🌸『蓮如‐われ深き淵より―』33(生きることを考える)
☆混迷の時代にことばの力を信頼する
☆親鸞に〈慈〉を、蓮如に〈悲〉を見た五木の実感
☆混迷の時代にこそ、蓮如らのことばが力を持つ
☆親鸞に〈慈〉を、蓮如に〈悲〉を見た五木の実感
☆混迷の時代にこそ、蓮如らのことばが力を持つ
☆蓮如上人が本願寺で貧しい暮らしをしていた
*出自の知れない母との間に生まれた
*弟である応玄に譲状が渡されようとしていた
*堅田の法住らに請われて義理の母如円と弟を追い出す
*自らが本願寺八代目となるまで
☆著者、五木寛之
☆著者、五木寛之
⛳『蓮如‐われ深き淵より―』著者、五木寛之プロフィール
☆作家、五木寛之は、時代に影響を与え続けている稀有な存在
☆五木は、時代が求めているものを書くという使命感を抱いている
☆作家、五木寛之は、時代に影響を与え続けている稀有な存在
☆五木は、時代が求めているものを書くという使命感を抱いている
☆蓮如は室町時代を生きた人物
*貨幣経済が発達する一方で貧富の差は顕著になった
*農民による初めての一揆といわれる事件が起こる
☆現代の社会、バブル景気が終わり経済が低迷
*リストラや非正規雇用が増え、格差があからさまな時代
*地下鉄サリン事件が起きている
*リストラや非正規雇用が増え、格差があからさまな時代
*地下鉄サリン事件が起きている
☆混乱と不安の時代、五木は蓮如を登場させた
⛳『蓮如‐われ深き淵より―』概略
☆蓮如は、6歳の時に生き別れた母が残した言葉
☆蓮如は、6歳の時に生き別れた母が残した言葉
*わたしを思い出すときには、
*ただ、しんらんさまについてゆくのじゃ
*そして、おねんぶつをひろめなされ
☆その言葉を胸に、生涯をかけて浄土真宗の布教に努める
☆蓮如と言うとストイックな人物像が浮かぶが
*蓮如は、煩悩に負けそうになったり、弱音を吐いたり
*蓮如は、どこにでもいる人間として描かれている
☆こんなところも本作が身近に感じられる理由だろう
⛳『蓮如‐われ深き淵より―』は戯曲で書かれている
☆登場人物が実に生き生きと描かれている
*悪漢が蓮如とのやりとりで感動的なことばを発したり
*蓮如を仰ぎ見る者が蓮如に決定的なアドバイスをしたり
*台詞が登場人物に命を吹き込む
☆人が人と関わるということについて
☆人が人と関わるということについて
*深く思索し、ことばの力を信頼しているからこそ
*五木は、戯曲の形式で表現したのでは
☆五木は記載している
☆五木は記載している
*親鸞に〈慈〉を感じ、蓮如に〈悲〉を見る
*仏教の根本の姿勢、両者を合わせた〈慈悲〉の立場につきる
☆混迷が深まっている、現在の社会、慈悲の大切さは増している
*仏教の根本の姿勢、両者を合わせた〈慈悲〉の立場につきる
☆混迷が深まっている、現在の社会、慈悲の大切さは増している
(敬称略)
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⛳出典、『世界の古典』
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