秋田駅中央改札口の並びの待合室前に、噂のアレが設置されました!
以前の状態。
(再掲)
自由通路に面した待合室前
待合室の自動ドアに向かって右、業務用ドアとの間には、従来は広告が設置されていたが、先週後半頃にソレが置かれた。
飲料の自動販売機が設置された
待合室の中には前からあったが、秋田駅自由通路内に(自由通路に面して)初めて自動販売機が設置されたことになる。
「acure※関連記事」とあるから、JR東日本の関連会社「JR東日本ウォータービジネス」の自販機だが、ミョーに図体がでかいし、どこか普通の自販機と違う。
そして通りかかる人の多くが目を向け、写真のように足を止めて見入る人も少なくない。
そう。これこそ、首都圏で話題になっている「次世代自動販売機」。
販売商品は、陳列されるのではなく、47インチの大型液晶ディスプレイに映像で表示され、その画面がタッチパネルになっているのが最大の特徴。
さらに、自販機の前に立つ人の属性(性別とか年齢)を識別しておすすめの商品を提示したり、そのデータを元にマーケティングに活用できる。
2010年8月の品川駅を皮切りに、2012年3月末(って明日か)までに「合計500台を、東京近郊のJR東日本エキナカで展開」することになっていて、数が増えている。
今までにない自販機であるため、公式サイトによれば設置当初は首都圏でも「前に行列(人だかり)ができてい」たそうで、「通常の自販機の約3倍の売上」だったそうだ。
地方での展開については公式サイトには出ておらず、唐突に秋田駅に出現した印象。いつかは秋田にも設置されるかもとは思っていたが、ずいぶん早かった。
秋田の一般の人は、次世代自販機に対してそれほど情報を持っていないはずだが、見かけが違うから「これなんだ?」と気付くのだろうか。
上のテレビとそんなに画面サイズが違わない
お客がいない時は、広告的な画面が流れたり、
「顔」になったりする(「秋田なう♪」と言っている)
季節や天候に合わせた内容が表示されるらしい。(遠隔コンテンツ)
前を人が通ると、商品一覧の画面(ストアモード)に切り替わる。
「節電 営業中」から一覧へ変わる瞬間
この自販機も、JR東日本ウォータービジネスの自販機の特徴である、1台に複数メーカーの商品が入る「ブランドミックス機」。
右下では「こまち15周年」を告知
この機械では特にホットの缶コーヒーが各社勢揃い。他には自販機では珍しいと思われる「スコール」や「レッドブル」もございます。
在庫がなくなった場合、その商品は表示しないようになっているそうで、「売り切れ」表示にはならない。
【31日追記】購入する時は、その商品の画像に触れる。そうするとその画像が拡大表示されるらしい。
上の画像のこまち15周年の下に左右矢印ボタンが表示されていて、それで順送りで選択することもできる模様。高い位置の画像をタッチできない場合を考慮しているのだろう。
なお、従来型のSuica対応自販機でも同様だが、お金を投入するよりも先に商品を選択することができる。
さて、次世代自販機の売りである、おすすめ商品の表示。
劇団ひとり氏が「いつも水(ミネラルウォーター)ばっかり勧められる」と怒っていた。
自販機が判断したその人の属性のほか、その時の時間帯とその時の気温の3要素を元に、すすめる商品を決めている。
おすすめ商品が大きく表示されるのかと思っていたが、実際には、商品一覧の隅に「おすすめ」のアイコンが表示されるだけ。この程度だったらそんなに目障りじゃない。
「おすすめ」マークのデザインも何パターンかあり、時期や属性によって変わるそうだ。
劇団ひとり氏と僕は「属性」としては同じはずだ。
ちょっと寒い日の午後、秋田駅の次世代自販機の前に立ってみると…
おすすめマークが出た!(これがオーソドックスなマーク)
ホットで2商品「伊藤園 朝の茶事(※伊藤園とJRの共同開発商品)」と「ポッカ アロマックスプレミアムゴールド」、上の写真の外で「レッドブル」の3つを勧めてもらった。
残念ながら、どれもそれほど飲みたいものではなかった。
他の時間に行ったらどうなるのかとか、サングラスやカツラやお面を着けて行ったらどうなるのかとか、気になる。
なお、カメラを構えると「人の顔」と判断できなくなるようで、おすすめマークが消えた。
【4月1日追記】3月28日付朝日新聞秋田版に、「次世代自販機、秋田駅に」としてこの自販機の記事が出ていた。「「おもしろい」と言いながらタッチパネルを押す女子高校生」の写真も掲載。
「午後5時。50代の男性会社員が自販機の前に立つと、ホットコーヒーに「おすすめ」の表示が出た。20代の女性会社員には冷たいお茶やコーンポタージュスープ。自販機上部のセンサーが顔のしわや目の位置などから年代と性別を判断。」
「JR東日本管内に約270台ある」そうで、「JR東日本秋田支社は「新しい買い方を楽しんでほしい」と話」しているとのこと。
【4月22日追記】JR東日本秋田支社の3月16日付プレスリリースによれば、3月19日(月)17時から稼働開始した模様。
※商品補充の模様はこちら
※その後、故障して復旧した。
※2018年9月に、さらに新しい自販機に更新された。
【30日23時10分追記】秋田駅つながりで、閉店したホームのキオスクの続報。※前回の記事
コメントでいただいた情報によれば、店舗が撤去され、3月9日の時点で既に更地になってしまったとのこと。
(再掲)閉店直後
3月18日撮影。向こうの階段(アルス改札口に続く北跨線橋)まで見通せる
店の中心付近だけ、新たに舗装された。
その後、ここに自動販売機が1台置かれたという話も聞いた。※続きはこちら
以前の状態。
(再掲)
自由通路に面した待合室前
待合室入口の真上には、自由通路を向いて音声なしの大画面テレビがNHKによって設置されている。
待合室の中にもNHK総合を放映しているテレビ(音は出る)があるが、それよりでっかい画面。高校野球などスポーツ中継が佳境に入っている時や重大ニュース時は、足を止めて見る人がわりといるが、普段は少ない。
地デジ普及のためにNHKが各地でやっているものだが、ここに必要なのか疑問。
待合室の中にもNHK総合を放映しているテレビ(音は出る)があるが、それよりでっかい画面。高校野球などスポーツ中継が佳境に入っている時や重大ニュース時は、足を止めて見る人がわりといるが、普段は少ない。
地デジ普及のためにNHKが各地でやっているものだが、ここに必要なのか疑問。
待合室の自動ドアに向かって右、業務用ドアとの間には、従来は広告が設置されていたが、先週後半頃にソレが置かれた。
飲料の自動販売機が設置された
待合室の中には前からあったが、秋田駅自由通路内に(自由通路に面して)初めて自動販売機が設置されたことになる。
「acure※関連記事」とあるから、JR東日本の関連会社「JR東日本ウォータービジネス」の自販機だが、ミョーに図体がでかいし、どこか普通の自販機と違う。
そして通りかかる人の多くが目を向け、写真のように足を止めて見入る人も少なくない。
そう。これこそ、首都圏で話題になっている「次世代自動販売機」。
販売商品は、陳列されるのではなく、47インチの大型液晶ディスプレイに映像で表示され、その画面がタッチパネルになっているのが最大の特徴。
さらに、自販機の前に立つ人の属性(性別とか年齢)を識別しておすすめの商品を提示したり、そのデータを元にマーケティングに活用できる。
2010年8月の品川駅を皮切りに、2012年3月末(って明日か)までに「合計500台を、東京近郊のJR東日本エキナカで展開」することになっていて、数が増えている。
今までにない自販機であるため、公式サイトによれば設置当初は首都圏でも「前に行列(人だかり)ができてい」たそうで、「通常の自販機の約3倍の売上」だったそうだ。
地方での展開については公式サイトには出ておらず、唐突に秋田駅に出現した印象。いつかは秋田にも設置されるかもとは思っていたが、ずいぶん早かった。
秋田の一般の人は、次世代自販機に対してそれほど情報を持っていないはずだが、見かけが違うから「これなんだ?」と気付くのだろうか。
上のテレビとそんなに画面サイズが違わない
お客がいない時は、広告的な画面が流れたり、
「顔」になったりする(「秋田なう♪」と言っている)
季節や天候に合わせた内容が表示されるらしい。(遠隔コンテンツ)
前を人が通ると、商品一覧の画面(ストアモード)に切り替わる。
「節電 営業中」から一覧へ変わる瞬間
この自販機も、JR東日本ウォータービジネスの自販機の特徴である、1台に複数メーカーの商品が入る「ブランドミックス機」。
右下では「こまち15周年」を告知
この機械では特にホットの缶コーヒーが各社勢揃い。他には自販機では珍しいと思われる「スコール」や「レッドブル」もございます。
在庫がなくなった場合、その商品は表示しないようになっているそうで、「売り切れ」表示にはならない。
【31日追記】購入する時は、その商品の画像に触れる。そうするとその画像が拡大表示されるらしい。
上の画像のこまち15周年の下に左右矢印ボタンが表示されていて、それで順送りで選択することもできる模様。高い位置の画像をタッチできない場合を考慮しているのだろう。
なお、従来型のSuica対応自販機でも同様だが、お金を投入するよりも先に商品を選択することができる。
さて、次世代自販機の売りである、おすすめ商品の表示。
劇団ひとり氏が「いつも水(ミネラルウォーター)ばっかり勧められる」と怒っていた。
自販機が判断したその人の属性のほか、その時の時間帯とその時の気温の3要素を元に、すすめる商品を決めている。
おすすめ商品が大きく表示されるのかと思っていたが、実際には、商品一覧の隅に「おすすめ」のアイコンが表示されるだけ。この程度だったらそんなに目障りじゃない。
「おすすめ」マークのデザインも何パターンかあり、時期や属性によって変わるそうだ。
劇団ひとり氏と僕は「属性」としては同じはずだ。
ちょっと寒い日の午後、秋田駅の次世代自販機の前に立ってみると…
おすすめマークが出た!(これがオーソドックスなマーク)
ホットで2商品「伊藤園 朝の茶事(※伊藤園とJRの共同開発商品)」と「ポッカ アロマックスプレミアムゴールド」、上の写真の外で「レッドブル」の3つを勧めてもらった。
残念ながら、どれもそれほど飲みたいものではなかった。
他の時間に行ったらどうなるのかとか、サングラスやカツラやお面を着けて行ったらどうなるのかとか、気になる。
なお、カメラを構えると「人の顔」と判断できなくなるようで、おすすめマークが消えた。
【4月1日追記】3月28日付朝日新聞秋田版に、「次世代自販機、秋田駅に」としてこの自販機の記事が出ていた。「「おもしろい」と言いながらタッチパネルを押す女子高校生」の写真も掲載。
「午後5時。50代の男性会社員が自販機の前に立つと、ホットコーヒーに「おすすめ」の表示が出た。20代の女性会社員には冷たいお茶やコーンポタージュスープ。自販機上部のセンサーが顔のしわや目の位置などから年代と性別を判断。」
「JR東日本管内に約270台ある」そうで、「JR東日本秋田支社は「新しい買い方を楽しんでほしい」と話」しているとのこと。
【4月22日追記】JR東日本秋田支社の3月16日付プレスリリースによれば、3月19日(月)17時から稼働開始した模様。
※商品補充の模様はこちら
※その後、故障して復旧した。
※2018年9月に、さらに新しい自販機に更新された。
【30日23時10分追記】秋田駅つながりで、閉店したホームのキオスクの続報。※前回の記事
コメントでいただいた情報によれば、店舗が撤去され、3月9日の時点で既に更地になってしまったとのこと。
(再掲)閉店直後
3月18日撮影。向こうの階段(アルス改札口に続く北跨線橋)まで見通せる
店の中心付近だけ、新たに舗装された。
その後、ここに自動販売機が1台置かれたという話も聞いた。※続きはこちら