[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
・チョコレートとアイスクリームを買いにバス通りの向こうのコンビニまで一人で歩いて行った。
・今後も行きたい、と言って、介護チームにたしなめられている。
・若い頃から甘い物が好き。
・しばしば「ひだる病」になった。血糖値の乱高下が有ったと思われる。
・それはもはや糖質依存。
・神経伝達物質はシナプスで放出されてまた回収される。
・ドーパ . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、
チョコレートとアイスクリームを買いたくて、
バス通りの向こうのコンビニまで一人で歩いて行った。
危険である。
「お金が必要です。」と言う。
おや、一人で買い物に行くのは危ないですね、という話になったはずだが。
「そこの自動販売機でジュースを買う。」
ああ、そうだ、それは良いだろう。と言っていたらコンビニまで行っちゃったわけだが。
. . . 本文を読む
繰り返してしまう、というふうに見えるのが依存症の難しいところだ。
脱け出す、きっぱりやめる、ということはまず無理であり、
日一日を「今日もやめていられました。」と過ごすことが
肝要なのだ、と、田代氏も活動の中で何度も説明してきた。
断つことができるのではないか、と思うのは
経験していない者の想像に過ぎない。
意志をしっかり持っていればそれでも避けられるんじゃないか、
と思うのも、体験していない者 . . . 本文を読む
[メンネの日記] 『中島みゆきのオールナイトニッポン』の中の、
謝りにくいことを投稿で謝ろう、というコーナー。
「ごめんね」から丁寧の「御」を除いた形である。
「運転すると人格が変わる」とか
「酒を飲むと人格が変わる」とかいうのは、
別に人格が変わるわけではなくて、
そもそも持っているけれど抑えている部分が露わになるだけだ。
と、言ってきた。
傲慢でした。
めんね。
※
『西原理恵子× . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、
家から20メートルほどの自販機にジュースを買いに行くのはOKしていたが、
家から300メートル、バス通りの向こうのコンビニまで一人で行って買い物してきた。
ある朝、相談が有る、というメモが食卓の上に置いてあった。
メモは夜に書いたものだろうか。
食卓の上には、過去の手紙や領収書や介護の契約書やその他もろもろの紙が
山となっている。 . . . 本文を読む
私と父との関係が難しくなった頃、 それでも月曜日の夜8時からは一緒にテレビを観て楽しんだ。 少なくとも、隣にいて笑っていることまでイヤではなかった。 一緒に笑うことは、大事だと思っていた。 もちろん、それだけで関係が修復されるほど簡単ではないが、 良い時間、楽な時間であったことは間違い無い。 ※ だから、私はだいじょうぶだぁ教を信じている。 そうです。私が観ていたのは変なおじさんです。 月曜日 . . . 本文を読む
髪を切った。
自分で切っている。
少し癖っ毛なので、ゴマカシが利く。
まっすぐな髪がストンと生えていたら、こうはいかないだろう。
※
子どもの頃は、母に切ってもらっていた。
たまに耳から血が出たりなんてことも有ったが、
なかなか上手に切ってくれていたと思う。
中学3年生くらいの時に、美容院に行ったらどうかと勧められ、
行った。
ドライヤーをかけてふんわり仕上げてくれて、かわいらしくなった。 . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
一ヶ月ほど前のある日。
私は夕方に帰宅した。
スーパーに寄って、母の食べ物やオヤツなどを買って帰った。
台所の食卓の自分の席の所に母は立っていた。
食卓の上には、ポリ袋が有った。
たくさんのチョコレート菓子やアイスクリームが入っている。
ヘルパーさんに頼んだのだろうか?
生活介護は契約に入っていない。依頼してはいけない。
どう . . . 本文を読む
朝6時過ぎに犬の散歩に出る。
深大寺周辺の植木畑の間の道を歩く。
朝靄が低く垂れこめている日もある。
今朝から、長袖を一枚羽織り始めました。
今まで、半袖じゃさすがに今朝は寒いんじゃないかなー、
と思いながら半袖で出かけて、
まあ、まだまだいける、
と思って帰宅していた。
昨日の朝は、半袖じゃさすがに寒いからもう一枚着用しよう
と考えて、帽子をかぶって出かけた。
頭は温かかったが、腕にやはり . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
とはいえ元気っちゃ元気なので、活動的である。
活動的であるとはいえ、思いどおりには動けない。
本人のままならなさは量り知れないほどだが、
同じ屋根の下にいる者も翻弄されますわよ。
本日は先ほど翻弄されてしまった不甲斐ない精神に基づいて、
お届けいたします。
※
雑に言うよ。
大体ヨお、身体でも心でも病んでしまうのは、
イヤなこ . . . 本文を読む
久しぶりに寝言で声を出して目が覚めた。
どんよりと腹が痛く、胃がもたれている。
仰向けで、腕組みしており、背中が凝って痛む。
こんな寝方だからいやな夢を見たのか、
いやな夢を見たから身体が固く緊張したのか。
ニワトリが先か卵が先か。
※
後で夢の内容を思い出せるように、
いくつかメモを書いて、寝直した。
※
家の部屋にいる。
母も同じ部屋にいる。
棚に食材を置くようにしたい。
という相 . . . 本文を読む
ひとりごと 12月18日の、バガヴァッド・ギーターの3回講義の最終回までに 全編を原語のサンスクリットで読んでおきたい。 と考えて、着手したのが9月15日で、3ヶ月しか無い。 一つ一つの語彙の解説(意味と性・数・格)付きの日本語訳の有るサイトを見つけた。 http://note.sitarama.jp/category/%e3%83%90%e3%82%ac%e3%83%b4%e3%82%a1 . . . 本文を読む
[あらすじ] 自宅の玄関を入ってすぐの壁に、ピラネージの版画が飾ってあって、 カビた。 外した。 陰惨な雰囲気だから、もらった当初から嫌いだった。 西洋の銅版画を、私は嫌いではない。 モノクロの線描なんて、好きな部類だ。 しかし、自宅の玄関にこれはたまらん。 ※ 昨日、wikipediaを見て「ローマの建築家」と書いたが、 外した額の裏面を見たら、「ヴェネツィアの建築家」と書いた紙が貼って . . . 本文を読む
昨日から11月。 昨日はついたち。 エイプリルフールだけじゃ物足りない。 毎月一日に法螺を吹いている。 馬鹿だな。 毎月31日に仮装して酔っ払っているヤツがいたら 馬鹿だと思うもんな。 ※ 二階の窓際に亀裂が入っているようで、 そこから浸み込んだ北からの雨が、 階下の壁を中から湿らせ、 更に雨の勢いが勝つと、雨漏りとして滴り落ちる。 誰かの贈り物の版画は雨漏りで湿ってカビている。 作者 . . . 本文を読む
家に帰って、玄関を開けた途端、かすかなにおいに気付いた。
かすかなにおいというのは、入った瞬間が大事だ。
嗅覚はすぐに慣れてしまう。
あれ?と思ってあらためて嗅いでも、もうにおわない。
まあ、それくらいの弱いにおいならいいじゃないか、とも言える。
しかし、相手がカビの場合、
弱いうち少ないうちに制しておきたい。
※
玄関を入ったところの廊下で、少々雨漏りがする。
まっすぐ降るのなら大丈夫な . . . 本文を読む