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米子城跡~鳥取県米子市久米町

2016-11-15 05:21:46 | その他の城

2016年8月28日 鳥取県

米子城跡

鳥取県米子市久米町

西伯耆の拠点的な城であった米子城は、山陰で最初に築かれた近世初期の城郭です。天守のあった標高90メートルの湊山は、北側に丸山、東側に飯山、さらに南西側には中海という天然の要衝を擁する地で、この城山を内堀で囲み、さらに外郭に武家屋敷を配し、外堀を巡らせるという、典型的な平山城の特色を備えていました。湊山頂上には、四層五重の天守閣と四重櫓という大小2つの天守が、華麗に連なっていました。江戸時代に発布された「一国一城令」の下、例外として存続を許された「支城」と呼ばれる城のなかで、このような天守をそなえたものは全国でも稀です。城の建物は、ほとんど姿を変えることなく、明治にいたるまでその偉容を誇りました。その城の建物は残っていませんが、石垣や礎石などは城郭の形態をよくとどめ、その構造を知ることができる城跡として重要です。また、米子城に関する文献・絵図資料なども数多く、良好な状態で伝えられています。

 

 ▼旧小原家長屋門

米子城二の丸跡の南東側に、米子市で唯一の武家屋敷の建物である小原家長屋門があります。長屋門とは家臣などを住まわせるため、武家屋敷の前面に長屋を設け、その一部を開けて門とした建物です。この長屋門は桁行20.38メートル、梁間4.03メートル、木造瓦葺平屋建て入母屋造りで、入口正面に向かって右側に1室、左側に2室あります。左側奥の部屋には、物置用に造られたと思われる屋根裏の中2階があります。窓の部分は出窓づくりの古い造りが残されています.

     

▲内善丸(ないぜんまる)
        

鉄御門跡
   

 

▲ 天守などの礎石

▲大山(?)だと思いますが。

  

 

▲遠見櫓跡

 

2016-11-15 05:21:46

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