慶喜

心意気
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『公共性の構造転換』30(世の中の仕組みを俯瞰する)

2021年01月11日 | 哲学
🌸『公共性の構造転換』

 ☆大衆民主主義が有効であるためには「公共圏」の回復が必要と訴える
 ☆国家を監視する「公共圏」の変質を訴える
 ☆著者、ハーバーマス

⛳『公共性の構造転換』著者ハーバーマスのプロフィール
 ☆現在は、社会は「産業社会」
 ☆国家は、租税や労役を社会から収奪する存在としてある
 *社会が収奪の実態をあからさまにしてない
 *国家は社会から過剰に収奪している
 *1部を社会に返還する
 *必要な業務を遂行するサービス機関の様に振る舞っている
 ☆社会と国家は「他国からの収奪を防ぐ」という利害
 *共有している面もあるが、国家の本質は収奪機関である
 *社会はこれを監視しなくてはならない
 ☆それは「出会いの場」で、ハーバーマスがいう「公共圏」である

⛳『公共性の構造転換』の概略
 ☆「出会いの場」は、イギリスの喫茶店から始まった
 *喫茶店には社会的身分に関係なく誰でも出入りすることができた
 *そこでは自由な討論が可能だ
 *喫茶店は、政治色を強め、絶対王権を規制する議会へと発展する
 *自由な討論の基礎となるのは、各人の教養である
 ☆教養は多くの場合「読書」から得られる
 *印刷機の発明によって出版事業が金儲けの道具となる
 *教養は徐々に力を奪われていく

 ☆私企業であるメディアの発信する情報
 *さまざまな形で利益を誘導するためのものである
 ☆国家を監視・規制するという機能が失われてしまった
 *テレビなどの普及で、真偽不明の情報もばらまかれる
 *市民は、真偽を明らかにする教養の力が失われてる今の状況
 ☆「公共圏」は本当に回復できるのか否か
 *今、私たちが選択している大衆民主主義
 *公共圏の復活なしにまともに機能しない
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』




『公共性の構造転換』30(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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