旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20150628~30  上川町  白雲岳・テン場&避難小屋二泊三日パート2  

2015-06-28 11:59:08 | Weblog

 


板垣新道。途中、真ん中の島は出ているが、それ以外はすべてまだ雪渓。ガイドロープがあるので、
道に迷う危険は少ない。



   


10:15 白雲岳キャンプ指定地着。テント設営。まだ誰もいない。

水場の様子。現在まったく問題なく水が確保できるが、雪の残量が少ないと秋が心配。


           

休憩後、高根ヶ原散策。

ショウジョウバカマ。


   

??


   

6月の寒の戻りがたたったのか、稜線の花は全般やや遅れ気味のようだ。ここには割りと群生していて、
特にエゾオヤマノエンドウの紫が目立った。



   

エゾコザクラの大きな株(数株固まっているのか?)。


   

三笠新道分岐付近。ウルップソウが咲き始めていた。いつもピークを過ぎたトウモロコシの食べかすのような
残骸を見ることが多いので、これはこれで新鮮。数日後が見頃か。



   

三笠新道を少し下ったところで撮影。管理人さんがハイマツの枝払いをしてくれたので、ずいぶん歩きやすく
なっていた。


   

同じ場所から白雲岳(左)と緑岳。


   

イワウメ。まだつぼみが多く、見頃は少し先か?


   

キバナシャクナゲ。ところどころ、それなりに大きな群落あり。

   


   

テン場を撮影。まだ一部にぬかるみが残るがほぼ乾いていて、幕営に問題はない。この後数張り増えて、
この日は7,8張りだった。




   

午後遅くなって、ようやく雲間から日差しがあった。テン場前のキバナシャクナゲを撮影。でもこのあとすぐ曇る。


夕方、すごくきれいなガスが高根ヶ原を流れていたがまったく日差しがなく、あきらめて夕食、ちょっぴりお酒も飲んだ。
ところが日没直前、突然雲が切れて夕映えとなり、あわてて小屋前で夕景を撮影した。思わぬ
撮影機会が訪れたが、その頃にはすっかりきれいなガスがなくなっていたのが残念であった。


夜中1時前頃だったか、目覚めたら再びガスが高根ヶ原を流れていたので、月明かりで撮影を試みた。
満月に近い月齢にもかかわらず、白雲岳上空には星もたくさん出ていた。大きな流れ星が頭上を
横切った。

とても寒くて、秋のような冷え込みだった。インナーのシュラフを使っていたのに足が冷えて、その後
なかなか寝付けなかった。








   

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20150628~30  上川町  白雲岳・テン場&避難小屋二泊三日パート1

2015-06-28 11:55:25 | Weblog




6月28日(日)  曇り

天気が良くなっていくという予報を信じ、二泊分の食料を用意して、この旅初めて泊まり装備で山に入った。
ただし、この時点で30日は天気が崩れるという予報であった。


早朝、大雪高原山荘駐車場で準備をしている段階ではまだ極弱い雨が残っていて、計画続行を少し躊躇した。
だが、出発時には雨は上がり、その後は降らなかった。(6:20出発)


緑岳・第一花畑。木道はすべて出ていて、7月中旬並みの雪解けか。








   

エゾコザクラとチングルマの群落があったが、まったく日差しがなく、撮影できなかった。


   


   

第二花畑。この先、しばらく雪渓歩きとなる。


   

雪渓には足跡以外目印はないので、濃霧時など悪天時には道迷い注意。

エイコの沢手前の足場の悪いガレ場直前には、雪渓にステップ(階段)があり、あまり怖い思いをせず助かった。


   

紅葉でおなじみの構図。緑岳中腹のガレ場から高根ヶ原越しにトムラウシを望む。



   

緑岳山頂到着 9:20 。  日差しはないが高曇り、微風で、ほぼすべての周囲の山々が見渡せた。
気温は低く、風除けを羽織った。


   

旭岳(左奥)と白雲岳。


   

小泉岳方面。タラチネの嫌な雰囲気の低い雲が気になったが、天気の崩れはなかった。


   

石狩連峰など東大雪の山々もすべて見えた。この日ニペソツ山(右端)に北海洋さんが登っていた。



   

視界が効いて、遠く阿寒の山々から斜里岳、知床連山まで見渡せた。







   

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