2019年3月9日【佐賀・長崎2019】 長崎県
平戸市大島村神浦 (重要伝統的建造物群保存地区)~長崎県
神浦は中世には遣明船の寄港地として知られた玄界灘に浮かぶ的山(あづち)大島の南東にある港町である。寛文年間(1661-73)に鯨組の本拠地が置かれた際に埋め立てられた組網工場等の敷地がやがて鯨組の廃止を経て町家化していった歴史がある。 町家は切妻造平入、桟瓦葺で、屈曲した街路に合わせた台形の平面を持つものが多い。 近世から近代にかけての離島の港町の歴史的風致をよく保っている。
▼天降神社
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朝鮮井戸
この井戸は、近くから黒曜石等が発見されていることや上部水路の状況から、縄文、弥生時代からの水系とみられている。地層の傾斜が海水の浸入を防ぎ、水質も良く水量も豊かである。 天然の良港的山湾とこの井戸の存在は、古くから多くの船団に知られ、大陸に渡る船団の寄港や貿易の中継地として海上交通の要衝をなしている。
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的山にて(フェリー乗り場)
フェリーで平戸桟橋に戻る
2019-05-26 05:38:30
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