2016年もよろしくお願いします。
秋田市は、穏やかな元日。
保戸野金砂町から見る旭川と太平山
昨年末の積雪の後、新たな積雪はほとんどなく、1日午後の観測データでは1センチまで減った。
最低気温はマイナス1.6度、昼は4.3度まで上がった。2日はさらに暖かく、雨が降る予報。
今年最初は、カマボコの話。
2年前に、秋田市の「宮城屋蒲鉾店」が製造販売する、「寅巻」と「巴巻(ともえまき)」という蒲鉾を紹介した。昨年末から正月にかけて、検索してその記事にアクセスされる方も多い。
そのうち、卵をカマボコで巻いた巴巻は、国内で宮城屋しか作っていないという。
寅巻と巴巻は同サイズ・同価格であるが、年末の秋田市内のスーパーでは、寅巻だけ、あるいは巴巻はハーフサイズだけを扱う店もある。巴巻は卵を使っているせいか消費期限が少し短く、売れ残りを恐れて仕入れないのかもしれない。
個人的調査によれば、イオンリテール(マックスバリュではなく)で12月30日(最近は特別に29日も実施)の5%引きで買うのが、いちばん確実で安い。それでも21センチ・750グラムのフルサイズで2000円【2日訂正】1900円ほど。
【2022年12月28日追記・各種商品の値上げが進んだ2022年末では、ハーフ375グラム1700円(8%税込み)、フル750グラム2500円程度】
寅巻&巴巻が正月の必需品である我が家は、もちろん今年も購入。
すると、巴巻が前と違う?!
今年(昨年末製造)の巴巻
(再掲)2年前の巴巻
写真の撮影条件が同じではないけれど、明らかに黄身部分の色が濃くなった。
ぱっと見ただけのほかの人も気付いたから、間違いないと思う。
今年 ※左の伊達巻は宮城屋製品ではありません
さらに、従来はどこを切っても、白身と黄身がほぼ同じ割合・配置の金太郎飴のような状態だったのが、現在は黄身がなく白身だけの部分も存在する。
上の写真の裏面
中央部のすき間を、別の白身で埋めているようだ。
おそらく、製法が変わったのだと思われる。(昨2014年末~2015年始はどうだったか忘れた。原材料欄の内容などは未確認)
従来は、生卵をいったん白身と黄身に分けて、配分を均一に(金太郎飴状に)して加熱して固めて、皮で巻いていたと思われる。
現在は、卵の形のままゆでで(=一般的なゆで玉子)、多少削って、その削った分ですき間を埋めて、皮で巻いているようだ。
【2日追記】上記では、黄身の色が濃くなった理由の説明にはなっていない。この点は思いつかない。
味は「前よりおいしくなった」と評価する人がいた。
僕は前と変わらないように感じた。少なくともまずくなってはいないと思う。
どうして変わったのだろう。
「どこを切っても同じ見た目ではなくなった」「視覚的に鮮やかな中央部の黄色が必ずあるわけではなくなった」ことはマイナスだけど、サイズや価格は以前と変わっていない。おそらく味も落ちてはいない。
製法を簡略化することで、コストダウンを図ったのか?
※2022年正月用(2021年末製造)の巴巻で、また違う変化に気付いた。
秋田市は、穏やかな元日。
保戸野金砂町から見る旭川と太平山
昨年末の積雪の後、新たな積雪はほとんどなく、1日午後の観測データでは1センチまで減った。
最低気温はマイナス1.6度、昼は4.3度まで上がった。2日はさらに暖かく、雨が降る予報。
今年最初は、カマボコの話。
2年前に、秋田市の「宮城屋蒲鉾店」が製造販売する、「寅巻」と「巴巻(ともえまき)」という蒲鉾を紹介した。昨年末から正月にかけて、検索してその記事にアクセスされる方も多い。
そのうち、卵をカマボコで巻いた巴巻は、国内で宮城屋しか作っていないという。
寅巻と巴巻は同サイズ・同価格であるが、年末の秋田市内のスーパーでは、寅巻だけ、あるいは巴巻はハーフサイズだけを扱う店もある。巴巻は卵を使っているせいか消費期限が少し短く、売れ残りを恐れて仕入れないのかもしれない。
個人的調査によれば、イオンリテール(マックスバリュではなく)で12月30日(最近は特別に29日も実施)の5%引きで買うのが、いちばん確実で安い。それでも21センチ・750グラムのフルサイズで
【2022年12月28日追記・各種商品の値上げが進んだ2022年末では、ハーフ375グラム1700円(8%税込み)、フル750グラム2500円程度】
寅巻&巴巻が正月の必需品である我が家は、もちろん今年も購入。
すると、巴巻が前と違う?!
今年(昨年末製造)の巴巻
(再掲)2年前の巴巻
写真の撮影条件が同じではないけれど、明らかに黄身部分の色が濃くなった。
ぱっと見ただけのほかの人も気付いたから、間違いないと思う。
今年 ※左の伊達巻は宮城屋製品ではありません
さらに、従来はどこを切っても、白身と黄身がほぼ同じ割合・配置の金太郎飴のような状態だったのが、現在は黄身がなく白身だけの部分も存在する。
上の写真の裏面
中央部のすき間を、別の白身で埋めているようだ。
おそらく、製法が変わったのだと思われる。(昨2014年末~2015年始はどうだったか忘れた。原材料欄の内容などは未確認)
従来は、生卵をいったん白身と黄身に分けて、配分を均一に(金太郎飴状に)して加熱して固めて、皮で巻いていたと思われる。
現在は、卵の形のままゆでで(=一般的なゆで玉子)、多少削って、その削った分ですき間を埋めて、皮で巻いているようだ。
【2日追記】上記では、黄身の色が濃くなった理由の説明にはなっていない。この点は思いつかない。
味は「前よりおいしくなった」と評価する人がいた。
僕は前と変わらないように感じた。少なくともまずくなってはいないと思う。
どうして変わったのだろう。
「どこを切っても同じ見た目ではなくなった」「視覚的に鮮やかな中央部の黄色が必ずあるわけではなくなった」ことはマイナスだけど、サイズや価格は以前と変わっていない。おそらく味も落ちてはいない。
製法を簡略化することで、コストダウンを図ったのか?
※2022年正月用(2021年末製造)の巴巻で、また違う変化に気付いた。
昨年度はいろいろな街の情報とコメントのご返事をありがとうございました。
今年もよろしくお願い致します。
今年の正月はやはり暖かく今現在この時期としては珍しく雨が降っています。
今年こそは秋田市にとって上向きの年になれば良いなあと。
年が明けたら、また暖かくなり、雪もほぼ消えてしまいました。
どんな年になるか分かりませんが、おっしゃる通り、秋田が取り残されずに発展していってほしいものです。
巴巻きは買いませんでしたが、見たところ確かに「金太郎飴のような状態」とは言えませんね(笑)。
金太郎飴のような状態が本来の姿なのかどうかは分かりませんが、どんな事情があるのか気になりますね。
たしか以前は金太郎飴式だったはずなのですが…
宮城屋のお店に行って尋ねれば分かるのでしょうが、価格重視でスーパーで買っているので分からず。
すべて腹に収まってしまった今となっては、どちらでも変わらないですね(笑)
こちらのサイトのおかげで、子供のころから
大好きだった蒲鉾の正体が「寅巻」だったことが
判明したのでした~。(^m^)
おかげで、年末年始、美味しくいただきました。
遠方にいても、秋田の変化などがわかり、
懐かしかったり、変わっていく姿が寂しかったり・・・
いろんな視点での記事が刺激的で、
感心させられます。
今年も、お邪魔させていただきます。
よろしくお願いいたします。
我が家でも寅巻も食べましたが、巴巻と違って特に変化はなかったみたいですね。
おそらく直営店に行けばどれも通年売っているはずですが、やっぱりカマボコがいろいろあると、正月だな~と感じてしまいます。
住んでいても気づかないでしまっていたり、なくなってから気づくことがたくさんあると実感します。
そんなことを、たむたむさんなど離れている方にも、お伝えできればと思っております。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m