旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20150620  上川町  高原温泉沼めぐり パート1

2015-06-20 06:20:01 | Weblog

 


     高原温泉沼めぐり  くもり時々小雨、のち晴れ


この日からヒグマ情報センターがオープンすると聞いてやってきたものの、今日からスタッフが
センター入りして、実際に運営が始まるのは明日からだった。

下見のつもりでやってきたのに、自身の体調も良くなく、天気も予報どおりに悪いので、「さて、どうしようか?」
と迷っていたら、士幌のOさんが仲間を引き連れ三笠新道を登るためにやってこられ、Oさんがあとから
きてくださるなら心強いと歩き始めた。というのも、センターがまだ始まっていないということは、道標(目印)がなく、
道迷いが心配だったからだ。

今年は雪が少ないようで、倒木などがそのまま放置されているので多少歩きづらかったものの、
最初の沼「土俵沼」まではそれほど問題なくたどり着けた。しかし、雪の多い年には、そのはるか手前から
夏道がまったくわからないこともあるようだから、雪慣れず、ルートファウンディングできない私のような者は、
むやみに立ち入らないほうがいいのかもしれない。


状態のいい水芭蕉を切り取った写真。大部分は巨大化して、見頃を過ぎていた。
  



           

「空沼(からぬま)」への右回りコースを過ぎたあたり。ここから雪の上を歩くことが多くなったが、
ルートははっきりしていた。




   

激流に咲く キュウリンカ。


           

最初の沼「土俵沼」に至る最後の登りの階段が崩壊していた。山歩き経験のある人ならともかく、
このままではツアー客は入れないだろう。


   

「芭蕉沼」。三割くらい解けていて、名前の通りの水芭蕉がほとりに咲いていた。


   

「滝見沼」のシンボル? 手前の松が折れていた。「撮影に邪魔!」の声多数の松?


   

滝見沼はすでに八割くらい雪解けが進んでいた。




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20150619  上川町  あさひ食堂

2015-06-19 06:19:01 | Weblog



あさひ食堂で「しおセット・塩ラーメン+ミニぶた丼」 1030円。

本当は、いい汗かいた山行後に、ここのラーメンをガツンと食べたい。



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20150618  美瑛町  図書館

2015-06-18 06:18:01 | Weblog



先日からつめて読書をしていたせいか、眼底疲労? 目の疲れがひどい。美瑛も丘周辺はそこそこいい天気で
青空もあるのに、気温が高く不安定な天候のためか、山沿いにはたいてい雲があって、ほとんど山も見えない。
こうなると、写真を写す意欲はそがれ、どうしても頼るのは図書館だ。できるだけ観に負担をかけない、写真集的
なものを選んだ、


「日本人なら絶対に見ておきたい四季の絶景」。


   


「山岳写真大全/中西俊明」。これは山岳写真の指南書で、写真もふんだんに取り入れられてはいるが、
文書もかなりの分量があった。これを読んでマスターした暁には、もはや私の左に出る者はいないが、
右に出る者はまだまだたくさんいるだろう。




   

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20150616&17  美瑛町  山荘ゆずりはの食事

2015-06-17 06:17:01 | Weblog




美瑛のお宿「山荘ゆずりは」。今回は無理言って、「長期滞在スペシャルプラン」での宿泊をお願いしている。
なので、これも第一回目の記録だ。

煮魚は『ニシン』。小骨が多く食べにくいのが難だが、脂が乗っていてうまかった。


   


   


   

悲惨な食生活で野菜不足になりがちな私のために、野菜、果物たっぷりの食事を用意してくださった。
いろんな方が陰で支えてくださり、旅が続けられる。

なお、たぶん、たとえば女性の方には、朝からこんなたくさんパンを出さないと思うし、もし残っても、
私はビニール袋にパックしてもらって、ランチとしていただいている。「量が多すぎる!」とビビッている方も
安心して宿泊されたし。









  

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20150616  旭川市  トリトン旭神店

2015-06-16 06:16:05 | Weblog




おそらくこの旅行中何度もお世話になるだろ「トリトン旭神店」の第一回目。この日は『時しらずのあら汁』が
メニューにあってそれを注文する。でも、汁にしてしまったら、時しらずとサーモンの違いは、私の舌ではわからない。



   


サッポロ・クラシックが発売30周年だそうで、箱買いしたら「デザインタンブラー」がついていた。




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20150614  豊富町  豊富温泉

2015-06-14 06:14:02 | Weblog



豊富温泉の町営日帰り入浴施設「ふれあいセンター」。数件あるホテルでも日帰り入浴できるようだが、
25年ほど前に民宿あしたの城のオーナーに連れてきてもらったのはたぶんここだ。

石油試堀時に噴出したことで知られるこの温泉、当時入浴時に、実際油のようなものが湯船に
浮かんでいて、さらに、とても油くさかったのが強烈なインパクトとして記憶に焼きついている。

しかし今回、ヌルっとした肌触りはあるものの、油は浮いていないし、匂いもしないので、
ちょっと拍子抜けした。そのあたりをフロントの方に伺うと、湯船を広げた(と、おっしゃったかな?)
関係で、少し成分が薄まったかもしれない、とのことであった。朝のうちは油が浮いていることも
あるそうで、時間帯とかその日のコンディション(この日は日曜日で込み合っていた)などでも
変わるのかもしれない。

しかし独特のヌメヌメ感は健在だし、風呂上りいつまでもポカポカして、なかなか汗が引かないのは、
当時の記憶のままであった。しかもその成分は「皮膚の病気」によく効くそうで、長期滞在して
湯治できる施設がいろいろあって、このセンターにも湯治専用の浴場が別に設けられている。

先のそうじのおばさんも、子供さんが小さい頃やけどさせてしまった時に、この温泉に通ったら
きれいに治ってしまったそうだ。なので、「アトピーとかはわからないけど、やけどには確実に
効くのは経験から間違いない」とのことだったので、やけどの痕が治らずお困りの方は、
一度調べてみてはいかがだろうか。

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20150614&15  豊富町  ふらっと★きた

2015-06-14 06:14:01 | Weblog



天気がすっきりしないので、図書館に行こうとカーナビを検索するがヒットしない。それで、ひとまず
役場がある町の中心地へ行ってみようと考え、ふらっとやって来たのがここ、豊富町定住者支援センター
「ふらっと★きた」。

たまたまこの日と明日が地域の神社の祭りで、施設の前でも屋台の準備が行われていた。地元民らしき方に
図書館の場所を尋ねると、「この中にありますよ」とのお返事。知らぬうちにたどり着いていたらしい。
多目的ホールや子供の遊び場、カラオケボックス?まで併設された複合施設で、とてもきれいで新しく、
二年前にできたばかりだそうだから、ナビが反応しなかったのも無理からぬ話だ。


   

図書館は小さく、蔵書も少ないようで、新聞も地元紙しかないのが欠点か。それを補って余りあるのが
蔵書のラインナップで、近年発売された「話題本」や「売れている本」が多数そろっており、
「あれも読みたい、これも読みたい」と目移りして困ってしまった。

最近発表された?「本屋大賞」第一位の「鹿の王・上下巻/上橋菜穂子」がたまたまあって、これを
読み始めたら止まらなくなった。これは元の場所へ返したらすぐに借りられてしまいそうなので
フロントの方に相談したら、「町民以外でも貸し出しカードが作れますよ」とのことだったので、
カードを作ったうえでフロントに預かってもらい、読みたいときに引き出せるようにした。つまり、飲み屋で
ボトルをキープするように、本をキープしたわけだ。

おかげで二日がかりで読み終えることができた。天気が悪く、本来の目的である写真がさっぱり写せないので、
手放しでよろこんでいる場合でないのだが…


ちなみに、置戸の図書館もとてもきれいで、しかも同じく誰でもカードを作れることを星観荘の同泊者に
お聞きした。彼女もカードを作ったそうで、大雪山にも比較的近い場所だし、そのうち私も訪れる機会が
あるかもしれない。


   

お昼は屋台で「サロベツ塩焼そば」を買って食べてみた。量は物足りなかったが、北寄貝と
ギョウシャにんにく入りで味はよかった。


この施設では、飲食もできるし、持込のパソコンも自由に使える。しかも年中無休、9:00~21:00と
営業時間も長いので、行き場のない車中泊旅行者にはオアシスのような存在だ。

本来は晴天続きで、こういった施設に頼らなくてもいいのが一番なのだが。





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20150613  豊富町  サロベツ原野

2015-06-13 06:13:10 | Weblog

 


露出を調整していないので飛んでしまっているが、この時点ではまだ、白い輝きの中に利尻山が見えていた。

サロベツ原野にもエゾカンゾウが咲き始めていて、まだつぼみのものも多いが、全部咲きそろっても大昔
見た時みたいな一面黄色のエゾカンゾウで埋まるってことにはならないようだ。乾燥地か進んでしまったのか、
それともカンゾウは表年裏年があるのでたまたま今年がそうなのかよくわからない。


   

シダのような若葉がきれいだった。


   

コバイケイソウの葉にいた小さなかわいいカタツムリ。


   

と思ったらウジャウジャいた。かわいくない!!




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20150613  稚内市  モノガアフレテイル

2015-06-13 06:13:09 | Weblog



写真は稚内行きのフェリー「サイプリア宗谷」。最新型なのか? 三隻ある中でこの船だけスタビライザー
(横揺れ防止装置)が備えてあって、さらにこの日は波も穏やか、まったく揺れを感じなかった。

当然ながら島はガソリンが高いので、できたら給油したくなかったので節約に努めた。最後警告灯が点滅して
ちょっと焦ったがなんとかぎりぎりセーフで持ちこたえ、稚内のセルフスタンドでお腹いっぱい
ガソリンを飲ませてあげた。(セルフでリッター137円、礼文島は165円だった)


それから市内のスーパー藤井で買出し。けっして「超大型店」ではないのに、モノが溢れているように
感じた。それだけ礼文島の店はこじんまりしていて、必要最低限のものは手に入るが、選択する余地は
ほとんどないといった感じであった。船でたった二時間の距離なのに、この格差はどうだ。おそらく、
礼文在住の方々は、たまに稚内へ出た時に港に程近いこのスーパーにやってきて、あまりのものの多さに
目移りするに違いない。

そして若者を中心にその便利さにあこがれ、進学や就職で島を離れる一方、逆により自然に近い暮らしを
求め島に移り住む人もいることだろう。私のように、中途半端に便利さに慣れてしまっている人間には
島の厳しい気候風土で暮らしていく自信はとてもないが。


島を出て、ある公衆トイレでそうじのおばさんと話す機会があった。仕事をやめたくて仕方がないが、
代わりがいないからと引き留められ、嫌々ながら続けているという。いわゆる3Kの仕事なので、皆が嫌がり、
代わりが見つからないのだそうだ。

気風のいい、カラッとした性格のお方にお見受けしたので、本来少々のことでは愚痴を言わず、お仕事に励むので
あろうが、そんな方がいい加減仕事を続けたくなくなるほどマナーがひどすぎるらしい。話が生々しすぎて、
具体的な例はここでは書けないが、私はそのあと、藤井内のパン店「レフボン」で買った『旨口カレーパン』を
食べた時にその話を思い出し、ちょっときつかったな。

わざと汚して快感を覚えるようなヤカラがいるとしか思えないし、春と秋の季節の変わり目に多く出没する
そうだから、精神的な破綻者かもしれない。私もその点偉そうには言えない。危険水準に達する前に
仕事を放棄して旅に出たからだ。そのうち、トイレを汚したくて仕方がない衝動に駆られたら赤信号だ。




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20150529~  礼文町24  岸を離れる日

2015-06-13 06:13:05 | Weblog



日和癖というか、日中さっぱりでも、夕方になると雲が晴れて、利尻山が姿を現せた。

10日、うすゆきの湯でくつろいでいたら、急に利尻が見えてきたので慌てて撮影した。
停泊中のわかたかとツーショット。


   

これは翌11日。寝床を整え、お酒を飲み始めたら急に雲が切れた。


   

12日は早朝は雲に隠れていたが、のち晴天が広がった。そのあと星が見えたので、この旅初めて
少し写してみた。意外に車の往来があって、余計なライトがかなり入っていると思われる。


   

そして最終日の朝、久しぶりに朝景を撮影する。あの荒れ狂った海がウソのように静かだで穏やかだ。

前回のような激しい朝焼けではなかったものの、それでも粘った甲斐があったとしておこう。


100%満足とはいかないが、それなりに充実した島ライフを追え、いよいよ岸を離れる日。


  
   

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