コスモのフォトアルバム

旅の記録 五街道ウォーク中!旧東海道、旧甲州街道、旧中山道を完歩。只今、日光街道に挑戦中!    

河原稲荷神社(足立区千住河原町10)~旧日光街道を歩く(1回目)

2014-01-10 20:33:39 | 旧日光街道ウォーク

街道ウォーク<旧日光街道<日本橋~蒲生駅
2013年12月29日 目指すは日光東照宮 1回目

河原稲荷神社 (足立区千住河原町10)

 

 

狛犬は高麗犬とも書くコマというのは異国を意味しているので高麗の字を宛てたようである。狛犬は石などで造り御殿や神社の前に据え置くもの、鬼魅を避けるためといふ。起源については種々の説があって一定しない。一般に狛犬を唐獅子と言ったりするように、本来は獅子ではないかと思われる節がある。当神社の狛犬は足立区内最大の狛犬で自然石を組み上げた上に鎮座させている阿吽の一対。口を開けている方が阿で雄という口を閉じているのが雌。何でも大きなものが好きな「やっちゃ場」の旦那衆が造りあげたものである。残念ながら石工は疎か献納者の名も刻んでいない。良く似た兄弟狛犬がある。浅草寺隣り三社祭で知られる浅草神社の狛犬。台座の石組みもそっくり同じ手法でダイナミックなノミ捌きも同じ石工の作としか思えない。皆様も是非浅草神社でご覧下さい。河原稲荷神社

 

▲浅草神社の狛犬

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元やっちゃ場~旧日光街道を歩く(1回目)

2014-01-10 18:46:25 | 旧日光街道ウォーク

街道ウォーク<旧日光街道<日本橋~蒲生駅
2013年12月29日 目指すは日光東照宮 1回目

元やっちゃ場

やっちゃ場の由来
やっちゃ場は多くの問屋のセリ声がやっちゃいやっちゃいと聞こえてくる場所(市場)からきたと言われている。古くは戦国の頃より旧陸羽街道(日光道中)の西側に青空市場から始まり、江戸・明治と続き、大正・昭和が盛んだったと聞いている。街道の西側に三十数件の青物問屋が軒を並べ、毎朝、威勢のよいセリ声が響き渡り、江戸・東京の市内に青物を供給する一大市場だった。昭和16年末に第二次世界大戦の勃発により閉鎖となり、以来、青果物市場は東京都青果物市場へと変わっていき、やっちゃ場という言葉のみ残った。五街道の奥州街道・日光道中の両側に三十数軒の青物問屋が軒をならべている。まさに専門店街である。日本の専門商店街はここから始まったと言っても良いだろう。
旧道を楽しくしようかい(会) 千住大賑会 河原

▲昭和5年千住市場問屋配置図

▲旧日光道中

▲側面には 是れより西へ大師道

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