昨日の秋田駅東西自由通路東側の天井耐震工事の周辺の話題。
自由通路の天井には、等間隔に細長いステンドグラスがはめられており、季節や時間によっては通路の床や壁を柔らかな光で彩ることを、ずっと前に紹介した。
すでに改修工事が終了し、天井の色が白から木目調に変わった中央改札口周辺でも、ステンドグラスは変わらず残っているので、東側でも来年以降は再び見られることだろう。※工事終了後(リンク先最後)。拭かれたのか若干きれいになった気がする。
中央改札前から東方向
これまで、ステンドグラスに関する情報が、現地にもネットにもどこにもないと思っていたが、中央改札口の少し東側・北辺の壁に、こんなものを発見。上の写真では見づらいが、地図の右側、窓との間に正方形の板が取り付けられている。
ステンドグラスの説明だ!
テーマ、意図、作者等、これまで知りたかったことが全部出ている。
以前の写真を見ても、同じ位置に表示板があるようだし、書体が写研「ゴナ」だから、日付の通り1997年の現駅舎完成時からあったのだろう。小さいとは言え、これまで気付かなかった。
テーマは「秋田・光の四季」。その説明は、
春・柔らかな陽射し、花々の響宴 夏・深く吸い込まれる緑、草の香り 秋・黄金色の大地、頭を垂れる稲穂 冬・音をのみ込む雪、直線的な空気
4色あるのは季節を表していたのか。
ここで僭越ながら、春の「響宴」という言葉について。
「花々の響宴」
「響く」の「響宴」という言葉は、国語辞典には出ていない。吹奏楽のイベントの名前にはある。
下が「音」でなく「食」の「饗宴」は「客をもてなすための宴会。(デジタル大辞泉)」の意味で存在する。
造語で「響宴」なのか、「饗宴」の誤植なのか。「花々のきょうえん」ならば「競演」とかの気もしなくもないし…
作者のステンドグラス作家・志田政人氏は存じ上げなかったが、1958年秋田市生まれ。
秋田高校卒業後、フランスでステンドグラスを学び、東京赤坂にアトリエを設立。2000年からは再びフランスにいるようだ。
国内外各地に作品があり、秋田県内では聖霊女子短期大学付属高校聖堂、秋田市立千秋美術館、秋田ふるさと村、秋田県立博物館などにあるとのこと。
駅のステンドグラス自体、知らない人が多い。その作者とともに、もっと知られてもいい。
自由通路の天井には、等間隔に細長いステンドグラスがはめられており、季節や時間によっては通路の床や壁を柔らかな光で彩ることを、ずっと前に紹介した。
すでに改修工事が終了し、天井の色が白から木目調に変わった中央改札口周辺でも、ステンドグラスは変わらず残っているので、東側でも来年以降は再び見られることだろう。※工事終了後(リンク先最後)。拭かれたのか若干きれいになった気がする。
中央改札前から東方向
これまで、ステンドグラスに関する情報が、現地にもネットにもどこにもないと思っていたが、中央改札口の少し東側・北辺の壁に、こんなものを発見。上の写真では見づらいが、地図の右側、窓との間に正方形の板が取り付けられている。
ステンドグラスの説明だ!
テーマ、意図、作者等、これまで知りたかったことが全部出ている。
以前の写真を見ても、同じ位置に表示板があるようだし、書体が写研「ゴナ」だから、日付の通り1997年の現駅舎完成時からあったのだろう。小さいとは言え、これまで気付かなかった。
テーマは「秋田・光の四季」。その説明は、
春・柔らかな陽射し、花々の響宴 夏・深く吸い込まれる緑、草の香り 秋・黄金色の大地、頭を垂れる稲穂 冬・音をのみ込む雪、直線的な空気
4色あるのは季節を表していたのか。
ここで僭越ながら、春の「響宴」という言葉について。
「花々の響宴」
「響く」の「響宴」という言葉は、国語辞典には出ていない。吹奏楽のイベントの名前にはある。
下が「音」でなく「食」の「饗宴」は「客をもてなすための宴会。(デジタル大辞泉)」の意味で存在する。
造語で「響宴」なのか、「饗宴」の誤植なのか。「花々のきょうえん」ならば「競演」とかの気もしなくもないし…
作者のステンドグラス作家・志田政人氏は存じ上げなかったが、1958年秋田市生まれ。
秋田高校卒業後、フランスでステンドグラスを学び、東京赤坂にアトリエを設立。2000年からは再びフランスにいるようだ。
国内外各地に作品があり、秋田県内では聖霊女子短期大学付属高校聖堂、秋田市立千秋美術館、秋田ふるさと村、秋田県立博物館などにあるとのこと。
駅のステンドグラス自体、知らない人が多い。その作者とともに、もっと知られてもいい。
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