はじめに 月刊誌『選択』編集長 湯浅次郎氏
☆「偽ニュース」から、いかに我が身を守るか
*日々、虚偽情報に踊らされる危機に晒されている
☆日本で古くから繰り返されてきた現象では、先の大戦の「大本営発表」
☆深刻なのは、新聞や放送等の信頼おけるメディアの偽ニュースの流布です
*権力の側にとつて都合の良い偽ニュースは報道する
*秘したい真実は見て見ぬふりをする
☆海外の客観的な目からは、日本の惨状がよく見えるのでしょう
☆本書の主たる内容
*大メディアが口をつぐむ諸問題の実態や真相を書き綴った
☆もっともらしい報道の中にこそ、危ない偽ニュースが潜んでいる
☆本書をお読みになり、理解いただければと願うばかりです
医療費を食い潰す「諸悪の根元」
☆日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が健診の検査基準の変更を発表
☆日本動脈硬化学会や日本高血圧学会は、改定に否定的
*「国民の健康に悪影響を及ぼしかねない」などと脅しつけた
☆都内でクリニックを開業するベテラン内科医は断言する.
*現在の健診は「健康な人に無理やり不健康のレッテルを貼っている」だけ
*無駄な検査が健康を害する事もあり、より踏み込んだ改革が必要だ
☆国民の健康づくりでなく、医療界のための患者づくりしかしない健診などやめたほうがいい
☆健保連は、財政的に苦しい健保のために一千億円規模で国庫補助を肩代わりしている
☆健保とその加盟企業、国民が負担れている年間3千億円の健診費はドブに捨てられている
無駄に続けられる胸部X線検査
☆「健康診断」はいくつかに分類される
*幼稚国から大学まで行われる健診、事業者が行う定期健診、保険者が行う特定健診
*文部科学省と厚生労働省が所管している.
☆厚労省所管の健診が問題になっている
*年間市場は約3千億円規模に上り、税金で行われないが義務付けられた
*事業者や保険者が費用を負担しており、第二の税金のようなもの
☆学校健診が変更された
*座高測定とぎょう虫検査が15年度限りで廃止された
*両項目共に必要性が疑問視され、官僚の前例墨守の最たる例
☆前出ベテラン内科医が語る
*学校健診の変更で恩恵を奪われたのは、座高計とぎょう虫検査シールのメーカー位
*厚労省の健診で検査項目が変更されれば多くの医者の死活問題となる
*そこには製薬会社や、医療機器メーカーの利権もぶらさがる
☆最右翼は、「胸部レントゲン(X線)検査」
*X線検査は結核の発見という当初の目的を失ったが、現在でも続けられている
*結核の代わりに肺がんの早期診断を検査項目に加えることで生き残った
*がん専門医は「胸部X線検査で肺がんの早期診断ありえない」と語る
*肺がんの診断について、X線では限界があることは医学的には公知の事実
*米国で、X線検査によって肺がんの死亡率は減らないことが証明されている
☆現在の肺がん診断の主流はコンピューター断層撮影診断(CT検査)
☆前出のがん専門医はこう語る
*家族の既往歴や喫煙の有無等で、ハイリスク群を絞り込みCT検査を行えばいい
健診に巣くう医療機器メーカー
☆医学的には、ほぼ無意味なX線検査が行われている理由
*代表格が厚労省所管の公益財団法人「結核予防会」だ
*結核予防の斜陽化を防ぐためにも健診でのX線検査を死守したい
☆事業者が35歳以上の従業員に対して行っている胃のパリウム検査も問題が多い
*内視鏡検査がこれだけ発達してもなお、厚労省はバリウム検査を推奨している
*多くの医師は自分の健診でバリウムは飲まないと言う(前出ベテラン内科医)
☆国立がん研究センターに勤める医師は指摘をする
*バリウム検査はがんを予防しているのか作り出しているのかわからない
☆小診療所までがX線撮影装置を持つ日本は、放射線被ばく大国といわれている
☆「無駄な被ばく」が減らないのは、医師の利権のせいだけではない
*供給過剰なコメディカル(放射線技師)や、診断装置のメーカーがここに連なる
☆日立製作所や東芝メディカルといった放射線検査機器メーカー
*新たな機器を医療機関に導入してもらえるかどうかは死活問題だ
*最新装置による検査の保険点数を引き上げてもい、機器を更新させるシステム
(メーカーと厚労省とはベッタリ?)
増加の一途を辿る検査項目
☆定期健診の検査項目は増加を続けている
*「成人病の予防」と銘打って検査項目の増加し、「メタボ健診」も新たに導入された
☆古くからの心音、X線検査も廃止されず、健診市場はひたすら膨張を続けている
☆項目増加が目立つ血液検査についても疑義が呈されている
☆特殊な肝臓病を抱える人を除いて、肝機能のガンマGTPの検査も不要だという
*この数値が上がっているのは脂肪肝やアルコール多飲が原因
☆血液検査は外注に出されることが多い
*「検査産業を保護するために検仝項目が加えられている」という指摘はもっともだろう
☆厚労省の発表
*一年間に健診を受けた人のうち4割以上がなんあつの「異常あり」と診断されている
*これらは当然、再検査によって市場をさらに潤し、高血圧や高血糖の「患者予備軍」となる
健康を守れない健康診断
☆「メタボ健診」
*毎年5千万人以上の国民が腹囲測定と血液検査を義務付けられる
*一千万人以上が保健指導を受けている
☆これにより、 1千億円規模の新規市場が開拓された
☆肝心の「メタボリックシンドローム」には科学的なエビデンスがほとんどない
☆世界保健機関(WHO)が概念を提唱したが、欧米では疑問が呈されており、
*飛びついたのは日本の医療界くらい
(敬称略)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の聖域クライシス』
不可侵領域の陰鬱1(無駄で有害な健康診断)
(ネットより画像引用)
☆「偽ニュース」から、いかに我が身を守るか
*日々、虚偽情報に踊らされる危機に晒されている
☆日本で古くから繰り返されてきた現象では、先の大戦の「大本営発表」
☆深刻なのは、新聞や放送等の信頼おけるメディアの偽ニュースの流布です
*権力の側にとつて都合の良い偽ニュースは報道する
*秘したい真実は見て見ぬふりをする
☆海外の客観的な目からは、日本の惨状がよく見えるのでしょう
☆本書の主たる内容
*大メディアが口をつぐむ諸問題の実態や真相を書き綴った
☆もっともらしい報道の中にこそ、危ない偽ニュースが潜んでいる
☆本書をお読みになり、理解いただければと願うばかりです
医療費を食い潰す「諸悪の根元」
☆日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が健診の検査基準の変更を発表
☆日本動脈硬化学会や日本高血圧学会は、改定に否定的
*「国民の健康に悪影響を及ぼしかねない」などと脅しつけた
☆都内でクリニックを開業するベテラン内科医は断言する.
*現在の健診は「健康な人に無理やり不健康のレッテルを貼っている」だけ
*無駄な検査が健康を害する事もあり、より踏み込んだ改革が必要だ
☆国民の健康づくりでなく、医療界のための患者づくりしかしない健診などやめたほうがいい
☆健保連は、財政的に苦しい健保のために一千億円規模で国庫補助を肩代わりしている
☆健保とその加盟企業、国民が負担れている年間3千億円の健診費はドブに捨てられている
無駄に続けられる胸部X線検査
☆「健康診断」はいくつかに分類される
*幼稚国から大学まで行われる健診、事業者が行う定期健診、保険者が行う特定健診
*文部科学省と厚生労働省が所管している.
☆厚労省所管の健診が問題になっている
*年間市場は約3千億円規模に上り、税金で行われないが義務付けられた
*事業者や保険者が費用を負担しており、第二の税金のようなもの
☆学校健診が変更された
*座高測定とぎょう虫検査が15年度限りで廃止された
*両項目共に必要性が疑問視され、官僚の前例墨守の最たる例
☆前出ベテラン内科医が語る
*学校健診の変更で恩恵を奪われたのは、座高計とぎょう虫検査シールのメーカー位
*厚労省の健診で検査項目が変更されれば多くの医者の死活問題となる
*そこには製薬会社や、医療機器メーカーの利権もぶらさがる
☆最右翼は、「胸部レントゲン(X線)検査」
*X線検査は結核の発見という当初の目的を失ったが、現在でも続けられている
*結核の代わりに肺がんの早期診断を検査項目に加えることで生き残った
*がん専門医は「胸部X線検査で肺がんの早期診断ありえない」と語る
*肺がんの診断について、X線では限界があることは医学的には公知の事実
*米国で、X線検査によって肺がんの死亡率は減らないことが証明されている
☆現在の肺がん診断の主流はコンピューター断層撮影診断(CT検査)
☆前出のがん専門医はこう語る
*家族の既往歴や喫煙の有無等で、ハイリスク群を絞り込みCT検査を行えばいい
健診に巣くう医療機器メーカー
☆医学的には、ほぼ無意味なX線検査が行われている理由
*代表格が厚労省所管の公益財団法人「結核予防会」だ
*結核予防の斜陽化を防ぐためにも健診でのX線検査を死守したい
☆事業者が35歳以上の従業員に対して行っている胃のパリウム検査も問題が多い
*内視鏡検査がこれだけ発達してもなお、厚労省はバリウム検査を推奨している
*多くの医師は自分の健診でバリウムは飲まないと言う(前出ベテラン内科医)
☆国立がん研究センターに勤める医師は指摘をする
*バリウム検査はがんを予防しているのか作り出しているのかわからない
☆小診療所までがX線撮影装置を持つ日本は、放射線被ばく大国といわれている
☆「無駄な被ばく」が減らないのは、医師の利権のせいだけではない
*供給過剰なコメディカル(放射線技師)や、診断装置のメーカーがここに連なる
☆日立製作所や東芝メディカルといった放射線検査機器メーカー
*新たな機器を医療機関に導入してもらえるかどうかは死活問題だ
*最新装置による検査の保険点数を引き上げてもい、機器を更新させるシステム
(メーカーと厚労省とはベッタリ?)
増加の一途を辿る検査項目
☆定期健診の検査項目は増加を続けている
*「成人病の予防」と銘打って検査項目の増加し、「メタボ健診」も新たに導入された
☆古くからの心音、X線検査も廃止されず、健診市場はひたすら膨張を続けている
☆項目増加が目立つ血液検査についても疑義が呈されている
☆特殊な肝臓病を抱える人を除いて、肝機能のガンマGTPの検査も不要だという
*この数値が上がっているのは脂肪肝やアルコール多飲が原因
☆血液検査は外注に出されることが多い
*「検査産業を保護するために検仝項目が加えられている」という指摘はもっともだろう
☆厚労省の発表
*一年間に健診を受けた人のうち4割以上がなんあつの「異常あり」と診断されている
*これらは当然、再検査によって市場をさらに潤し、高血圧や高血糖の「患者予備軍」となる
健康を守れない健康診断
☆「メタボ健診」
*毎年5千万人以上の国民が腹囲測定と血液検査を義務付けられる
*一千万人以上が保健指導を受けている
☆これにより、 1千億円規模の新規市場が開拓された
☆肝心の「メタボリックシンドローム」には科学的なエビデンスがほとんどない
☆世界保健機関(WHO)が概念を提唱したが、欧米では疑問が呈されており、
*飛びついたのは日本の医療界くらい
(敬称略)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の聖域クライシス』
不可侵領域の陰鬱1(無駄で有害な健康診断)
(ネットより画像引用)