間もなく6月。春も終盤。
冒頭の写真の菜の花(アブラナ)は、秋田市仁井田の秋田県農業試験場の跡地。ちなみに2009年に紹介した新屋の西部工業団地でも、今年も咲いていたはず(つぼみの状態の時に確認)。
※農試跡地についてはこの記事など参照
先週末の段階で花は終わりかけだった(連休明け頃くらいが見頃だった模様)
「菜の花畑を見学してみませんか」という看板
菜の花畑に「見学してみませんか」という看板を立てても、その看板を見ている人は既に見学中なわけであり、あまり意味がないような気がしますが…
看板は秋田県生活環境文化部と新あきた農業協同組合(JA新あきた)の名前で設置されているが、テープで隠された名前もある。
広大な農試跡地だけど、菜の花畑があるのはごくごく一部。
ほとんどは空き地のまま(大住小側から撮影)
数年前からのエコブームもあって特に秋田では、バイオエタノールの原料として菜の花栽培が注目されていたが、最近は風力などのクリーンエネルギーのほうに世間の関心が移ってしまったような印象もある。
農試跡地でも、太陽光発電などによる農業の実証施設を作る計画があるという。
さて、菜の花畑のすぐそばに市立大住小学校がある。この菜の花は大住小の児童が種まきをするなど、授業や活動に活用されているそうだ。
僕が小学生だった頃は、小学校3年生の理科のいちばん最初の単元で、アブラナを題材にして花のつくりを学習した。「アブラナ」という聞き慣れない植物の名と、写真や模型ばかりで実物を見ることはなかったはずで、なぜこの植物を題材にしたのか、子供心に違和感を感じた。
その点、今の大住小では目の前に教材が生えているわけで、恵まれている。
左奥が大住小
大住小の周辺はかつては一面が水田だったはずだが、今は農試跡地のほかは、ほとんどが新興住宅地。
ただし、学校のすぐ南側には、狭いながらも田んぼが残っている。田植えが終わって若苗が並んでいた。
校舎が水鏡に映る。奥には大住ニュータウンみなみ野など住宅地
以前も紹介したように、1980年開校の大住小の校舎は、秋田市立学校において昭和50年代に多数建てられた“箱型”タイプ。
その時などにも書いたけれど、この世代の校舎は現在、外壁の汚れが目立ってしまっているものが多い。
残念なことに、その典型と言えそうなのが、泉小と大住小。全体的に色が煤けたように黒っぽくなっており、所々に黒い涙を流したような筋が見られる。
大住小の正面(東側)
上の写真では、おそらく左右が教室棟(の側面)で、中央が管理棟だと思われる。中央の校舎だけ、改修工事時に塗り直したのか、外壁の塗装がきれい。
そのため、よりいっそう左右の校舎の汚れが際立ってしまう。
開校当初は全部が左側のような色だったのだろうか
屋上に飛び出た塔屋には、なぜか煙突が…(各教室などはFF式)
「風格がある」というよりは、単に汚い。構造上汚れやすいのか、あるいは予算の関係等で手が回らないのか。
外壁の汚れは、最優先されるべき安全性や居住性とは関係がなく、これで仕方ないのかもしれないが、クリーニングなどができないものだろうか。
※ちょうど1年後の変化(リンク先中ほど)
冒頭の写真の菜の花(アブラナ)は、秋田市仁井田の秋田県農業試験場の跡地。ちなみに2009年に紹介した新屋の西部工業団地でも、今年も咲いていたはず(つぼみの状態の時に確認)。
※農試跡地についてはこの記事など参照
先週末の段階で花は終わりかけだった(連休明け頃くらいが見頃だった模様)
「菜の花畑を見学してみませんか」という看板
菜の花畑に「見学してみませんか」という看板を立てても、その看板を見ている人は既に見学中なわけであり、あまり意味がないような気がしますが…
看板は秋田県生活環境文化部と新あきた農業協同組合(JA新あきた)の名前で設置されているが、テープで隠された名前もある。
広大な農試跡地だけど、菜の花畑があるのはごくごく一部。
ほとんどは空き地のまま(大住小側から撮影)
数年前からのエコブームもあって特に秋田では、バイオエタノールの原料として菜の花栽培が注目されていたが、最近は風力などのクリーンエネルギーのほうに世間の関心が移ってしまったような印象もある。
農試跡地でも、太陽光発電などによる農業の実証施設を作る計画があるという。
さて、菜の花畑のすぐそばに市立大住小学校がある。この菜の花は大住小の児童が種まきをするなど、授業や活動に活用されているそうだ。
僕が小学生だった頃は、小学校3年生の理科のいちばん最初の単元で、アブラナを題材にして花のつくりを学習した。「アブラナ」という聞き慣れない植物の名と、写真や模型ばかりで実物を見ることはなかったはずで、なぜこの植物を題材にしたのか、子供心に違和感を感じた。
その点、今の大住小では目の前に教材が生えているわけで、恵まれている。
左奥が大住小
大住小の周辺はかつては一面が水田だったはずだが、今は農試跡地のほかは、ほとんどが新興住宅地。
ただし、学校のすぐ南側には、狭いながらも田んぼが残っている。田植えが終わって若苗が並んでいた。
校舎が水鏡に映る。奥には大住ニュータウンみなみ野など住宅地
以前も紹介したように、1980年開校の大住小の校舎は、秋田市立学校において昭和50年代に多数建てられた“箱型”タイプ。
その時などにも書いたけれど、この世代の校舎は現在、外壁の汚れが目立ってしまっているものが多い。
残念なことに、その典型と言えそうなのが、泉小と大住小。全体的に色が煤けたように黒っぽくなっており、所々に黒い涙を流したような筋が見られる。
大住小の正面(東側)
上の写真では、おそらく左右が教室棟(の側面)で、中央が管理棟だと思われる。中央の校舎だけ、改修工事時に塗り直したのか、外壁の塗装がきれい。
そのため、よりいっそう左右の校舎の汚れが際立ってしまう。
開校当初は全部が左側のような色だったのだろうか
屋上に飛び出た塔屋には、なぜか煙突が…(各教室などはFF式)
「風格がある」というよりは、単に汚い。構造上汚れやすいのか、あるいは予算の関係等で手が回らないのか。
外壁の汚れは、最優先されるべき安全性や居住性とは関係がなく、これで仕方ないのかもしれないが、クリーニングなどができないものだろうか。
※ちょうど1年後の変化(リンク先中ほど)