平気でひとに言う男を好きになった二十代女子。
私の家から自転車で15分足らずのところに住んでいる。
家に帰ろうと、戸を開けると外は風が強かった。
「死ぬ! こんな風の中、自転車マジ死ぬ。」
ブリザードじゃないんだから。死なないよ。
探検家の遺族が聞いたら怒るよ。
「死ぬ」という言葉の持つ意味が、彼女と私とではまるで違うのだろう。
思わず、「いっぺん死んでみたらいい . . . 本文を読む
五體字類は、大正五年に出版されて今も使い続けられている、
書家必携の字書だ。
漢字の意味は書いていない。
ただ、名書家の書いた文字がずらーと並んでいる。
各々の文字について、楷書・行書・草書・隷書・篆書が
何文字かずつ並んでいる。
誰がどんな書き方をするのか、広く眺められて、
たいへん重宝する字書だ。
見ているだけでも楽しい。
自作の団扇に宋代の書家、米芾(べいふつ)の行書を使って以来、
す . . . 本文を読む
二十代の友人の一人が、ある男性を好きになった。
「でも彼は性格悪いんです。」と言う。
話を聞いてみると、わりと当たり前に「死ね」「ブス」「ばか」といった
罵倒の言葉を口に出すのだそうだ。
その場にいた他のやはり二十代の女性が言う。
「ひとに『死ね』とか言っちゃいけないって、小学生くらいの時に
親から教わることだと思う。」
まったくだ。
「ばーか」
「ひとに『ばか』って言う人がばかなんですーう。 . . . 本文を読む
ブログを、ジャンルに振り分けたり、自分でカテゴライズしたりできる。
ジャンルというのはgooブログの設定したジャンルの中から選択するのだ。
これが、なかなか偏りのあるジャンル分けなのだ。
[韓流]なんてのはそのサブジャンルで何人ものスターの名前が並んでいたりする。
一方で、私が「書道」「国語」「鍼灸」「鉱物」なんてものについて書いても、
はてどのジャンルに振り分けたやら、適当なものが見当たらない . . . 本文を読む
「~だ。」と言い切る形で書くことが多い。
実は、断言しているわけではない。
「~だろう。」「~だと思う。」と書いていると、
だらだらと長ったらしくなってリズムが悪くなるからだ。
昨日も書いたとおり、ほんの、私の小さな立場から出てくる
私の考えや意見を述べているだけだ。
だから、正確に表現するなら、
「~と私は考える。」とか「~と思われる。」とか
「~ではなかろうか。」とか「~という見方もでき . . . 本文を読む
正論などというものは無い。と思っている。
何か意見を書くと、たまに「正論だ」と言われる。
私の書いた意見に賛同する人からそのような感想を言われる。
違うと思う。
私の言ったことが正論なのではなく、それに賛同しているからそれが正しく思えるだけのことだ。
正しい意見などというものは無い。と思っている。
立場が違えば、ものごとの受け止め方も自分の都合も違ってくる。
正しい意見が無いとも言えるし、 . . . 本文を読む
昨日は毎月一日の法螺の日でした。
友達から借りた車のラジオがNHKで、つけたら中国語放送の時間で
何かひとことというか「ウェインショーター」と言った途端に
中華味な音楽が流れたのは本当です。
どっこもウェイン・ショーターじゃないじゃないか!と思いながらも、
じゃあ直前のひとことの意味はなんだったのだろう、という疑問が残った。
中国語独習は、舌歯音と反舌音と舌面音の3種類のチャを聞き分けられなく . . . 本文を読む
[あらすじ] 10年あまり乗った愛車エスクード、先週ついに引退。
乗りなれた車を手放すのはさみしいものだ。
今年の夏、2頭飼っている犬のうち1頭が世を去った。
エスクードに乗り始めたのは、犬を飼い始めた時期と重なる。
車と犬と共にあった11年を思う。
「金曜日に祖師谷のお友達の家にみんなで集まるから、連れて行って」と、
老母は廃車のことをすぐに忘れて言ってくる。
近隣の友人Mに頼んで、車を借り . . . 本文を読む