東海道・山陽新幹線 徳山駅 (山口県周南市)
平成15年11月25日火曜日。夜も明けぬ岩国駅。新松戸-西鹿児島間の往復乗車券を手に鹿児島への旅が始まる。来春、九州新幹線新八代(仮称)~鹿児島中央(現西鹿児島)間が開業するが、これに伴い廃止となる鹿児島本線八代~川内間を特急列車で通ってみようと思う。鹿児島には用はない。列車に乗るだけの旅である。
今から乗る山陽本線普通(列車番号527M)新山口(旧小郡)行は岩国始発で、寝台特急「はやぶさ」(列車番号3)東京発熊本行(寝台特急「さくら」併結)の5時57分の発車の後、6時05分に発車となるが、6時を過ぎても「はやぶさ」「さくら」が来ない。岩国で先行させないと、新山口行が途中駅で特急を先行させ、列車の遅延となることも考えられる。この後の徳山では、乗換え時間が5分しかない。遅れてもらっては困る。車掌に接続するかを尋ねるが、保証は出来ないようだ。結局、特急の姿を見ぬまま定刻に発車。
列車は海沿いを走る。外は夜の闇の中で車窓は楽しめない。下りの一番列車だが、乗客は少ない。柳井あたりから明るくなり、通勤の乗客で徐々に混み合ってきた。徳山に定刻の7時12分着。心配していた乗り換えも問題ない。在来線ホームから階段を上り、新幹線ホームへ。用を足したいが5分では無理である。すぐに入線してきた新幹線「こだま543号」(列車番号543A)の7号車に乗車する。進行方向窓側の席を確保。ほとんどが始発の広島からの客と思われるが、まずまずの乗車率である。さっそく車内で用を足しているうちに、7時17分の発車となった。 (つづく)
平成15年11月25日火曜日。夜も明けぬ岩国駅。新松戸-西鹿児島間の往復乗車券を手に鹿児島への旅が始まる。来春、九州新幹線新八代(仮称)~鹿児島中央(現西鹿児島)間が開業するが、これに伴い廃止となる鹿児島本線八代~川内間を特急列車で通ってみようと思う。鹿児島には用はない。列車に乗るだけの旅である。
今から乗る山陽本線普通(列車番号527M)新山口(旧小郡)行は岩国始発で、寝台特急「はやぶさ」(列車番号3)東京発熊本行(寝台特急「さくら」併結)の5時57分の発車の後、6時05分に発車となるが、6時を過ぎても「はやぶさ」「さくら」が来ない。岩国で先行させないと、新山口行が途中駅で特急を先行させ、列車の遅延となることも考えられる。この後の徳山では、乗換え時間が5分しかない。遅れてもらっては困る。車掌に接続するかを尋ねるが、保証は出来ないようだ。結局、特急の姿を見ぬまま定刻に発車。
列車は海沿いを走る。外は夜の闇の中で車窓は楽しめない。下りの一番列車だが、乗客は少ない。柳井あたりから明るくなり、通勤の乗客で徐々に混み合ってきた。徳山に定刻の7時12分着。心配していた乗り換えも問題ない。在来線ホームから階段を上り、新幹線ホームへ。用を足したいが5分では無理である。すぐに入線してきた新幹線「こだま543号」(列車番号543A)の7号車に乗車する。進行方向窓側の席を確保。ほとんどが始発の広島からの客と思われるが、まずまずの乗車率である。さっそく車内で用を足しているうちに、7時17分の発車となった。 (つづく)