板垣新道。途中、真ん中の島は出ているが、それ以外はすべてまだ雪渓。ガイドロープがあるので、
道に迷う危険は少ない。
10:15 白雲岳キャンプ指定地着。テント設営。まだ誰もいない。
水場の様子。現在まったく問題なく水が確保できるが、雪の残量が少ないと秋が心配。
休憩後、高根ヶ原散策。
ショウジョウバカマ。
??
6月の寒の戻りがたたったのか、稜線の花は全般やや遅れ気味のようだ。ここには割りと群生していて、
特にエゾオヤマノエンドウの紫が目立った。
エゾコザクラの大きな株(数株固まっているのか?)。
三笠新道分岐付近。ウルップソウが咲き始めていた。いつもピークを過ぎたトウモロコシの食べかすのような
残骸を見ることが多いので、これはこれで新鮮。数日後が見頃か。
三笠新道を少し下ったところで撮影。管理人さんがハイマツの枝払いをしてくれたので、ずいぶん歩きやすく
なっていた。
同じ場所から白雲岳(左)と緑岳。
イワウメ。まだつぼみが多く、見頃は少し先か?
キバナシャクナゲ。ところどころ、それなりに大きな群落あり。
テン場を撮影。まだ一部にぬかるみが残るがほぼ乾いていて、幕営に問題はない。この後数張り増えて、
この日は7,8張りだった。
午後遅くなって、ようやく雲間から日差しがあった。テン場前のキバナシャクナゲを撮影。でもこのあとすぐ曇る。
夕方、すごくきれいなガスが高根ヶ原を流れていたがまったく日差しがなく、あきらめて夕食、ちょっぴりお酒も飲んだ。
ところが日没直前、突然雲が切れて夕映えとなり、あわてて小屋前で夕景を撮影した。思わぬ
撮影機会が訪れたが、その頃にはすっかりきれいなガスがなくなっていたのが残念であった。
夜中1時前頃だったか、目覚めたら再びガスが高根ヶ原を流れていたので、月明かりで撮影を試みた。
満月に近い月齢にもかかわらず、白雲岳上空には星もたくさん出ていた。大きな流れ星が頭上を
横切った。
とても寒くて、秋のような冷え込みだった。インナーのシュラフを使っていたのに足が冷えて、その後
なかなか寝付けなかった。