ぼやいてぼやいてぼやいてぼやいて 遂には怒鳴ってパーンチ!! で、目が覚める。 夢の中で怒っていた相手は、その頃は大概、父であった。 パンチは本当に繰り出しており、寝ている横の座卓の足に拳がぶつかって 痛いのなんの…。 医者にかかれば、レム睡眠行動障害なんていう診断が下ったかもしれない。 抗てんかん薬など処方されたかもしれない。 薬で症状と呼ばれるものは抑えられるかもしれない。 . . . 本文を読む
週間予報が毎日「曇り」「雨」で埋められている。
予報官が手抜きしているのだろうか。
いや、よく見れば「曇り一時雨」と「曇り時々雨」というのがある。
「時々雨」のほうが降る回数が多そうだ。
いづれにしろ、洗濯物が干せないな。
※
テレビで人気のある俳句の先生、夏井いつきさんは、
「ギャ句」という活動もやっている。
ギャグ、と読む。
元句をちょいとヒネって、みんなで持ち寄って、笑おう、という . . . 本文を読む
これから来客があるが、接客する元気が無い、
ということを老母84歳パーキンソン病が言う。
体調に波があるので、来客の約束はなかなか難しい。
一体誰が来るのかと聞いたら
「名前わからない」と言う。ええっ、何者だ?
というか、来る人の名前も聞かないのか?
よく確かめると、聞いたが忘れた、ということのようだ。
そんならそうと言わないと、名も知らぬ人を家に入れようとしたのかと思って
びっくりするわい。
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寝苦しくない。
助かる。
時折強く降る。
昨夜のお客さんはカナブンだった。
強い羽音でせわしなく飛び回る。
つかまらない。
そのうち静かになったので、ほっておく。
朝、部屋のどこかからたまに足音が聞こえる。
袋か箱の中にでも落ち込んだか。
カサ。 カサ。
数日後に遺体で発見されるであろう。
毎日曇ったり降ったりが続くようだ。
困ったものだ。
洗濯機を回すなら今日か明日かと気にかかる。
洗 . . . 本文を読む
[あらすじ] 去年の十月から、毛筆書道を独習し始めたよ。
古典の臨書をしていると、
あれこれと書家の名前が出てきたり、ではその人がいついつの時代だとか、
時の皇帝も字がうまかったとか、皇帝の命令で作品集が編纂されたとか、
そんな話がぞろぞろと出てくる。
中高生の頃、漢文が好きだった。
三十代終わりになって鍼灸を学び、中国の古典医書を読む時にそれが役に立った。
中高生の頃、社会科が苦手だった。 . . . 本文を読む
夏の宵。
隣の家の生活音が聞こえる。
クーラーなんか使わない者同士ならでは、だ。
隣家のニイちゃんのオナラがちょいちょい聞こえる。
こんなことは初めてだ。
今日は腹の調子が悪いのかな?
・・・
ということは、私の屁も隣家へ聞こえているのか。
私は、屁が多い。
毎日よく出る。
多い日は何十回と出る。
大きい音ですがすがしく放つことも多い。
それが隣に聞こえているのか。
恥ずかしい。
え?隣に . . . 本文を読む
[あらすじ] 論文が有るから信頼できる。のか?
自分で見聞きしたことがあるから有る。のか?
論文が有ったとしても、その論文に書いてあることが信頼に足るものであるかどうかは、
熟読して精査したり、実験なら追試して同じ結果が出るかどうか見たりしなければならない。
つまり、ほとんどの人にはそんなこと無理なのだ。
誰にでもできるような規模の調査ではデータとしては不足だし、
難しい実験ができるような設備が . . . 本文を読む
そんなこと私は聞いたことが無い/そんなもの私は見たことが無い
=そんなこと/ものは無い
という言い方を、よく聞く。
誰かが言ってた、というくらいならさほど気にしないのだけれど、
あっちで聞きこっちで聞き、あの時も聞き今日も聞き、となると
あら世の中の風潮はそういうことになっているのね、と思って
引っ掛かる。
私はタマシイを見たことが無い。
だから有るとは思わない。
タマシイはそもそ . . . 本文を読む
「論文が有る」=証明されている=だから信頼できる。
という言い方を、よく聞く。
誰かが言ってた、というくらいならさほど気にしないのだけれど、
あっちで聞きこっちで聞き、あの時も聞き今日も聞き、となると
あら世の中の風潮はそういうことになっているのね、と思って
引っ掛かる。
いくつか問題があると思う。
論文が有れば信用できるかと言ったら、そんなことは無い。
論文にするにあたって、なんらかの調査 . . . 本文を読む
[あらすじ] 奥多摩湖、水と緑のふれあい館、最上階パノラマレストランにある 小河内ダムカレーは、細かな表現が凝っていて楽しい。 http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/da98be9a5ffa11e02af9f72739d15d71 らせん状に連なる展示室でお勉強した成果によれば、 ダムには型式が何種類かある。 まず大きく二つにわかれる。 コンクリートで作ったコンクリー . . . 本文を読む
[いきさつ] 佐久への旅の帰り路に、名栗湖に寄った。
ちょうど土曜日だったので、土日限定でやっているダムカレーを初体験する
チャンスだと思ったのだ。
しかし、店のおばちゃんによれば、今はもうやっていないし、再開は未定だと言う。
レジ横に手書きの食券が今もあるのに・・・。残念。
奥多摩へ行ってきた。
ああっ、そうだ、小河内ダムだ、ダムカレーがあるんじゃないか。
あるのだ。
「水と緑のふれあい館」 . . . 本文を読む
八月四日と八月六日の二日をかけて、『八月五日帖』を臨書した。
五日にはそんなこと忘れて他の事をしていた。
謝安(しゃ・あん 320-385)という人の手紙である。
7人の甥たちに、弟の謝万(しゃ・ばん)の死んだ悲しみを伝えたものだそうだ。
ひどく悲しんでいることはなんだか伝わってくる。
こんな大昔の手紙、その写真が
今はインターネットで探すと手に入るので、とてもありがたい。
しかもカラーだ。
. . . 本文を読む
[あらすじ] ブログのネタはたいてい移動しながら練る。
携帯のメモ帖機能に記録しておく。
携帯電話のメモ帖に、20以上のネタはメモしてある。
今朝は何を書くべえか、迷った時にはそれを眺める。
ずらずらと書いてあるのは、自分の興味のあることばかりなのだから、
当然、どれも面白そうだし、どれもうなづける。
というのが今までの常だった。
ところが、この頃ちょっと違ってきている。
古いメモを見ても . . . 本文を読む
毎日ブログを書くようになって何年経つのだったか。
読んでくれているある友人が、たまーに教えてくれる。
「○年○月○日からだから今%%%%日目です。
×年×月×日にす~さんはサボったので、その日からだと&&&&日目。」
ひー、サボったんじゃないの、ミスったの。などという言い訳も通用しない。
サボりたい日はちょくちょくある。
毎日、書きたいことは山ほどあるのに、
朝、何も書きたいことが無い気持ちの日 . . . 本文を読む
老母84歳、パーキンソン病。
訪問の看護師さんは毎週火曜日にやって来る。
母は、高齢ということや性格的なものやパーキンソン病からや何かで、
周囲の人の提案や提供してくれるものがなかなか受け入れられない。
看護師さんまで悩んで私に相談してくる。
とにかく、看護師さんというものは、あらゆる分野をカバーしなければならない、
それは医師は専門性が高く、他の科のことについては触れてくれないのと大違いであ . . . 本文を読む