対テロ隠密部隊「秘中の秘」の実像
☆過激派組織「イスラム国」による日本人の人質殺害事件
☆安倍首相は、在外邦人救出の法整備の必要性を声高に説く
☆救出作戦に投入が想定されているのは,陸上自衛隊の特殊作戦群(特戦)
☆現在の法律では、自衛隊の武器使用を警察権の範囲で止めている
*救い出すには相手と戦う必要があり、現在の自衛隊では戦えない
☆それでも、特戦の精鋭は日夜過酷な訓練で技量を磨いている
「精鋭中の精鋭」超エリート集団
☆防衛省の政務三役経験者語る
*数十メートル離れた距離から硬貨の中心を撃ち抜く射撃訓練を視察した
*これほどの技量なら、オリンピツクの射撃で金メダルも獲得できるのでは?
*特戦上官「そのレベルだが、五輪に出れば素性が明らかになる」と返答した
☆特操作戦群は、5群で編成されている
*特殊作戦群、第一空挺団、中央即応連隊、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊
*任務はゲリラやテロ、他国の特殊部隊による攻撃が起きたとき、迅速に対応する
☆特殊作戦群は、習志野駐屯地に所在する
*所属する自衛官は家族にすら、その事実を明かすことは許されていない
*所属する隊員数は約三百人で、このうち戦闘要員が二百人程度
*隊員になるための受験資格を持つのは、レンジヤーの課程を修了した者
*陸上自衛官14万のうち、レンジヤー資格を持つ者は8%程度
*「精鋭中の精鋭」自衛官の超エリート集団
組織防衛のための「切り札」
☆米ソ冷戦が終結した後、国際安全保障環境は激変した
☆軍事力を背景にした覇権争いや、テロとの戦いが前面に躍り出る
☆「イスラム国」に象徴されるように、残虐なテロ行為が各地で火を噴いている
☆弾道ミサイルとこれに対抗するミサイル防衛、無人攻撃機や精密誘導弾の進歩
☆地上戦で互いに血で血を洗うことはもはや前時代的な戦術と化した
☆攻撃でも防衛でも主戦場は海と空になったのだ
☆そんな流れの中、テロやゲリラに対処する部隊の創設、拡充は誰も反対できない
☆岐路に立たされた陸自は、自分たちの存在感を示す必要がある
*「任務の多様化」を大義にした新組織の立ち上げは、陸上自衛隊の死活的な課題
*特殊作戦群は陸自再生と組織防衛に向けた「切り札」という別の顔も持つ
アルジェリア人質事件で投入検討
☆特殊作戦群と同じような組織、警察の特殊急襲部隊(通称SAT)が知られている
☆SATは治安機関の一部で、あくまでも日本の法律に基づく国内の運用が主体
☆特殊作戦群は国内対応と国際的な活動のいずれも想定する
*SATにとってみれば、特殊作戦群の応援を求めることは自己否定になる
☆過去の特殊作戦群の投入
*人道支援のためイラク南部サマワヘ陸自部隊を送り込み、特殊作戦群も派遣された
*アフリ力東部のジブチに海賊対策で南スーダンの首都ジュバの宿営地へも派遣された
☆アルジェリアで邦人十人の犠牲者が出た人質事件が起きた
*首相官邸で「ジブチのレンジャー隊員(特殊作戦群)を投入しては」との作戦案が浮上した
*防衛省、自衛隊の答えはノーだった
(陸上の移動手段もなく、武器の使用も正当防衛と緊急避難に限られている状態)
☆政府は海外の邦人救出に関係する自衛隊法の改正に踏み切った
*警察比例の原則に類似した比例原則が働くという内在的制約があると明記した
(警察比例の原則とは相手が攻撃するまで、攻撃できないこと)
☆特殊作戦群でも、そんな制約を抱えたままでは、邦人救出は不可能と断言できる
理念優先の安倍の欺臓
☆精鋭集団特殊作戦群だけでは、海外での邦人救出はできない
*地理や言語は無論、文化、民族の心理にも精通しなければいけない
*現地の情報を収集、分析する諜報機関さえ日本にはない
*補給も後方支援も必要となる
*本来は、そこまで勘案して実効性のある法整備を図るべきだった
☆理念優先の安倍に、それどうでもいいのかもしれない
☆特殊作戦群は、国内ですら警察の高い壁で出番が封じられている
☆高い志とずばぬけた能力を持つ精鋭集団
*どのように活用するのか、根本的な議論を素通りして法律だけをつくる
*邦人救出の名の下に国民の歓心を買う欺瞞は許されない
*その陰で一番苦しめられるのは他でもない、特殊作戦群の面々なのだ
(敬称略)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の聖域クライシス』
不徳と欺瞞が罷り通る2(陸上自衛隊特殊作戦群)
(ネットより画像引用)
☆過激派組織「イスラム国」による日本人の人質殺害事件
☆安倍首相は、在外邦人救出の法整備の必要性を声高に説く
☆救出作戦に投入が想定されているのは,陸上自衛隊の特殊作戦群(特戦)
☆現在の法律では、自衛隊の武器使用を警察権の範囲で止めている
*救い出すには相手と戦う必要があり、現在の自衛隊では戦えない
☆それでも、特戦の精鋭は日夜過酷な訓練で技量を磨いている
「精鋭中の精鋭」超エリート集団
☆防衛省の政務三役経験者語る
*数十メートル離れた距離から硬貨の中心を撃ち抜く射撃訓練を視察した
*これほどの技量なら、オリンピツクの射撃で金メダルも獲得できるのでは?
*特戦上官「そのレベルだが、五輪に出れば素性が明らかになる」と返答した
☆特操作戦群は、5群で編成されている
*特殊作戦群、第一空挺団、中央即応連隊、中央特殊武器防護隊、対特殊武器衛生隊
*任務はゲリラやテロ、他国の特殊部隊による攻撃が起きたとき、迅速に対応する
☆特殊作戦群は、習志野駐屯地に所在する
*所属する自衛官は家族にすら、その事実を明かすことは許されていない
*所属する隊員数は約三百人で、このうち戦闘要員が二百人程度
*隊員になるための受験資格を持つのは、レンジヤーの課程を修了した者
*陸上自衛官14万のうち、レンジヤー資格を持つ者は8%程度
*「精鋭中の精鋭」自衛官の超エリート集団
組織防衛のための「切り札」
☆米ソ冷戦が終結した後、国際安全保障環境は激変した
☆軍事力を背景にした覇権争いや、テロとの戦いが前面に躍り出る
☆「イスラム国」に象徴されるように、残虐なテロ行為が各地で火を噴いている
☆弾道ミサイルとこれに対抗するミサイル防衛、無人攻撃機や精密誘導弾の進歩
☆地上戦で互いに血で血を洗うことはもはや前時代的な戦術と化した
☆攻撃でも防衛でも主戦場は海と空になったのだ
☆そんな流れの中、テロやゲリラに対処する部隊の創設、拡充は誰も反対できない
☆岐路に立たされた陸自は、自分たちの存在感を示す必要がある
*「任務の多様化」を大義にした新組織の立ち上げは、陸上自衛隊の死活的な課題
*特殊作戦群は陸自再生と組織防衛に向けた「切り札」という別の顔も持つ
アルジェリア人質事件で投入検討
☆特殊作戦群と同じような組織、警察の特殊急襲部隊(通称SAT)が知られている
☆SATは治安機関の一部で、あくまでも日本の法律に基づく国内の運用が主体
☆特殊作戦群は国内対応と国際的な活動のいずれも想定する
*SATにとってみれば、特殊作戦群の応援を求めることは自己否定になる
☆過去の特殊作戦群の投入
*人道支援のためイラク南部サマワヘ陸自部隊を送り込み、特殊作戦群も派遣された
*アフリ力東部のジブチに海賊対策で南スーダンの首都ジュバの宿営地へも派遣された
☆アルジェリアで邦人十人の犠牲者が出た人質事件が起きた
*首相官邸で「ジブチのレンジャー隊員(特殊作戦群)を投入しては」との作戦案が浮上した
*防衛省、自衛隊の答えはノーだった
(陸上の移動手段もなく、武器の使用も正当防衛と緊急避難に限られている状態)
☆政府は海外の邦人救出に関係する自衛隊法の改正に踏み切った
*警察比例の原則に類似した比例原則が働くという内在的制約があると明記した
(警察比例の原則とは相手が攻撃するまで、攻撃できないこと)
☆特殊作戦群でも、そんな制約を抱えたままでは、邦人救出は不可能と断言できる
理念優先の安倍の欺臓
☆精鋭集団特殊作戦群だけでは、海外での邦人救出はできない
*地理や言語は無論、文化、民族の心理にも精通しなければいけない
*現地の情報を収集、分析する諜報機関さえ日本にはない
*補給も後方支援も必要となる
*本来は、そこまで勘案して実効性のある法整備を図るべきだった
☆理念優先の安倍に、それどうでもいいのかもしれない
☆特殊作戦群は、国内ですら警察の高い壁で出番が封じられている
☆高い志とずばぬけた能力を持つ精鋭集団
*どのように活用するのか、根本的な議論を素通りして法律だけをつくる
*邦人救出の名の下に国民の歓心を買う欺瞞は許されない
*その陰で一番苦しめられるのは他でもない、特殊作戦群の面々なのだ
(敬称略)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の聖域クライシス』
不徳と欺瞞が罷り通る2(陸上自衛隊特殊作戦群)
(ネットより画像引用)