この夜の月出時刻は、20:01だったと思いますが、2000メートル級の十勝連峰が壁となり、
実際月が顔を出したのは、20:20頃だったと思います。
ここで撮影データをまとめておきましょう。
カメラ: EOS5Dマーク2
レンズ:24-105mm/F4純正標準ズーム(手ぶれ防止機能オフ)
フィルター:なし
三脚: ジッツオG2531+スリック自由雲台 (レリーズ使用)
撮影モード:絞り優先AE
AFモード:マニュアルフォーカス
ホワイトバランス:オート
ピクチャースタイル:風景モード
ISO感度:640
絞り:4.5~5.6
シャッター速度:20~6
画質:RAW
などなどです。デジタルは記録が残るから便利やねえ。
フィルムでは、下手したらどのレンズで撮ったのかさえ、わからなくなっちゃってたからね。
RAWモードで撮ったのを、DPPでJpegに変換、同時に大幅に圧縮して、サイズダウンしています。
それ以外、パソコン上でのレタッチはしておりません。
月あかりでそれなり明るいとはいえ、周囲は街灯もなく真っ暗です。最初ファインダーを覗きながらの
ピント合わせが大変で、私だけなら、適当に「無限大」付近にセットして、あとはそのままだったところ、
北海洋さん曰く、「デジタルはピントの甘さを許してくれない」そうで、ライブビュー機能を使い、
マニュアルでピントを設定します……正確には、設定してもらいました、北海洋さんに。
どうしたら、ライブビューになるのかさえ、知らないんです。「買ったばかりだから」は言い訳で、
基本的には、シャッターを押すことくらいしかできない私は、おそらくこの先も進歩しないまま、
ほとんどの最先端の機能を使わず終わりそうな気がしますね。
暗くて、水平にセットできているかどうかもわからない。その点、北海洋さんはちゃんと水準器を
用意されてますが、私は当てずっぽう、「あとはなるようになれ!」ですわ。
日没後、少し風が吹いて、湖面が揺らいでいます。また、オプタテシケ(一番左端の山)あたりには
どうやら雲がかかっているようですが、肉眼では暗くて正確な確認ができません。
設定を微妙に変えながら、下手な鉄砲を撃ちまくりましょう。