2018年1月28日 【明治村】 愛知県
芝川又右衛門邸
愛知県犬山市内山(明治村)
壁は杉皮張、1階ホールは聚楽壁に網代と葦簾を市松状に用いた天井が用いられ、2階の座敷には暖炉が設けられるなど、全体として和の中に洋があしらわれた意匠であったが、関東大震災後の昭和2年に、隣接地に和館を増築する際、耐火を意識し、外壁はスパニッシュ風な壁に変更された。 関東大震災の際、木造建築が火災で大きな被害を受けたことから、外壁にスパニッシュ風な壁を用いることが大正末から昭和初期にかけて、特に関西を中心に大流行した。
旧所在地 兵庫県西宮市上甲東園2丁目 建設年代 明治44年(1911)
▲階段部分の壁の仕上げが凄い!
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