慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

不可侵領域の陰鬱6(原子力損害賠償支援機構)

2020年02月09日 | 日本の聖域
肥大化する経産省の新「伏魔殿」

 ☆3・11から三年半余り、東京電力と中部電力が燃料・火力発電事業の包括提携に合意
 *それは、戦後の電力九社による「護送船団」体制の終焉を意味する
 *合意には”影の演出家”が存在し、「官製アライアンス」と呼ばれた
 ☆原子力損害賠償支援機構(東電の50%超の議決権を握る)が仕掛けた
 ☆経済産業省が実質運営するこの認可法人
 ☆名称通り被害者の損害賠償を円滑に行うために設置された
 ☆今や経産省の新「伏魔殿」と呼ばれる原賠機構
 ☆賠償支援に始まり、東電解体、エネルギ産業再編、廃炉の公的機関へ
 *アメーバのように権限を広げていく原賠機構
 ☆残るのは肥大化した経産省だけである

原発事故の「互助会」が変質
 ☆経産省から出向してきた役員
 *東電の分社化による自律的経営の必要性を力説した
 *”腐った餞頭″であるかの比喩に、東電幹部には無念と反発が募る
 ☆持ち株会社体制は東電解体に等しく
 *電力各社も生殺与奪権を握られかねない
 ☆原賠機構は東電に対し、 1兆円の資本注入
 *14年末現在、約5兆円事故債務返済を肩代わりしている
 *その活動費は、電力業界が賄っている
 ☆原発事故の「互助会」原賠機構の運営の構成
 *「一般負担金」(原子力事業者11社が保有原発の出力に応じて納める)
 *「特別負担金」(東電が処分可能利益から納める)
 ☆東電の新たな再建計画
 *「新・総合特別事業計画」(新総特)が経産省に認定された
 *東電再生は大きく意味合いを変えた
 *新総特の策定を主導したのは、経産省から出向している東電取締役の役員
 *役員嶋田隆氏は、元衆議院議員の与謝野馨氏秘書官を務めた”秘蔵っ子”
 *東電で首相官邸、財務省、社外取締役などとの政治的な交渉を担う
 ☆中電との包括提携を演出したのも嶋田氏らが中心
自殺者も出かねない「再値上げ」
 ☆経営の司令塔である中核4部長(企画部長等)は交代させられた
 ☆後任は、畑違いの人材であり、原賠機構の言いなり
 ☆東電の退職者は14年末には、約4千人を数え、人材流出は止まらなかった
 *東電会長は「給料を上げる」と発言し、社員の退職者は一服している
 ☆東電会長は「生産性倍増委員会」を立ち上げた
 ☆東電のある幹部がささやく
 *委員会は、会長がコスト削減に奮闘している姿を知らしめる顔見世興行
 *メディアや世間の反応、特に官邸の動静を見、再値上げ申請の問合いを計っている
 *社員は、頑張っているが、なお経営は厳しいとの名分が必要
 ☆再値上げ? とんでもない、小売リカンパニーの幹部は怒気を露わにした
 *再値上げ、退職者が相次ぐどころか、自殺者が出る
 *前回の過酷な値上げ交渉の記憶が蘇るからだ
 ☆家庭用料金と違い、相対契約の法人用料金
 *24万件の大口顧客の合意を一件ずつ取り付けなければならない
 *営業現場は修羅場と化していたのだ
「福島の記憶」はほとんどない
 ☆中電との包括提携(中電が東京圏に電源をもつ意味は大きい)
 *50ヘルツと60ヘルツの電源周波数の壁に守られてきた市場
 ☆明暗を分ける東電の発電部門と小売り部門
 *事故債務に追われてキャッシュがない東電
 (中電が資金調達する”持参金”で老朽火力のリプレースが可能になった)
 *東電は、金城湯池の首都圏を開放した
 (東電は、中電より電力の供給を受け、西日本へ進出することも可能になった)
 ☆中電との包括提携は東電の解体を加速させる
 ☆関電内部には、原賠機構への恨み節が渦巻く
 *東電再生のために原発「互助会」へ協力した関電八本社長
 ☆東電の嶋田氏、吉野氏
 *その資金を新総特や包括提携のコンサルに湯水のごとく使う
 ☆「東電ー中電」連合軍で関西を攻めてきた
40年活動する廃炉機関へ衣替え
 ☆原発4基が動けば、関電は3・11前の料金水準に戻れる唯一の大手電力会社
 ☆中電が関電の反感を買ってまで東電と包括提携したのは、浜岡原発の処理問題
 *原賠機構に将来の分離をチラつかされて、断れなくなったのでは
 ☆原子力損害賠償・廃炉等支援機構
 *福島第一原発の廃炉も手掛けることになる
 *職員も百人超に倍増され、今後40年は活動を続ける
 *商業原発の廃炉を一手に引き受ける公的機関に衣替えする
 ☆原発は、”公益電源”で国有化する動きが強まるだろう
東京電力の再建計画
 ☆「新・総合特別事業計画」(新総特)経済産業省のエネルギー産業再編は迷走してる
 ☆福島第一原発の事故債務は22兆円に迫り、新総特当時の2倍に膨れ上る
 ☆新総特が14年としていた柏崎刈羽原発の再稼働はいまだ実現していない
 ☆電力三社は事故債務を負担させられることを警戒し、原子力事業の統合に否定的
 ☆官主導の再編は見えてこない
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の聖域クライシス』








不可侵領域の陰鬱6(原子力損害賠償支援機構)
(ネットより画像引用)


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食べ物の雑学3(大豆を食べると「頭がよく働く」)

2020年02月09日 | 生活
食べ物の雑学3

イモ類の中で、ヤマイモだけが生で食べられる理由
 ☆ヤマイモが生で食べられるのは、でんぷんの変化とアミラーゼ酵素による
 ☆ヤマイモは、ある程度でんぶんが分解されているので、加熱する必要がない
大豆に含まれている「頭がよく働く」源
 ☆大豆中の成分レシチンが、脳の働きを活性化する
 ☆脳は神経細胞の集合体
 *細胞間の連絡係となるのが、アセチルコリン
 *アセチルコリンは、レシチンが分解し生成される
 ☆レシチンが不足すると、脳の神経細胞間の伝達が悪くなる
備長炭で調理するとおいしくなる理由
 ☆たんぱく質、脂肪、炭水化物
 *150~200度の加熱でもっともおいしく変質する
 ☆炭火の熱は、長時間この最適な温度を保っていられる
ゆでタマゴの殻は、冬より夏のほうがむきやすい
 ☆ゆでタマゴの白身が殻にくっつく理由
 *白身に溶けている炭酸ガスが熱せられて体積が増える
 *その圧力で白身と薄皮が殻に押しつけられるので剥きにくい
 ☆白身の炭酸ガスは、気温が高いほど早く抜ける
 ☆冬より夏のほうがゆでタマゴはむきやすい
タマゴ酒には風邪薬と同じ成分が入っている
 ☆卵白には、リゾチウムという殺菌酵素が含まれている
 *この酵素が風邪の菌に効く
 ☆リゾチウムには炎症を抑える働きがある
 *せきやのどの腫れを鎮めたり、熱を抑えたりする
 ☆塩化リゾチウム配合の風邪薬もある
アルカリ性食品が健康にいい理由
 ☆血液や体液はPH7.4前後の弱アルカリ性
 ☆アルカリ性食品が「日本人にとって」とっていい理由
 *日本の水は基本的に酸性
 *食生活の欧米化で、肉を食べる量が非常に増た
 *食そのものが酸性化している
 ☆日本人の場合、水で酸性体質、更に酸性の食品を食べる
 *体内のPHを保つために、体の諸器官は無理し体が疲弊する
 ☆ヨーロッパの場合は、水はアルカリ性
 *肉を食べることは、彼らにとって理にかなっている
エビやカニは、ゆでると赤くなる理由
 ☆エビが生の状態では
 *色素アスタキサンチンはたんぱく質に結合している
 *加熱すると、結合がほどけて、色素は本来の赤い色に戻る
 ☆同じ甲般類のカニもまた、ゆでると赤くなる
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『時間を忘れるほど面白い雑学の本』




食べ物の雑学3(大豆を食べると「頭がよく働く」)
(ネットより画像引用)




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カジノIRの深部1(お台場青海と山下埠頭をつなぐ新ルート)

2020年02月09日 | 政治家
カジノIR・お台場&横浜合体構想暴く

 ☆全貌は明らかになっていないが、東京ー横浜を合体させるIR構想
 ☆水面下で着々と進んでおり、その背後に菅官房長官がいる

世論は反対だが政府は推進ヘ
 ☆カジノを含む統合型リゾート施設(IR)
 *汚職事件を受け、基本方針決定を先送りした
 ☆政府関係者は、計画自体を諦めるつもりは全くない
 ☆横浜市市長も是非を検討するとの見解を示した
 *IR候補地の山下埠頭に拠点を置く横浜港運協会
 *「反対」も根強いが、協会の会長は、菅官房長官の”盟友”
 *菅氏が進める「横浜カジノ」に反対する意向を示していた
 *新年の賀詞交換会で会長は「今日はきな臭い話はしない』と
 *IR構想を真っ向からは否定しなかった
 ☆菅ー市長による”ステルス作戦”が始まったのでは
小池氏は反対恐れ知事選後に
 ☆小池氏は水面下で自民党とさまざまな条件闘争を繰り広げている
 *目玉が『お台場IR』構想
 ☆東京都は、お台場青海地区を中心にIRに関する影響調査を進めている
 *東京五輪・パラリンピック後の臨海部の将来像を見据え
 *建築家やアーティスト、都庁職員らで「官民連携チーム」を立ち上げてる
 ☆東京都の環境整備はすでに整い、いつ、IR誘致を表明するかだ
 *知事選が終わり、五輪が終わった秋口あたりに発表するのでは
 *小池氏は二階幹事長と連絡を取り合っている
 ☆横浜市は
 *お台場と横浜を合わせて大規模IRとなれば、世界でも類を見ない施設になる
 *横浜のポイントは『カジノなし』で、反旗を翻している藤木会長もOKもポイント
 *会長への説得材料は、お台場と山下埠頭を結ぶ道路が飛躍的に拡充されたこと
 (19年6月に開通した東京湾トンネル)
横浜では反対派が署名活動ヘ
 ☆東京都のカジノ構想をぶち上げたのは石原慎太郎知事だった
 ☆小池知事は最初からIR構想には積極的だった
 *築地・豊洲市場の問題で前面に出すことが出来なかった
 ☆石原氏提案から20年を経て、横浜を巻き込み、構想は復活し巨大化した
 ☆横浜の林市長にとっての″救い″
 *500ドットコムの事件、横浜市はまったく影響がなかった
 ☆林氏は、IR誘致を表明したが、当人はIR事業者とも接触していない
 ☆職員にも「IR事業者と会うなら、必ず複数人で、メモと記録を残しなさい」と厳命
 *怪しげな業者が入り込む余地はなかった
 ☆もう一つの”救い”反対派の分裂
 *横浜ではリコールには49万、住民投票でも6万の署名が必要
 *反対派がバラバラでは達成は難しい
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS2月号』


カジノIRの深部1(お台場青海と山下埠頭をつなぐ新ルート)
(『THEMIS2月号』記事より画像引用)



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