2023年5月8日 長崎県
聖福寺(重要文化財4棟)
長崎県長崎市玉園町
長崎県長崎市玉園町にある黄檗宗(おうばくしゅう)の寺、聖福寺。日本に黄檗宗を伝えた隠元の孫弟子・鉄心道胖(てつしんどうはん)が、長崎奉行、長崎の華僑たちの支援を受け、延宝5年(1677年)に開山しています。江戸時代中期築の大雄宝殿(本堂)、天王殿、鐘楼、三門は国の重要文化財に指定。
▼惜字亭(市指定有形文化財)
経文その他、 寺内の不要文書類を焼却するための炉で惜字亭という名称はたいへん奥ゆかしい。 煉瓦造り漆喰塗りの六角形で、 築造は慶応2年(1866)7月とされている。
▼天王殿(重要文化財)
中央に弥勒菩薩(布袋)と韋駄天を背中合わせに祀り、左右を通り抜けにした。仏殿と門を兼用する独特の形式を持つ。中門・弥勒門・護法堂などの別名がある。
▼布袋様
▼鐘楼(重要文化財)
この鐘楼は、堺と長崎の棟梁の合作で、享保元年(1716年)に竣工。長崎県下で鐘楼建築では現存する最古のものである。
▼石門
▼??
▼境内の高台から見た長崎市内
※大雄宝殿(重要文化財)は改修工事中。山門(重要文化財)は見逃してしまいました。
cosmophantom