【平治岳山頂のミヤマキリシマ群落と九重連山/2017.06.04撮影】
【平治岳山頂のミヤマキリシマ群落と大船山/2017.06.05撮影】
立中山から戻り、小休止したあと、今度は平治岳(ひいじだけ)へ向かった。日帰り登山者と
入れ替わっての時間差登山だ。標高の高い平治岳は見頃にはまだ少し早いかと心配していたが、
ミヤマキリシマはほぼピークを迎えているように見えた。花付きはさほどでなくとも、虫害が
まったくないので、まずまずいい状態だといえよう。
平治岳本峰の先端に立つと、尾根筋に絨毯を敷き詰めたように広がるキリシマの群落と、
キャンプ地でもある坊がつるの湿原を隔て、九重連山の山並みとがダイナミックに眺める
ことができる。
下の写真は翌日早朝に撮影したもの。太陽が厚めの雲に隠れ、鈍い日差ししか届かず、
メリハリに欠けるあまり良くない条件だ。逆にその分、キリシマのピンク色の艶かしさが際立っている
かもしれない。
平治岳南峰越しに、中央奥の台形が北大船で、大船山は先鋒のみが一部見えている。
左奥の三角形ふたつが黒岳。
昨深夜の暴風雨はひどかったです。和歌山市では瞬間最大風速が30メートル近かったようですわ。
台風並み、あるいはそれ以上だったと言っても過言ではないかもしれません。雨は朝のうちに上がり、
午後から急速に天気が良くなりました。
キュウリの苗(3本)を畑(畝)に直植えしました。あの暴風を避けられて、しかも雨上がりですから、
まずまずいいタイミングでの植えつけだったとしておきます。
ジャガイモは風に激しく煽られ、一部の茎が折れていました。根元から折れたものはなかったようですが、
相当傷めつけられてしまいました。
カゴで育てているジャガイモの茎も大きくしなっていました。これでも、少し土地を寄せて
修復作業をしたあとなんですよ。うまく立ち直ってくれるかどうか。
逆にいいこともあって、昨日まで枯れてしまうかと心配していたナスビの苗が復活していました。
下葉などは、昨日水を与えたあとも萎れたままだったので、かなりあきらめかけていました。
このまま完全復活を遂げてほしいところです。しばらく水切れ注意ですね。
風でなぎ倒されたスイセンの葉っぱ。本当にひどい風でした。ナスビとピーマンの苗はまだ小さく、
ビニールの覆いがあったのでほとんど無傷だったのが不幸中の幸いでした。ビニールから
はみ出すくらい大きく育っていたらこれでは済まなかったでしょうし、キュウリはツルが伸びてしまったら
対処しようがありません。
キュウリは風と病害虫が大敵です。このまま何事もなく育ってほしいところですが、メイストームって
言葉もあるくらい5月も風の強い日があるし、心配は尽きませんね。
これは昨日マクロレンズで写した写真です。昨深夜の暴風雨で、一部の花は原形をとどめていない
ものもあります。
ランの仲間。これは室内(玄関)の鉢植えなので被害なし。
同じ仲間の白花。この鉢も室内に非難させていました。
ブルーデージー、被害は少なかったようです。
カラー。咲ききっていた花はかなり傷みが目立ちます。でもまた次々咲いてくるでしょう。
キンセンカ(黄色)を縦位置と横位置で撮ったもの。別に何の色調整もしていないのに、ずいぶん色味が
違って見えますね。下のほうが実際の色に近いと思います。風で茎ごと倒れてしまいました。
復活するのか?
クンシラン(君子蘭)は一部の花が散り、茎ごと倒れたもののあります。でもつぼみだったものは影響少なく、
数日後見頃となるでしょう。
これはいただいたシャガを活けたもの。我が家の裏庭(北庭)で咲いていたシャガは、風で散ってしまった
みたいです。