慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「原子力潜水艦」「南シナ海」「国際裁判所」「香港」

2023年05月06日 | 地政学
🌸「広い海」が欲しい中国の地政学5

中国とロシアの仲たがい
 ☆共産主義の実現を目指す社会主義国家として、思想的には近いが
 ☆両国、両国が支援する国々が、対立する理由
 *ソ連でスターリンの死後
 *社会主義圏のなかでは大きな変化が起きた
 *ソ連内ではスターリン批判が盛んに行われた
 *革命のあり方や社会主義の国家運営等で、中国とソ連は対立した
 ☆中ソの関係は悪化の一途を辿り
 *国境付近では武力衝突も起こるようになった
 ☆中国とソ連は、思想的には近いが、
対立が明確になった
 *思想的に近い国家同士は争いにくいと思われているが
 *それは民主主義国家においてのみだ
 ☆ソ連・ベトナム・中国も共産党の一党独裁国家の中越戦争
 *その戦争は民主的平和論を証明するもの

中国(原子力潜水艦の配備)
 ☆中越国境紛争を経て、中国は盛んに海へと進出を図る

 ☆中国が海へ進出理由
 *中国は、度重なる戦争の末に陸の領有がある程度固まったから
 *又、アメリカの軍事衛星の映像非常に鮮明で
 *中国の内陸部の軍事施設は、ほぼ「丸裸」である
 ☆優れた軍事施設をもっていても
 *鮮明な衛星技術で、空から攻撃されたらひとたまりもない
 *海中の原子力潜水艦であれば、空からはとらえられない
 ☆原子力潜水艦は、長期間の連続航行が可能である
 *有り余る電力によって海水から酸素も作れる
 *数ヶ月以上の連続潜行が可能になっている
 ☆原子力潜水艦が現時点で最強の兵器だろう

中国の野心的動向(南シナ海の制圧)
 ☆アメリカは、自国の安全保障から
 *中国の原子力潜水艦を南シナ海に押さえ込みたい
 ☆南シナ海の南沙諸島では、米駆逐艦が哨戒活動を行い
 *中国がそれに抗議する
 *両国のせめぎ合いが、行われている
 ☆中国は、「今、とにかく広い海が欲しい」のだ
 ☆ソ連崩壊後、中国は
 *第一列島線、第二列島線の二本の軍事進出の目標ラインを定め
 *「対米防衛線」とした
 ☆防衛線以外にも、中国は南シナ海の領有権も積極的である
 *南シナ海の諸島の領有権を主張してきた
 *スプラトリー諸島に人工島を作り
 *軍事拠点と思しき施設を建設している(九段線に基づく)
 ☆国際法上は、満潮時に水に潜ってしまう岩礁は「島」ではない
 *埋め立てて「島」のようにしたとしても国際法上は「領土」でない
 *中国はそれを無視して、領有権を主張している

中国の野心的動向(国際裁判所判決)
 ☆ハーグ常設仲裁裁判所で、中国の連法性が確定された
 *訴えた側のフィリピンと訴えられた側の中国
 *「協力関係を築く約束」を交わしたことで
 *事実上、この判決が破棄されてしまった
 ☆国際裁判所の力なんて、そんなものなのだ
 *海域では、米中のせめぎ合い、牽制合戦が続いている
 ☆アメリカとフィリピンの間では
 *米比相互防衛条約が結ばれている
 *米国は、中国軍がフィリピン軍を攻撃した場合
 *この条約が適用されるとの警告を発した
 ☆アメリカは、中国に釘を刺したかったのだろう

最近の中国の野心的動向(香港政策)
 ☆香港の「一国二制度」の崩壊
 *日本の統治下から再びイギリス植民地となった香港
 *今後50年間は社会主義政策を行わないという中国の約束のもと
 *「特別行政区」として中国に主権移譲された
 *一国二制度の始まりである
 *2020年中国は「香港国家安全維持法」を施行した
 *大規模な反対デモが香港中で巻き起こった
 *その後の香港国家安全維持法施行
 ☆法律に基づき、中国は400人あまりを香港で逮捕している
 ☆「50年は社会主義政策を行わない」という約束
 *勝手に反故にし中国の政策を香港に押しつけはじめた
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『新地政学』








「原子力潜水艦」「南シナ海」「国際裁判所」「香港」
『新地政学』ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大喝(自衛隊員10名「死」... | トップ | NISA口座人気の銘柄 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

地政学」カテゴリの最新記事