旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20181102~03  舞鶴港~小樽港  超閑散期の船旅

2018-11-02 11:02:01 | Weblog




11月2日(金)  晴れ時々曇り

仕事を早めに切り上げ、時間に余裕を持って出発した。阪神高速・堺線が工事で今日から通行止めに
なっていたからだ。阪和高速&近畿道を使えば無難なのはわかっていたが、金銭的な問題もあり、
できるだけ下道を多く使いたかったので、阪神高速・湾岸線に乗ってみた。

ところが、この先渋滞6キロと表示があり、皆考えていることは同じで、堺線が使えない分、周辺の
高速や下道は軒並み混んでいることが想像できる。早々にあきらめ泉大津で下車、泉北高速経由
近畿道からはオール高速道路を使い舞鶴に向かった。事故で近畿道も一部が渋滞したのでヒヤっと
したものの、以降は順調に流れた。

11月に船で北に向かうのはこれが二度目か。究極の閑散期で、私が着いた頃には待合室に誰もおらず
閑古鳥が鳴いていた。乗用車は計10台、バイクはなし。乗客は推定30名程度か。広い船内は静まり
返っていた。だが、個人的にはこの静寂、けっして嫌いではないのだ。

それでも多いのか?トラック便の荷物の積み込みには時間がかかり、出航は遅れ、日付を超えていた。


           

11月3日(土) 晴れ時々曇り

船内イベントは映画上映以外なにもなく、カフェも営業しておらず、「あとは勝手にどうぞ」の自由気まま感が
たまらなくいい。二度入浴した湯船も貸し切り御礼であった。

定年退職後札幌へIターンするおじさんが、退屈しのぎに話しかけてきた。海外をまたにかけ活躍し、
英語も話せるエリートのようだが、頭の良さが災いし、煙たがられ、再就職は困難を極めたらしい。
札幌で家庭教師の職にありついて、第二の人生を過ごすのだそうだ。

向こうはもっとおしゃべりしたがっていたようだが、こちらは読書にいそしんでいてそれなりに忙しい。
まあ別に、ぜひとも今読まねばならぬってわけではないのだけれど。


   

天気良好。低気圧の影響で残っていたやや高めの波が、どんどん静かになった穏やかな海に
夕日が沈んだ。


   


   


   

今日は海に落ちるようだ。


   


   

ちょっと変形してダルマさんみたいな形になった。


   

ここ数日天気が安定した北海道。できたらもう一日早く到着したかったが、休みの関係で致し方ない。
オール高速で美瑛を目指し走り出す。







   


コメント
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