八橋運動公園の自販機の冬期休止の記事を書いた時、Googleマップを見ていたら、公園内に謎の施設が掲載されていた。
陸上競技場と相撲場の間、テニスコートの向かい
「給油訓練場所」とあり、「公園」を示す木のマークが付く
場所としては、1989年まで秋田地方気象台があった位置。
植え込みがあるのか、あるいはやや高くなっているかして、テニスコート前の通路からは見えづらかったかと記憶する。現在は、プロスポーツの試合開催時などに駐車場として使われることがあるらしい。
航空写真。この時も駐車しているが、給油施設は?
ここに「給油訓練場所」などあったっけ?
あったとして、何の給油を訓練するの?
検索して、もしかしたらというのを発見。
2024年11月2日と3日に、秋田市で「令和6年度 緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練」が開催された。その名の通り、ブロック内から隊員や車両が集まる大規模な訓練で、割山(勝平)の旧・秋田空港跡地で行われた模様が報道されていた。
その実施要項・実施要項(秋田市ホームページ ページ番号1044435)を見ると、旧空港以外の会場で行われた訓練もあった。
その会場の1つが八橋運動公園であり、「後方支援活動訓練」と「燃料補給訓練」が行われた。
後方支援活動訓練は、2日間にわたって県立体育館前や健康広場等の屋内外の体育施設を使用。
燃料補給訓練は、11月2日午後のみ。その場所が、
実施要項より抜粋・加工。分かりづらいが黒い点線で囲ったのが燃料補給訓練場所
ズバリ、この場所である。
Googleマップの「給油訓練場所」とは「令和6年度 緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練の燃料補給訓練の会場」を指すのではないだろうか。
燃料補給訓練では何が行われたのか。実施要項によれば、
「訓練の主眼 大規模災害時に民間業者の協力を得て、速やかに補給体制の構築を図る。」
内容や注意事項を抜粋すると、
「指定した場所に民間業者の移動タンク貯蔵所を配置する。」「軽油ポリエチレン缶への詰め替え給油とし、車両への直接給油は行わない。」「精算は現金のみとし、訓練参加消防本部(局)単位で行うものとする」
要は“特設ガソリンスタンド”みたいなもの?
「燃料補給訓練会場」だとして、どうしてGoogleマップに載っているのか。完全な憶測。
ユーザーの提案によって、施設名など「場所」を追加(登録)でき、それが誰もが見られる地図に掲載されるGoogleマップのシステム上、何者かが登録したのだろう。「給油訓練場所」の名で。
それは秋田市など主催側ではない誰かではないだろうか。物好きな部外者かもしれないが、合同訓練の関係者かもしれない。例えば、秋田市外から参加した消防関係者とか、給油に関わった業者とか。
そして、本来は誰でも見られるGoogleマップに載せるつもりはなかったのかもしれない。組織内の仲間内だけで、場所の情報を共有したいだけだったのでは。そういう目的のために「Googleマイマップ」という機能があるのだが、勘違いや操作ミスにより、マイじゃないマップのほうに登録してしまった、ということかも。
「燃料補給訓練」なのに「給油訓練」と間違えてしまうことからしても、少々そそっかしそうなので。
地図上の謎の「給油訓練場所」に悩まされ、大迷惑ではないがちょっと迷惑。ブログのネタにできたことには、ちょっと感謝。
以前から指摘しているように、Googleマップは地図の使いかたに革命をもたらし、さまざまな点で便利になった。その一方、Googleマップにはクセがあったり、使いづらかったり、載っている情報を鵜呑みにしないほうが良かったりすることもある。
陸上競技場と相撲場の間、テニスコートの向かい
「給油訓練場所」とあり、「公園」を示す木のマークが付く
場所としては、1989年まで秋田地方気象台があった位置。
植え込みがあるのか、あるいはやや高くなっているかして、テニスコート前の通路からは見えづらかったかと記憶する。現在は、プロスポーツの試合開催時などに駐車場として使われることがあるらしい。
航空写真。この時も駐車しているが、給油施設は?
ここに「給油訓練場所」などあったっけ?
あったとして、何の給油を訓練するの?
検索して、もしかしたらというのを発見。
2024年11月2日と3日に、秋田市で「令和6年度 緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練」が開催された。その名の通り、ブロック内から隊員や車両が集まる大規模な訓練で、割山(勝平)の旧・秋田空港跡地で行われた模様が報道されていた。
その実施要項・実施要項(秋田市ホームページ ページ番号1044435)を見ると、旧空港以外の会場で行われた訓練もあった。
その会場の1つが八橋運動公園であり、「後方支援活動訓練」と「燃料補給訓練」が行われた。
後方支援活動訓練は、2日間にわたって県立体育館前や健康広場等の屋内外の体育施設を使用。
燃料補給訓練は、11月2日午後のみ。その場所が、
実施要項より抜粋・加工。分かりづらいが黒い点線で囲ったのが燃料補給訓練場所
ズバリ、この場所である。
Googleマップの「給油訓練場所」とは「令和6年度 緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練の燃料補給訓練の会場」を指すのではないだろうか。
燃料補給訓練では何が行われたのか。実施要項によれば、
「訓練の主眼 大規模災害時に民間業者の協力を得て、速やかに補給体制の構築を図る。」
内容や注意事項を抜粋すると、
「指定した場所に民間業者の移動タンク貯蔵所を配置する。」「軽油ポリエチレン缶への詰め替え給油とし、車両への直接給油は行わない。」「精算は現金のみとし、訓練参加消防本部(局)単位で行うものとする」
要は“特設ガソリンスタンド”みたいなもの?
「燃料補給訓練会場」だとして、どうしてGoogleマップに載っているのか。完全な憶測。
ユーザーの提案によって、施設名など「場所」を追加(登録)でき、それが誰もが見られる地図に掲載されるGoogleマップのシステム上、何者かが登録したのだろう。「給油訓練場所」の名で。
それは秋田市など主催側ではない誰かではないだろうか。物好きな部外者かもしれないが、合同訓練の関係者かもしれない。例えば、秋田市外から参加した消防関係者とか、給油に関わった業者とか。
そして、本来は誰でも見られるGoogleマップに載せるつもりはなかったのかもしれない。組織内の仲間内だけで、場所の情報を共有したいだけだったのでは。そういう目的のために「Googleマイマップ」という機能があるのだが、勘違いや操作ミスにより、マイじゃないマップのほうに登録してしまった、ということかも。
「燃料補給訓練」なのに「給油訓練」と間違えてしまうことからしても、少々そそっかしそうなので。
地図上の謎の「給油訓練場所」に悩まされ、大迷惑ではないがちょっと迷惑。ブログのネタにできたことには、ちょっと感謝。
以前から指摘しているように、Googleマップは地図の使いかたに革命をもたらし、さまざまな点で便利になった。その一方、Googleマップにはクセがあったり、使いづらかったり、載っている情報を鵜呑みにしないほうが良かったりすることもある。