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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋田いすゞの意外な中古車

2024-12-12 22:57:40 | 秋田のいろいろ
秋田市の街なか、秋田ニューシティ跡地にできてしまった、秋田いすゞ自動車 中古車センター。中古に限らず、新車の仮置き場としても使われるらしく、クロネコヤマトの集配トラックが何台も並んでいた。11月上旬の続き。
11月下旬
左奥、日本銀行秋田支店側に3台見えているクロネコトラックは、この直後に納車されたようだ。今日時点では新たなトラックは来ておらず、大量購入もひと段落か。その他、車の入れ替わりも多い。

前回はいちばん奥にあった、2台のナンバー付き新車エルフが、少し前=大町通り側に移動。今日時点では、いちばん前、大町通りからすぐの位置まで出てきた。売れないの?
その後ろの新入り2台に注目。
塵芥車、ごみ収集車。ナンバープレートなし
2006年~2023年までの先代エルフ(2023年に秋田市公園課が購入した、同型と思われる収集車)。
ボディ(ごみを収める箱)は薄いグレーで、ナナホシテントウと「Eco Life Service」の文字が控えめにデザインされる。秋田協同清掃株式会社の収集車。「秋田市清掃許可車」の表示も残る。外観はきれいではあるが、テントウムシの赤などは色あせたようにも見える。
いすゞのトラックとしてはまだまだ走れるのだろうけれど、ごみ収集車の性質上、内部の腐食など劣化はしていそう。「ごみ収集車の中古車」というのは成り立つものなのだろうか。
この陰に、同型がもう1台いて、今はどちらもなくなった。

さらに後ろ。中古車センター初と思われる、バスがついに登場。
ナンバープレートあり
中型観光・自家用・送迎バス「ガーラミオ」。現在は日野メルファとの共通車種だが、それ以前、1999年~2004年の初代モデル。窓が大きく感じる。
シルバーのボディで、行灯と側面前寄りに「AKITA BANK」。株式会社秋田銀行の中古。

このバスの用途は知らないが、以前、秋田市内のどこかを走っているのを見たことがあった。
とてもきれいだが、少なくとも20年モノ。次は誰の手に渡るのか。今日時点でも、そのまま。


どちらも、秋田では著名な企業。秋田いすゞの経営者である辻家との関係(おつきあい)もあって、いすゞの車を購入し、中古として売ったのだろう。
だけど、寂れたとはいえ街のど真ん中に、企業名を記した車が、雪に埋もれて放置されている(ように見える)のは、手放した企業としては、どういう心境なんだろうとも思ってしまう。

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