Oさんらと別れ、当麻岳へ登り始めます。「どうせダメだろう、すぐに引き返そう」ってグズグズと。
ところが、直登を終え、尾根に差し掛かった頃、急に視界が開け始めました。
大慌てでカメラ、三脚をスタンばって、撮影したのが上の写真です。覆っていたガスが
切れ始めている感じがわかるでしょうか?
ガスが晴れそうで、結局晴れなかった…ってのは、しょっちゅうあるお話です。しかし、この日は
ラッキーなことに、ガスがすっかり吹き飛んで、雄大な景観が見え始めました。
ナナカマドが全般にオレンジ色なのが残念ですが、裾合平越しの旭岳の眺めは、
スケールが大きいですね。
これから登っていく当麻岳・尾根筋。両サイドにチングルマの紅葉が広がっています。
9月20日(月)
二日間の完全休養のあと、ようやく天気回復。しかし、明日はまた予報が悪いとか。
宿泊体制での登山は難しそうで、日帰りで楽しめそうな場所を検討した結果、
愛山渓から入山し、当麻岳を目指すことにしました。「他が良くても、ここは悪い」
沼の平の紅葉はその夏の天候に大きく左右されるようで、いい時に当たるのは
難しい。この年は、他があの状況なので、ここがいいはずはないと思いましたが、
やはり、シーズンに一度は訪れたい場所なんです。紅葉に関係なく、ロケーションは
ものすごくいいですしね。
愛山渓着。温泉宿泊施設・愛山渓倶楽部に宿泊の方なのか?それとも予報がいいので、
登山者が多いのか? すでにそれなりに車がとまっています。登山準備を終えて出発。
5:50発 愛山渓 8:11着 当麻乗越(とうまのっこし)
昨年、いい天気にもかかわらず、夜露に濡れたブッシュ漕ぎでびしょ濡れになった
苦い経験から、最初から雨具の上下を着こみます。登山記録簿を見ると、すでに
それなりの数のパーティが入山済みですが、直前の組が永山岳方面へ向かったのを
見送ると、結局、以降は誰にも会わず、今回も私ひとりの沼の平でした。(熊が怖い)
この間、一枚も写真を撮っていません。ナナカマドのチリチリは覚悟の上でしたが、
案の定です。この時点で快晴、素晴らしい天気だっただけにもったいですね。
加えて、相変わらず道はぬかるみ、ドロドロで、嫌になってきます。とりあえず、
当麻乗越までは行ってみようとがんばります。ここでは過去様々な方とばったりお会いしてまして、
昨年は北海洋さんとご一緒できたのが記憶に新しいのですが、いくらなんでも、
そうそう知人はいないだろうと登りついたら、やはりいたのです、お知り合いが。
地元セミプロOさんがお連れの方(妙齢のX嬢)と共に、乗越の岩場でご歓談中でした。
旭岳ロープウェイ方面から来られたようです。Oさんとは数日前にお会いしたばかりなんですが、
私を交え三人でペチャクチャと長いおしゃべりが止まりません。基本的には、
「紅葉悪いね~」なんて話を延々やってまして、「そうそう、この前、初めて夜明けの
第四雪渓に挑戦したんですよ」とご報告。今回、早朝第四雪渓に行ってみたのは、
以前ご一緒した時に、あそこで写真が撮れるとOさんに聞いていたのをヒントにしたんです。
結局、1時間くらいしゃべり倒している間に、例のパターンでガスが発生、雲がどんどん
製造され始めました。旭岳山頂もガスり始めます。ますます先を行くのが嫌になっちゃって、
この時点でもう頭の中90%くらいは、あさひ食堂の「特みそ」が占めていました。
しかし、その誘惑を振り切り、「一応ダメ元で、もうちょっと上まで様子を見てきますわ」と
Oさんらと別れ、歩き始めます。でも、結果的にこの判断は正解でした。
なんといってもこのあとは天気に恵まれず、これがこの旅の本格的な野外活動の
最終ラウンドとなったのですから。
*え~っと、史実に基づきますと、
18日(土) 北見・トリトン&つるつる温泉遠征
19日(日) 帯広・お買い物&グルメ遠征
が行われていて、これをブリッジに話を進めるつもりでしたが、それでなくても
すでに収拾がつかなくなっているのに、さらに長くなってしまうので、割愛しました。
デジタル一眼を所有し、常にRAW+Jpegで撮影していたものの、これまでは
RAWを現像する必要性を感じずに、ここまで来たってわけです。
ところが、昨年末頃、なにげなくRAWで記録したのを使おうとして、ちんぷんかんぷん!!
RAWというのは単に「圧縮処理されていない、記録容量の大きな保存方法」くらいの
認識しかなかったのです。この時、ブログ内で知識のなさを嘆いたら、北海洋さんから
助け船が出て、色々教えを請いました。(その時の記事は こちら です)
ちなみに、今回のサブタイトルは、北海洋さんの明確なアドバイス・コメントを
そのまま使わせてもらいました。が、彼の熱弁にもかかわらず、私のまわらない頭では、
あの時点ではまだおぼろげにしか理解できていなかったようです。それで、
DPPに関する入門書を購入、さらに東京のHさんにも私信で助太刀してもらって、
このところちょっと、知識的には進歩した私です。
なにせ両名共に、「RAWでしか撮らない!」「RAWで撮れるから、デジタル一眼を選んだ」
と豪語されていて、並々ならぬ熱意ですからねえ、圧倒されますよ!
以前ずっと古い記事で、「デジカメはあれこれレタッチしていじくりまわすから、
元の画像はどんなんかな~ってことにならないのか」」とも危惧した私ですが、どうも
RAWを使うと、これも杞憂らしい。RAWで記録した画像をあれこれ好きにレタッチしても、
元の画像(つまり、生の状態)は、いつでも呼び出せるようなのです。
これだと、レタッチ慣れしていない私でも、安心して作業できるというものです。
お二人が「RAWでしか」という理由がようやく理解でき始めました。(遅い!!)
では、作例でちょっとご紹介。RAW画像をDPPで調整、Jpegに変換後、圧縮したものです。
まあ、わたくしの作品は、常に露出もバッチリ、RAWの状態で十分なので、普段は
わざわざレタッチする必要はないのですがね。(何かご質問でも?)
これがノーマル状態。
撮影データは、
ホワイトバランス:オート
ピクチャースタイル:風景モード
ホワイトバランスを「白熱電球」に変更。
ピクチャースタイルを「スタンダード」に変更。
「RAWパレット」でできることのほんの一例です。
つまり、撮影時にあれこれ「どのモードで撮影しようか?」などと迷わなくても、
あとで大抵のことはどうにでもなるようなのです。ただ、このパレットを使えるのは
RAWモードで撮影した場合のみなので、「RAWで撮っておくのが大事」なのです。
という感じの理解でよろしいのかなあ? お二人さん。
RAWパレットで基本的な調整をして画像を整えたら、さらに「RGBパレット」
「NR/Lens/ALOパレット」でレタッチ作業を進めるようで、これらのパレットは
Jpegモードでも使えるみたいです。加えて、私の持っているフォトショップCS4などの
専門のレタッチソフトを使えばもっと細かい調整もお手のもの…と言いたいけど、
宝の持ち腐れ、プリントする際にシャープをかけるくらいにしか使ったことないからなあ。
この先はレタッチの知識&経験がさらに必要になるだろうし、面倒くさがりの私は、
よほどのことがない限り手を出さないと思っているんです、今のところは。
それに繰り返しになるけど、「生」が素晴らしいわたくしの作品は、余計なレタッチする必要は
ないと思うんですよ。(またも、何かご質問でも?)
これまで EOS-30D を使ってきて、「デジカメのバッテリーって思ったより長持ちするな」
と感じていました。それで、一度フル充電しておけば、数日間の山中泊でも問題ないだろうと
考えて、当初は EOS-5Dマーク2 でも予備を買うつもりはありませんでした。
しかし、この相談を東京のHさんにしたところ、予備のバッテリーを持っていた方がいいとの
明瞭なお答えをいただきました。一番の理由は、こまめに充電を繰り返すと、
バッテリーの劣化が早まり、モチが悪くなるからとのことでした。
彼は、バッテリーマークが点滅し、警告し出してから充電するんだそうです。
これまでフィルムカメラでは、予備の電池をウエストバックに常備した上に、
さらにもう一個、下界に待機させていました。さすがに一回の旅行で、予備の予備まで
使うことはなかったけど、電池のないカメラは「ただの箱」なので、念には念を入れていた
のですね。旅先では、うっかり充電を忘れて山行することもあり得るし、やはり常に
最低2個は用意しておいた方いいでしょう。
ということで、あっさり考えを変えて、もう1個購入したってわけです。
5D2はバッテリーのシリアルナンバーまで読み取って、管理できるんですね。
バッテリーを入れたままにしておくのも良くないと思い、常時マクロレンズを装着、
接写写真は5D2で撮影することに決めました。日常、30Dと使い分けようって魂胆です。
EOS-5Dマーク2 には、「オートセンサークリーナー」が内蔵されていて、
東京のHさんによると、それはかなり高性能ではあるものの、残念ながら
万全ではなく、やはり手動でのクリーニングが必要になるようです。
特に当初は、内部から出る「油分を含む粘着性のダスト」が付着することがあり、
これはなかなか個人でとるのは難しいようで、メーカーのサービスに依頼する方が
賢明だろうとのことでした。保証期間中は、センサーの清掃は「無償」みたいですしね。
ただ、無償とはいえ、和歌山から大阪へそんなに頻繁には出かけられないし、
いずれ有償になることです、自分でできることはできるだけしたいですよね。
しかし、カメラの心臓部である「映像素子」の清掃に素人が手を出していいのかどうか…
特にどんくさく、不器用な私は、できたら触れたくない繊細な部分だと思うんです。
が、Hさんいわく「カセットデッキのヘッドを掃除していたことを思い出して下さい!」と
励まされました。ヘッドの掃除くらいなら、当たり前のように頻繁にやっていた私です。
根性を決めてやるっきゃないですなあ。
Hさんが勧めてくれ、また、彼が実際使っている掃除用具は、
・パッション DD Pro (静電気を使うタイプ)
・ペンタックス O-ICK1 (粘着性のクリーニング・スティック)
・堀内カラー ペタンクリーナー (同種のスティック、大小二本のセット)
とのことでした。
とりあえず、一番扱いやすそうで、しかも安い? ペンタックスのを買いました。
ビックカメラで 定価4200円(税込) 売価3360円(税込、ポイント5%付) でした。
近いうち、過去一度も掃除していない! 30Dで試してみたいと思います。
二度ほどブロアーで吹き飛ばしたことはあったけど、基本的に絞り込んで撮影する必要が
なかったので、ゴミが気にならず、ほったらかしだったんですね。
おまけ:
写真右が5DMK2専用の液晶保護フィルム。大きめサイズでピッタリ、しかも
上部のパネル用も付属。最初からこれ買っといたらよかったよ~
上の記事はだいぶ前に完成していたものです。
しばらくして、EOS-30D で初挑戦してみました。
まず、画面いっぱいに青空を写してゴミをチェック。
写真が小さく、右の二か所はわかりづらいでしょうが、左の円内のゴミは顕著ですね。
こちらが作業後、無事ゴミが除去されました。
ちょっとドキドキしたけど、私でもできるんだから、みなさんは大丈夫だと思いますよ。
ただ、スティックが挿入されると、当たり前だけど、その部分(ゴミのある個所)が見えなくなり、
感覚のみでというか、半分当てずっぽう、けっしてやりやすい作業ではなかったなあ。
キットに付属の三点セット。スティックおよび詳しい作業指示書とゴミを張り付ける粘着シート。
山でのレンズ交換などの際に、いつゴミが付着するかもしれないので、できたら
旅先にもこれを準備しておきたいけど、問題は作業場所の確保だろうか。
ほこりが少なく、明るい、人の多くない場所が望ましいだろうけど、YHなどの
公共の宿では、意外にそんな場所は少ない。映像素子をはっきり確認できる、
明るさも確保したいけど、ビジネスホテルの個室などでは、安全に作業
できるかもしれないものの、ちょっと暗いような気がするなあ。
まあ、いずれにせよ、諸問題は、「慣れ」が解決してくれるのかもしれません。
本当は、詳細にレポートするつもりでしたが、時期を逸し、
しかも、時間もないようなので、アウトラインだけのご紹介。
写真手前が、2000年~2010年までの曲を集めた最新ベスト盤、
「ヒロコ タニヤマ ダブルオーズ」 です。
むしろ黒系の曲の方が多いのでは? という選曲で、15曲約70分収録、
ボリュームたっぷり、「浩子ワールド」に浸ってください。
なお、収録曲のうち、素晴らしき紅マグロの世界、まもるくん、洗濯かご、神様、テルーの唄
については、ブログ内で歌詞の一部を引用させていただいているので、興味のある方は
ご覧ください。そして、さらに気に入った方は、このアルバムを買ってあげてね。
写真奥が、今回再発売された70年代の曲を集めたベスト盤、
「ヒロコ タニヤマ セブンティーズ」です。
シングル曲中心の選曲で、時代を感じますねえ。
旧ポニーキャニオン・レーベル盤が廃盤になり、手に入りにくくなったので、
今回、ヤマハ・レーベルから再発売されたもの。残念ながら、音質、
収録曲数ともに変わっていないので、すでに旧盤をお持ちの方には
あまり追加購入の魅力はないようです。
収録曲を増やしてほしかったなあ…
「~ダブルオーズ」を購入したらもらえる、特製クリアファイルです。
ただ、特定の店舗のみのようで、関西では唯一、「上新電機・ディスクピア店」で
配布されているようです。数に限りがあり、情報が遅くなってしまったので、
まだ在庫があるのかは微妙なところです。
さて翌日、押入れを家探しして、段ボール箱から取り出しましたのが、キューブ・スタイルの
インシュレーター(スピーカー・ベース)。仕舞いこまれたまま、すっかり忘れられた存在に
なってました。セラミック、金属など計4種類そろってます。すべて取り替えて試聴しましたが、
結果、一番気に入ったのが写真のクリスタルガラス製のベースでした。
音の響きの美しさは圧倒的、とても魅力ある音色になりました。聴き惚れましたよ!
ボーカルも一番きれいに思いましたが、まだ少し硬めなのかなあ? 曲によっては
まだまだきつく、強めに出るきらいがあります。もしかしたら、他のベースと混ぜ合わせたら、
もっとふくよかなボーカルになる可能性もありますね。あと前述したスタンドベースを敷いたり、
スピーカーケーブルを変更してみたりと、まだまだやることはあるかもしれないけど、
まずはここまで。なにより、各楽器の音がとても魅力的に響き出したのがうれしくて、
ひとまずは、しばしこのスタイルで聞き込んでみましょう。ちなみに、試聴の結果の一部を
・谷山浩子「メゾピアノ」
さらに美しさを増したピアノの響きに感動しています。このSPのサイズ、部屋の狭さを
考慮すると、もはや「山荘を越えた!」と、あえて言わせていただきましょう。
・NSP「オルゴールが奏でるNSP作品集Ⅱ」
ベースなしより響きがまろやかになりました。こう聞き比べると、前の、空気を切り裂くような
硬質の響きもすごかったけど、本来はこのような優しい音なのかもしれません。
あまり緊張せずに長く聞いてられる音になりました。
・谷山浩子「ヒロコ タニヤマ ダブルオーズ」
新しく出たベストアルバムです。別にまた紹介しようと思ってますが、音の話だけ先に。
特に原曲からリマスタリング等されず、音質のアップはないようです。しかし、近年の
録音が多いので、全体に音はいいです。中でも音的なおすすめは『さよならのかわりに』。
曲も詩も素晴らしいが、吉川忠英さんのギター演奏が最大の聴きどころ。元々気に入っていた
アコースティックギターの音が、さらに豊かで美しい響きで楽しめました。
などなどですね。このところの休みは、家にいる時は音楽を聞く時間が多かったのです。
話が長くなるので、かなり端折ってますが、実際は調整に何日もかかってしまいました。
色々やりたいことはあるのに、あっという間に休みの一日を使ってしまい、参ったねえ。
カメラ(写真)もオーディオも、本来は「貧乏暇なし薄給サラーリーマン」が深入りしては
いけない趣味だと思いますね。金も時間もかかりすぎます! 「没落貴族系暇人」がお似合いさ。
生まれた家を間違えたよ。 「生まれてきてすみません」
セレッション SL6S をセットした模様。でも、本当はセッティングが不安定になるベースを
SPの下に敷きたくなかった。窓際に置いているので、私が不在の時など家人が窓の開け閉めを
する場合もあり、触れて倒されないかちょっと心配しています。より倒される危険性の高い
「三点支持」にできないのは、そのためなんです。三点支持の方がよりガタつきは少なくなるのですが。
あと、最初に不満だった、ニック・ヘイワードの「風のミラクル」での低音の響き過ぎは、
どんなベースにしても改善されず、SPとスタンドの間のインシュレーターの挿入だけでは
解決できそうにありませんでした。今後、要経過観察ですね。
さらに余談ですが、上の写真はISO800で撮影しました。悪い条件の中、手振れせずに
写ってますね。実は最近まで、フィルム撮影のクセが抜けず?ISOを変更するなんてことが
頭にはなくて、常にISO100ばかりで撮っていたのです。最近頻繁に東京のHさんと5D2の件で
やり取りする中で、ISOの話も出て、「そうかISOを変更する(感度を上げる)って手段があるな」と
ようやく思い出して、気がついて、いまさら使い始めた始末。 お粗末さまです。
これは10日以上前に完成していた記事ですね。
実はその後も試行錯誤を繰り返しておりまして、現在もなお、進行中です。
もう少しあれこれ試してみて、いい結果が出たら、いずれまた追加報告できたらと
考えています。
昨秋でしたか?に発売された、中島みゆきさんの最新アルバムです。
このことろ、みゆきさんのアルバムは、なにか惰性で買っているところがあって、
一応すべて購入しているものの、個人的にはあまり気に入った作品がなく、
せっかく買ったものの、熱心には聴いていませんでした。
が、今回の「真夜中の動物園」は久々に心に響いて来るいい曲が多くて、
最近頻繁にCDトレイに載っています。中でも、タイトルチューンでもある
『真夜中の動物園』がお気に入り。7分を越える大作であるものの、
あまり必要以上に入れ込むことなく、ひしひしと淡々と迫ってくるのがいいと思います。
そして、ラストの曲、『負けんもんね』。詩もよく、曲も明快、元々「いいなあ」と
思っていたんですが、今回、未曾有の大惨事が東日本を中心に発生したのち、
あらためてこの曲を聞くと、まるでこの災害を予知して、その被災者の方々を
励ますために書かれた曲ではないのか!と思うほど的を得ているのに驚きました。
花も歌も、まだまだ被災者の方々をなぐさめ、励ますのには時期尚早でしょう。
いつか立ち上がり、復興へ向け、前を向ける時の道連れに…
♪ あぁ 飽きもせず あぁ 倦みもせず
これでもかこれでもかと 試すなら試せ試金石
あぁ 限も無く あぁ 留処無く
まだ足りぬまだ足りぬと 試すなら試せ試金石
砂地に水を撒いている
小蟻が山を牽いている
味方も無く ゴールも無く 人生は希望を踏みつける、が
負けんもんね 負けんもんね
涙ははらはら流れても
負けんもんね 負けんもんね
負けとる場合じゃないんだもんね
あぁ 失えば あぁ その分の
何か恵みがあるのかと つい思う期待のあさましさ
あぁ 何ゆえと あぁ 告げもせず
猛スピードで 猛スピードで 人生は希望を振り払う
やっと見上げる鼻先を
叩きのめすように日々は降る
そんなにまで そんなにまで 人生は私を嫌うのか、な
負けんもんね 負けんもんね
涙ははらはら流れても
負けんもんね 負けんもんね
あの人がいるから 負けんもんね
(負けんもんね/詩:中島みゆき)
シングルカットして発売してくれへんかなあ。売り上げは、全額被災者の支援にとか…
すんません、勝手に出しゃばってプロデュースして。
出しゃばりついでに、C/W は、『ファイト!・2011バージョン』ってどうだろうか?
*しかし、私の予見?もまんざらじゃない? 前に夢想した、細坪元佳さんを迎えての
「ネオNSP」が現実になりました。ユニット名は「スリーハンサムズ」!!だそうな。
その公演が7月に岩手県花巻市で行われるようですが、開催は大丈夫かな?
しかし、もし予定通り開かれたなら、地元の方を勇気づけるコンサートになることでしょう。
私もできたら見たいんですけど。
庭の椿のつぼみを切り花にして、室内で咲かせたもの。
ピンク色の花弁がとてもきれいなのですが、枝ぶりが小さく、野外では風雨に打たれるなどして、
きれいに咲いてくれません。
同じく室内のストック。これは買ってきたもの。
つぼみだったラッパスイセンが咲きました。
こちらはミニ・ラッパスイセン。
いずれも EOS-5DMK2+タムロン90ミリマクロ の組み合わせで、3月17日に撮影。
椿とストックはISO200、他はISO100。
*先日の春本番の陽気が一転、この二日は真冬の寒さが戻った。
晴れ間のあるうちは日差しに強さを感じるが、一転掻き曇り、雪が降ったりと不安定。
北国の被災地はもっと寒かろう。こちらではほぼ普通の暮らしができているのを
少々心苦しく感じるが、それでも余波はあり、店頭の乾電池がきれいさっぱり消えていた。
多くが被災地に回ったためだろうとは思う、けっして「買占め」ではないと信じたいところだ。
また、日に日にガソリンの価格も上昇していて、なんだかんだと不安定で、不安な春先である。
原発よ、人間のご都合主義、隠ぺい体質にさぞお怒りのこととは思うが、
そろそろ頭を冷やしてくれ!
*定期診断以外では久しぶりに歯科医に行った。奥歯の詰め物が外れたためだが、
やはり下地の虫歯が広がっているとかで、ギューン、ギユーンと景気よく削られた。
麻酔をしているとはいえ、神経に触れられるのは嫌な感じ、痛い。