
☆グリム童話『ハーメルンの笛吹き男』は何を伝えたかったのか
☆アーサー王伝説―モデルとなったのは、アジア人だった
☆「世界史の謎がおもしろいほどわかる本」最終回
*真相は別にして、面白い本でした

☆ドイツのハーメルンにひとりの男があらわれた
*当時のハーメルンは、ネズミの被害に困っていた
*男はお金を払えばネズミを退治すると申しでて、町は男にネズミ退治を依頼
*男が笛を吹くと、家々からネズミが出てきた
*ネズミは、男が歩く方向についていき、ネズミは町から去っていった
*ハーメルンの人たちは約束を破り、男にお金を払わなかった
*男は怒って、町を出ていった
*男がふたたびハーメルンにあらわれ笛を吹く
*子供たちが、男とともに町を出て行って、戻ってくることはなかった
☆実際にこれと似た事件が過去に起こっている
*フランスで、少年が「十字軍に行くようにと神のお告げがあった」といい出した
*少年は、数千人の少年少女を導いて、マルセイユから船に乗って出ていってしまった
*子供たちは、アフリカヘ連れていかれ、奴隷として売られたのでは
☆子供たちの集団家出の要因は、当時の社会的状況にあった
*子供といえども、過酷な労働を強いられる時代
☆「笛吹き男」の話、史実に基づいているのだろうか
*東方への植民活動が盛んだった時代
*「笛吹き男」は、植民活動の応募者を募ったのではないか
☆グリム童話の物語になんらかのメッセージがある
*この物語では何を伝えたかったのだろうか、解明されていない

☆ブリトン人(ケルト人の一派)の王・アーサーと騎士達の活躍
*さまざまな物語は、中世の人々を魅了した
*ブリトン人の子孫であるウェールズ人
*アーサーは民族を象徴する英雄だった
*彼らは「必要なときにはアーサー王が助けにきてくれる」と信じていた
☆ヨーロッパでは、有名なアーサー王
*歴史記録のどこにも彼の名は見あたらない
*アーサー王は、架空の人物である可能性が高い
☆アサー王のモデルとなる人物
*候補者の一人は、西ローマ帝国の軍人
*候補者の二人目は、ゲルマン民族と戦って戦功を上げたブリトン人がいた
(名前は残されていない)
☆近年では、アーサー王として、サルマート人説が有力視されている
*サルマート人とは、イラン系の遊牧騎馬民族
*サルマート人に伝わる伝説は、アーサー王伝説と似ているものが多い
*サルマート人の伝説が、アーサー王伝説のルーツではないか
☆アーサー王のモデルが、サルマート人だった場合
*ヨーロッパを代表する英雄が、アジア人だったということになる


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世界史のウソと真実の名作6(笛吹き男、アサー王)
(ネットより画像引用)