なぜ日本は世界一の「薬剤師パラダイス」になったのか
☆大病院の門前には、同じような店構えの調剤薬局が並ぶ風景が何故生まれたのか
☆作家の猪瀬直樹氏がコメントする
*調剤薬局の青年がフェラーリを乗り回しているという話が取材の端緒だったと
年間8兆円、薬局調剤医療費の不思議な仕組み
☆国民医療費43兆円のうち、医科診療医療費が31兆円を占めている
*8兆円の薬局調剤医療費は目立たないが、精査する必要がある
☆厚生労働省が場当たり的に「医薬分業」を進めた結果
*薬局調剤医療費(約2兆円)の調剤技術料をわれわれが負担している
☆「医薬分業」自体は悪いことではなく、欧米の先進国でも行われている
*昔は医師が仕入れた薬を倍くらいの値段で、大量に処方していた
*それを「薬漬け」「過剰投与」と批判された
☆医師だけが儲かる仕組みに対して、厚生労働省は「医薬分業」へと舵を切った
☆昔は当たり前だった病院内での処方が減る
*現在、病院内での処方は3割、残りの7割が病院外の薬局の処方されている
医薬分業に潜む「政策コスト」
☆政策コストがかかりすぎて、そのコストをわれわれ利用者が払っている
☆政策コストとは、政策を実現するためにインセンティブを与える費用
*「医薬分業」で、医師、病院から薬剤師、薬局に調剤業務を移行させための費用
☆政策コストの1つが調剤技術料
*約2兆円の調剤技術料にどこまで合理的な根拠があるのか疑問がわく
☆高血圧、糖尿病、不眠、胃炎の70代の患者が28日分の薬を処方
*病院内の場合は320円で済むのに、「門前薬局」に行くと3450円もかかる
*病院内で処方されるより10倍以上も高い
*調剤料は、院内が90円に対し、院外が2400円で27倍
*「お薬手帳」も、380円かかる仕組み
☆医師のボロ儲けを防ぐための「医薬分業」
*薬剤師がボロ儲けする構造になった
根本的な見直しを怠り、既得権益が積み重なる
☆役人が長期的なビジョンもなく「医薬分業」を実現するために少しずつ修正した
☆「医薬分業」を達成した
*必要以上に政策コスト増加し、調剤技術料が約2兆円になった
☆日本は、人口1人あたりの薬剤師の数は諸外国に比べても飛び抜けて多い
*増え続ける薬剤師が食べていくためにも、高額な調剤技術料が必要になる
*そうした産業構造がつくられてしまった
調剤薬局の若手経営者がフェラーリのお得意さん
☆フェラーリ販売店の店主とチャラチャラした若者が店員と立ち話している
*フェラーリに手が届く収入があるようには見えない普通の青年
*店主に聞けば、調剤薬局の経営者だという
☆調剤薬局、そんなに儲かるのか
*門前薬局を開業し、月20日間店を開けて、1日30人患者がくるケース
*受け付けしただけで支払わなければならない費用
(調剤基本料、調剤料、お薬手帳の料金など)
*薬剤費を抜いた技術料だけで、月間約“3450円×30人×20日=207万円”
☆総収入、2484万円で、経費を抜いて手取り年収1000万円
*フェラーリにも十分手が届く計算
国民国家としての日本をどうするか
☆国民国家とは、ある意味での会員制クラブのようだと筆者は考えている
☆会費を払えば、さまざまなサービスを受けられる
☆日本では人口が減少し、高齢化が進むいま
*国民国家を維持していく上で、ギリギリのところにきている
☆特に問題なのが、医療・介護で、早く解決しないと日本は取り返しがつかないことになる
政治家や官僚は改革を実行できるのか
☆増え続ける医療・介護費を消費者の利益に沿ってどのように削減していくか
☆政治家や官僚は実行できるのでしょうか
*政治家が地元しか見てないが、本来、政治家は天下国家を論じるべき存在
*地元だけを見ていると、国家の観点がなくなってしまう
☆期待できるとしたら政権です
*安倍政権は権力を持ったけれど、なにもやらない
*権力があり、本気になれば改革できるはず
☆官僚は当局の政策を立案する役割をになう
*担当者は、2、3年で異動していくから、目先のことしか見ていない
*長期で俯瞰する視点を持たず、予算なら前年度比を参考にして考えることしかできない
☆結果、道路・医療にしてもコストだけがどんどんふくらんでしまう
☆将来を見通す政治家と実務を行う官僚がうまく補完し合う関係が必要だが、現実は違う
*近い将来、長期的なビジョンを持つ政治家が厚生労働大臣になるのを期待する
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『プレジデントオンライン』
日本は世界一の「薬剤師パラダイス」
(「薬剤師パラダイス」記事より画像引用)
☆大病院の門前には、同じような店構えの調剤薬局が並ぶ風景が何故生まれたのか
☆作家の猪瀬直樹氏がコメントする
*調剤薬局の青年がフェラーリを乗り回しているという話が取材の端緒だったと
年間8兆円、薬局調剤医療費の不思議な仕組み
☆国民医療費43兆円のうち、医科診療医療費が31兆円を占めている
*8兆円の薬局調剤医療費は目立たないが、精査する必要がある
☆厚生労働省が場当たり的に「医薬分業」を進めた結果
*薬局調剤医療費(約2兆円)の調剤技術料をわれわれが負担している
☆「医薬分業」自体は悪いことではなく、欧米の先進国でも行われている
*昔は医師が仕入れた薬を倍くらいの値段で、大量に処方していた
*それを「薬漬け」「過剰投与」と批判された
☆医師だけが儲かる仕組みに対して、厚生労働省は「医薬分業」へと舵を切った
☆昔は当たり前だった病院内での処方が減る
*現在、病院内での処方は3割、残りの7割が病院外の薬局の処方されている
医薬分業に潜む「政策コスト」
☆政策コストがかかりすぎて、そのコストをわれわれ利用者が払っている
☆政策コストとは、政策を実現するためにインセンティブを与える費用
*「医薬分業」で、医師、病院から薬剤師、薬局に調剤業務を移行させための費用
☆政策コストの1つが調剤技術料
*約2兆円の調剤技術料にどこまで合理的な根拠があるのか疑問がわく
☆高血圧、糖尿病、不眠、胃炎の70代の患者が28日分の薬を処方
*病院内の場合は320円で済むのに、「門前薬局」に行くと3450円もかかる
*病院内で処方されるより10倍以上も高い
*調剤料は、院内が90円に対し、院外が2400円で27倍
*「お薬手帳」も、380円かかる仕組み
☆医師のボロ儲けを防ぐための「医薬分業」
*薬剤師がボロ儲けする構造になった
根本的な見直しを怠り、既得権益が積み重なる
☆役人が長期的なビジョンもなく「医薬分業」を実現するために少しずつ修正した
☆「医薬分業」を達成した
*必要以上に政策コスト増加し、調剤技術料が約2兆円になった
☆日本は、人口1人あたりの薬剤師の数は諸外国に比べても飛び抜けて多い
*増え続ける薬剤師が食べていくためにも、高額な調剤技術料が必要になる
*そうした産業構造がつくられてしまった
調剤薬局の若手経営者がフェラーリのお得意さん
☆フェラーリ販売店の店主とチャラチャラした若者が店員と立ち話している
*フェラーリに手が届く収入があるようには見えない普通の青年
*店主に聞けば、調剤薬局の経営者だという
☆調剤薬局、そんなに儲かるのか
*門前薬局を開業し、月20日間店を開けて、1日30人患者がくるケース
*受け付けしただけで支払わなければならない費用
(調剤基本料、調剤料、お薬手帳の料金など)
*薬剤費を抜いた技術料だけで、月間約“3450円×30人×20日=207万円”
☆総収入、2484万円で、経費を抜いて手取り年収1000万円
*フェラーリにも十分手が届く計算
国民国家としての日本をどうするか
☆国民国家とは、ある意味での会員制クラブのようだと筆者は考えている
☆会費を払えば、さまざまなサービスを受けられる
☆日本では人口が減少し、高齢化が進むいま
*国民国家を維持していく上で、ギリギリのところにきている
☆特に問題なのが、医療・介護で、早く解決しないと日本は取り返しがつかないことになる
政治家や官僚は改革を実行できるのか
☆増え続ける医療・介護費を消費者の利益に沿ってどのように削減していくか
☆政治家や官僚は実行できるのでしょうか
*政治家が地元しか見てないが、本来、政治家は天下国家を論じるべき存在
*地元だけを見ていると、国家の観点がなくなってしまう
☆期待できるとしたら政権です
*安倍政権は権力を持ったけれど、なにもやらない
*権力があり、本気になれば改革できるはず
☆官僚は当局の政策を立案する役割をになう
*担当者は、2、3年で異動していくから、目先のことしか見ていない
*長期で俯瞰する視点を持たず、予算なら前年度比を参考にして考えることしかできない
☆結果、道路・医療にしてもコストだけがどんどんふくらんでしまう
☆将来を見通す政治家と実務を行う官僚がうまく補完し合う関係が必要だが、現実は違う
*近い将来、長期的なビジョンを持つ政治家が厚生労働大臣になるのを期待する
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『プレジデントオンライン』
日本は世界一の「薬剤師パラダイス」
(「薬剤師パラダイス」記事より画像引用)