秋田駅前(西口)の、かつてイトーヨーカドー秋田店が入っていた「フォンテAKITA」地階の食品スーパー「ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店」が、2月28日で閉店する。今回は、ガーデンの思い出など。以下、「ガーデン」と略す場合があります。
閉店は2019年秋に早めに告知。空いた食品売り場は改装して、5月以降【3月2日追記・3月2日の魁では「4月下旬」】に地元スーパー「ナイス」が入ることが決まっている。従業員募集告知では、店舗名は「ナイス フォンテAKITA店」とされている。
フォンテ西側入口のひさしのロゴ。「SEIBU」が入るのが特徴
西武秋田店はフォンテの隣のビルで地下通路でつながってはいる。ガーデンは西武秋田店としては飛び地の売り場。
レジで貼られるテープは、他店と共通らしくSEIBUなし
ガーデン秋田店のこれまでは、上記2019年の記事参照。
簡単にまとまると、2010年12月に新規進出・オープン。その時点以降現在まで、関東地方以外では唯一の飛び地のガーデンであった(過去には滋賀県大津にあったが撤退済み)。
当初は、関東地方と同じ、西武傘下「シェルガーデン」運営だったのが、2013年9月に秋田店だけ西武本体へ移管された。(今のシェルガーデン公式サイトの店舗一覧では、秋田店はもう見当たらない。)
若干の売り場縮小(アニメイト進出)を経て、現在に至る。
「西武」を名乗り、運営も西武直営ながら、場所は隣の建物、しかも西武自体にも食品売り場がある。
2019年には、同じフォンテの1階にセブン-イレブンができて、セブン系どうしの競合も発生していた。いろんな意味で特殊な環境の店であった。
フォンテ西側・買物広場バス停寄りの小さい出入口
ガーデンの看板は建物のあちこちにあったが、このようなひさしタイプはここだけ。実質的にここがガーデンとしての正面玄関だったのだろうか。入って左側の階段を下りないといけない。
その玄関の上や周りは、3色ライン&レンガ模様のセブン-イレブン仕様になっていて、まるでコンビニの中にスーパーがあるような、なんとも不思議な光景でもある。実際のセブンの店舗は右側の専用ドアから右方向。
セブンの3色帯は、店でない左側・大屋根下の北面にも侵略している
そんな事情と状況で、秋田店はザ・ガーデン自由が丘としては“ガラパゴス化”していたとも言える。
そもそも、店名の「西武」の位置づけというか区切り方が、最後までどうもよく分からなかった。
冒頭の写真のロゴ、それに下に写真があるレシートを見ても分かる通り、「ザ・ガーデン自由が丘 の 西武秋田店」ではなく、「ザ・ガーデン自由が丘・西武 の 秋田店」ということらしい。でも、チェーンとしては「ザ・ガーデン自由が丘」なんだし、「ザ・ガーデン自由が丘・西武」でほかに○○店があるわけではない。西武秋田店との密接さを示したかったのだろうけど取ってつけたような。
あとは「カレンダークーポン」。
毎月25日に買い物した人に、翌月の1枚ものカレンダーを配る。その裏面は、翌々月(=カレンダーとして使った後)に使えるクーポン券。クーポン券は、当該月の各週の日曜から土曜まで(月初・月末は月をまたぐ場合あり)使える券が5枚ずつ(その月の週×5枚)の構成。ザ・ガーデン全店舗で有効で、1枚で1点だけ10%引きになる(セブンプレミアムや見切り品等は対象外)。
ただし、1回の会計につき1枚しか使えない。つまり1週間に5回買い物に来てねという意図。
ところが秋田店では、1会計で5枚まで使うことができた。毎週1度で使い切ることができる。おそらく、シェルガーデン運営時代からそうだったかと思う。
客としては融通が利くありがたい配慮ではある。ただ、そのことが明確に告知されていなかった。店内の掲示などもなし。
僕は最初知らなくて、律儀に1枚ずつ使っていた(そして使い切れずに余していた)。レジの前に並んでいる人が、当然のようにまとめて出して、問題なく割り引いてもらっているのを見て、「これってもしかして…」と気づいた。ほかにも、教えたら同様に「もっと早く教えてよ!」と言った人もいた。知っている人だけ得するというのは、不公平。
他のガーデンがどうなのかは知らないが、イトーヨーカドーの雰囲気をかすかに残すスーパーでもあった。イトーヨーカドー秋田店の忘れ形見のようにも感じられた。
秋田店がなくなることで、イトーヨーカドー時代から続いた、セブン&アイ系列のスーパーマーケットが、秋田からなくなることになる。といっても地下食品売り場がヨーカドー直営になったのは、2001年頃(それ以前は地元スーパー「なかよし」)のようなので、20年間程度だけど。
となると、もう買えなくなる商品もある。
まずは、プライベートブランド、セブンプレミアム商品の一部。スーパーだからなのか、売り場が広いからなのか、コンビニのセブン-イレブンでは扱わない商品も、いろいろと売っていた。
そのほかに“隠れプライベートブランド商品”もそこそこあるようだ。セブンロゴなどなく、ナショナルブランド商品の見た目なのに、セブン系スーパーでしか扱わない商品。アイス類なんかで「ファミリーマート限定味」とかあるけれど、それに近いのかもしれない。
元雪印食品だった「銀河フーズ」のソーセージとか、今はなくなったようだが、3食入りの「マルちゃんの生ラーメン」も、数年前は他チェーンで販売される商品とそっくりの見た目なのに、バーコードや細部がわずかに違っていた。
たまにお世話になったのが、安い「成分調整牛乳」。※ここでは一定の範囲内で脂肪分を抜いて「薄くした」牛乳のこと。何かを加えてはいないし、低脂肪乳ほど薄くはない。
2013年に記事にしていたように、その頃まではセブンプレミアムの「軽やか仕立て(高梨乳業横浜工場製)」という成分調整牛乳を売っていた。
ちょうどその後頃からこれを見なくなって、代わりに置かれた(他のイトーヨーカドーなどでも同様らしい)のが、
タカナシ 北海道さわやか酪農
「牧場」とかならともかく「酪農」という“産業の種類”に「さわやか」を付けてしまうネーミングが、なんかおもしろい。
北海道というのは原料の産地ということらしく、高梨乳業横浜工場製。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a4/929903c0f7234ef5c7a3df673b48fc8f.jpg)
秋田の他の店では、そもそもタカナシの牛乳をほとんど見ないから、こういう商品もあるんだなと思いつつ、レシートを見れば、
「7I タカナシ ホッカイドウラクノ」頭に3ケタ数字が入るのも、ヨーカドー風
POSでは、「7I」とセブン限定を示唆する商品名(ラーメンなど他商品ではそうでないはず)が入っていた。
ネットを調べたら、さわやか酪農の情報が多くない。一部で、ヨーカドーやヨークベニマル限定との情報があった。
タカナシでは「北海道さわやか家族」という成分調整牛乳を、販売店制限なしに作っているそうで、それと成分などは酷似(あるいは同一?)しているとのこと。パッケージも似ている。
なんでか知らないけれど、軽やか仕立ての代わりとして、セブンの名を前に出さずに、さわやか酪農を作ってもらっているようだ。
ほかにも、秋田では扱い店が少ないと思われる、タカナシやよつ葉乳業の製品を、ヨーカドー→ガーデンではわりと扱っていた。
あと以前から気になっていた商品。秋田ではとても珍しいはず。思い切って買った。
大館の花善の鶏めしの隣が売り場(鶏めしは、後継のナイスでも扱うはずだし、西武や秋田駅にもある)。
たなかの柿の葉すし
奈良名物柿の葉寿司。五條市の「柿の葉すし本舗たなか」はその大手の1つ。正式な駅弁ではなさそうだけど近鉄の駅売店でも扱っていて、東京の百貨店や駅弁屋祭でも購入できる。
どういうわけか、それがザ・ガーデン秋田店で恒常的に売られていた。紙箱7個入りの「さば・さけ」と「さば」の2種(デザインが同じで区別しづらい。写真はさばオンリー)。毎日入荷ではないようで、売り切れだったり、見切り品になっていたりする時もあったが。
なお、先日、秋田のスーパー「マルダイ」の駅弁祭りのチラシにあった柿の葉寿司は、別メーカーだった。
高校の修学旅行で、奈良公園の中の店(? 今調べたけど、詳細不明)で柿の葉寿司を食べたのが、最初。量が多めで時間がなくて急いで食べたけど、おいしかった記憶。その後、ずっと食べてなかったような気がする。高いけどやっぱりおいしい。
【2023年4月10日追記・上野駅などのザ・ガーデンでは、各地の駅弁を常時販売している。そのおこぼれが、秋田へ来ていたということかもしれない。】
イオン秋田中央店の進藤水産(過去の記事)のように、ガーデン秋田店でも食品売り場内の一部のコーナーを、直営でなくテナントが担当していた。会計は他とまとめてする方式。
青果は「南国屋」(卸会社「松紀」系列)、精肉や惣菜(の一部?)は「伊藤ハムフードソリューション」。【3月2日追記・いただいたコメントによれば、シェルガーデンから西武へ移管された時からテナント化されたとのこと。】
これらは、ヨーカドーではなく、西武秋田店とのつながりかと思う。西武本体の地階にも、それぞれ出店している。ナイスになると、フォンテからは撤退ということになるか?
2月早々に、セブンプレミアムと生鮮食品などを除き、全品20%引きになり、徐々に棚の空きが増えていった。いつの間にか30%引きになり、今日時点では、生鮮やパン以外のほとんどの売り場はスカスカだった。のわりにはけっこう客がいたような。早くも改装業者(とナイスの人?)が下見にも来ていたようだ。
長かったのか短かったのか、10年間、秋田駅周辺の数少ないスーパーとして、周辺住民、勤務者、JR・バス利用者や旅行客に、広く親しまれた店だった。改装中の買い物難民が少し心配。市街地へは初進出となるナイスに期待。
※続きはこの記事後半
閉店は2019年秋に早めに告知。空いた食品売り場は改装して、5月以降【3月2日追記・3月2日の魁では「4月下旬」】に地元スーパー「ナイス」が入ることが決まっている。従業員募集告知では、店舗名は「ナイス フォンテAKITA店」とされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/17/207959d12763a70e9142945ff470dc4b.jpg)
西武秋田店はフォンテの隣のビルで地下通路でつながってはいる。ガーデンは西武秋田店としては飛び地の売り場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/25/0869f39b0b7e5a68d190c1d7848829e6.jpg)
ガーデン秋田店のこれまでは、上記2019年の記事参照。
簡単にまとまると、2010年12月に新規進出・オープン。その時点以降現在まで、関東地方以外では唯一の飛び地のガーデンであった(過去には滋賀県大津にあったが撤退済み)。
当初は、関東地方と同じ、西武傘下「シェルガーデン」運営だったのが、2013年9月に秋田店だけ西武本体へ移管された。(今のシェルガーデン公式サイトの店舗一覧では、秋田店はもう見当たらない。)
若干の売り場縮小(アニメイト進出)を経て、現在に至る。
「西武」を名乗り、運営も西武直営ながら、場所は隣の建物、しかも西武自体にも食品売り場がある。
2019年には、同じフォンテの1階にセブン-イレブンができて、セブン系どうしの競合も発生していた。いろんな意味で特殊な環境の店であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e2/095a19c1b0a43cd374fa08e17041816e.jpg)
ガーデンの看板は建物のあちこちにあったが、このようなひさしタイプはここだけ。実質的にここがガーデンとしての正面玄関だったのだろうか。入って左側の階段を下りないといけない。
その玄関の上や周りは、3色ライン&レンガ模様のセブン-イレブン仕様になっていて、まるでコンビニの中にスーパーがあるような、なんとも不思議な光景でもある。実際のセブンの店舗は右側の専用ドアから右方向。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/82/df3ea636d004d3cb8427ba8aeabc7cc5.jpg)
そんな事情と状況で、秋田店はザ・ガーデン自由が丘としては“ガラパゴス化”していたとも言える。
そもそも、店名の「西武」の位置づけというか区切り方が、最後までどうもよく分からなかった。
冒頭の写真のロゴ、それに下に写真があるレシートを見ても分かる通り、「ザ・ガーデン自由が丘 の 西武秋田店」ではなく、「ザ・ガーデン自由が丘・西武 の 秋田店」ということらしい。でも、チェーンとしては「ザ・ガーデン自由が丘」なんだし、「ザ・ガーデン自由が丘・西武」でほかに○○店があるわけではない。西武秋田店との密接さを示したかったのだろうけど取ってつけたような。
あとは「カレンダークーポン」。
毎月25日に買い物した人に、翌月の1枚ものカレンダーを配る。その裏面は、翌々月(=カレンダーとして使った後)に使えるクーポン券。クーポン券は、当該月の各週の日曜から土曜まで(月初・月末は月をまたぐ場合あり)使える券が5枚ずつ(その月の週×5枚)の構成。ザ・ガーデン全店舗で有効で、1枚で1点だけ10%引きになる(セブンプレミアムや見切り品等は対象外)。
ただし、1回の会計につき1枚しか使えない。つまり1週間に5回買い物に来てねという意図。
ところが秋田店では、1会計で5枚まで使うことができた。毎週1度で使い切ることができる。おそらく、シェルガーデン運営時代からそうだったかと思う。
客としては融通が利くありがたい配慮ではある。ただ、そのことが明確に告知されていなかった。店内の掲示などもなし。
僕は最初知らなくて、律儀に1枚ずつ使っていた(そして使い切れずに余していた)。レジの前に並んでいる人が、当然のようにまとめて出して、問題なく割り引いてもらっているのを見て、「これってもしかして…」と気づいた。ほかにも、教えたら同様に「もっと早く教えてよ!」と言った人もいた。知っている人だけ得するというのは、不公平。
他のガーデンがどうなのかは知らないが、イトーヨーカドーの雰囲気をかすかに残すスーパーでもあった。イトーヨーカドー秋田店の忘れ形見のようにも感じられた。
秋田店がなくなることで、イトーヨーカドー時代から続いた、セブン&アイ系列のスーパーマーケットが、秋田からなくなることになる。といっても地下食品売り場がヨーカドー直営になったのは、2001年頃(それ以前は地元スーパー「なかよし」)のようなので、20年間程度だけど。
となると、もう買えなくなる商品もある。
まずは、プライベートブランド、セブンプレミアム商品の一部。スーパーだからなのか、売り場が広いからなのか、コンビニのセブン-イレブンでは扱わない商品も、いろいろと売っていた。
そのほかに“隠れプライベートブランド商品”もそこそこあるようだ。セブンロゴなどなく、ナショナルブランド商品の見た目なのに、セブン系スーパーでしか扱わない商品。アイス類なんかで「ファミリーマート限定味」とかあるけれど、それに近いのかもしれない。
元雪印食品だった「銀河フーズ」のソーセージとか、今はなくなったようだが、3食入りの「マルちゃんの生ラーメン」も、数年前は他チェーンで販売される商品とそっくりの見た目なのに、バーコードや細部がわずかに違っていた。
たまにお世話になったのが、安い「成分調整牛乳」。※ここでは一定の範囲内で脂肪分を抜いて「薄くした」牛乳のこと。何かを加えてはいないし、低脂肪乳ほど薄くはない。
2013年に記事にしていたように、その頃まではセブンプレミアムの「軽やか仕立て(高梨乳業横浜工場製)」という成分調整牛乳を売っていた。
ちょうどその後頃からこれを見なくなって、代わりに置かれた(他のイトーヨーカドーなどでも同様らしい)のが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/12/8ad58277b14ec7a37b04adf4ccbc2f61.jpg)
「牧場」とかならともかく「酪農」という“産業の種類”に「さわやか」を付けてしまうネーミングが、なんかおもしろい。
北海道というのは原料の産地ということらしく、高梨乳業横浜工場製。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a4/929903c0f7234ef5c7a3df673b48fc8f.jpg)
秋田の他の店では、そもそもタカナシの牛乳をほとんど見ないから、こういう商品もあるんだなと思いつつ、レシートを見れば、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b1/f0ef0e5ce02599c20ff447ca71741604.jpg)
POSでは、「7I」とセブン限定を示唆する商品名(ラーメンなど他商品ではそうでないはず)が入っていた。
ネットを調べたら、さわやか酪農の情報が多くない。一部で、ヨーカドーやヨークベニマル限定との情報があった。
タカナシでは「北海道さわやか家族」という成分調整牛乳を、販売店制限なしに作っているそうで、それと成分などは酷似(あるいは同一?)しているとのこと。パッケージも似ている。
なんでか知らないけれど、軽やか仕立ての代わりとして、セブンの名を前に出さずに、さわやか酪農を作ってもらっているようだ。
ほかにも、秋田では扱い店が少ないと思われる、タカナシやよつ葉乳業の製品を、ヨーカドー→ガーデンではわりと扱っていた。
あと以前から気になっていた商品。秋田ではとても珍しいはず。思い切って買った。
大館の花善の鶏めしの隣が売り場(鶏めしは、後継のナイスでも扱うはずだし、西武や秋田駅にもある)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b4/d3f86908eeeb274c12fd6934d91dc014.jpg)
奈良名物柿の葉寿司。五條市の「柿の葉すし本舗たなか」はその大手の1つ。正式な駅弁ではなさそうだけど近鉄の駅売店でも扱っていて、東京の百貨店や駅弁屋祭でも購入できる。
どういうわけか、それがザ・ガーデン秋田店で恒常的に売られていた。紙箱7個入りの「さば・さけ」と「さば」の2種(デザインが同じで区別しづらい。写真はさばオンリー)。毎日入荷ではないようで、売り切れだったり、見切り品になっていたりする時もあったが。
なお、先日、秋田のスーパー「マルダイ」の駅弁祭りのチラシにあった柿の葉寿司は、別メーカーだった。
高校の修学旅行で、奈良公園の中の店(? 今調べたけど、詳細不明)で柿の葉寿司を食べたのが、最初。量が多めで時間がなくて急いで食べたけど、おいしかった記憶。その後、ずっと食べてなかったような気がする。高いけどやっぱりおいしい。
【2023年4月10日追記・上野駅などのザ・ガーデンでは、各地の駅弁を常時販売している。そのおこぼれが、秋田へ来ていたということかもしれない。】
イオン秋田中央店の進藤水産(過去の記事)のように、ガーデン秋田店でも食品売り場内の一部のコーナーを、直営でなくテナントが担当していた。会計は他とまとめてする方式。
青果は「南国屋」(卸会社「松紀」系列)、精肉や惣菜(の一部?)は「伊藤ハムフードソリューション」。【3月2日追記・いただいたコメントによれば、シェルガーデンから西武へ移管された時からテナント化されたとのこと。】
これらは、ヨーカドーではなく、西武秋田店とのつながりかと思う。西武本体の地階にも、それぞれ出店している。ナイスになると、フォンテからは撤退ということになるか?
2月早々に、セブンプレミアムと生鮮食品などを除き、全品20%引きになり、徐々に棚の空きが増えていった。いつの間にか30%引きになり、今日時点では、生鮮やパン以外のほとんどの売り場はスカスカだった。のわりにはけっこう客がいたような。早くも改装業者(とナイスの人?)が下見にも来ていたようだ。
長かったのか短かったのか、10年間、秋田駅周辺の数少ないスーパーとして、周辺住民、勤務者、JR・バス利用者や旅行客に、広く親しまれた店だった。改装中の買い物難民が少し心配。市街地へは初進出となるナイスに期待。
※続きはこの記事後半