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心意気
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『即死での出血』『安楽死許容の6条件』『東海大学安楽死事件』『京北病院事件』

2024年07月23日 | 医療
🌸死の医学8

即死のときに血は噴き出さない
 (死後に切断しても血は出ない)


 ☆死後に腕などを切断しても、血液が噴出することはない
 *心臓が止まると、ポンプが止まってしまうから
 *なんの圧力もかからないからである
 ☆電車の飛び込みなどによる轢死の場合
 *電車にはねられた瞬間に、心臓が止まり、血液の噴出しない
 *はねられたと同時に心臓はショックを起こして止まり
 *すでに心臓はポンプの役割を果たしていない
 ☆瀕死の重態でわずかながら心臓が動いている場合も噴出しない
 *心臓の動きは心室細動といって痙攣しているだけの状態なので

⛳安楽死について考える①
 (最初に示された安楽死許容の6条件)

 ☆医療人の起こす事件として、安楽死の問題がある
 *京都で起きた、難病の筋萎縮性側索硬化症の女性患者安楽死事件
 *女医による安楽死事件が神奈川県川崎市で起こった
 *この女医は、病院にも患者にも大変評判がよかったと聞いている
 ☆日本で最初に物議をかもした安楽死事件、農村で起きた「山内事件」
 *病気で苦しむ父親を息子が、農薬入りの牛乳を飲ませて殺した事件
 ☆この事件が話題になったのは
 *「安楽死許容の6条件」見解が、裁判で示された事件だったから
 ☆6条件とは、
 *「医学的に不治の病で死期が近づいている」
 *「患者の苦痛が甚だしく見るに忍びない」
 *「患者の死苦の緩和が目的である」
 *「本人の真摯な嘱託または承諾が必要である」
 *「医師の手によることが原則」
 *「その方法が倫理的にも妥当かつ許容し得るものである」
 ☆筆者は、この6条件を問いたとき、非常に大きな不満を持った
 *法律家が医者の許可も得ないで「医師の手によること」と決めたのか
 *「医師の手に」は、医者に殺人を許可するような判断をしている
 *安楽死は、前出の「山内事件」のように、一般家庭の中で行なわれていた
 *6条件ができたために、医者にお願いすることになってしまった
 ☆医者の倫理を無視して決めた6条件、筆者は怒りを覚えた
 *結果起きたのが、神奈川県で起きた「東海大学安楽死事件」
 *これは、医師の手による初めての安楽死事件だった
 ☆法律家も気づき、6条件のうち2つがカットされた
 *「医師の手によることが原則」
 *「その方法が倫理的にも妥当かつ許容し得るものである」

⛳安楽死について考える②
 (コミュニケーション不足が招いた不幸)

 ☆医者がかかわる安楽死事件は「京北病院事件」
 *院長が末期がんの患者に、筋弛緩剤を投与して死亡させた
 ☆同じ筋弛緩剤を使用した「川崎協同病院安楽死事件」
 (主治医の女医が筋弛緩剤を投与した)
 *女医の「楽にしてあげましょう」という発言で
 *遺族側と解釈の違いが生じて問題となってしまった
 ☆「東海大学安楽死事件」にしても
 *医者が「お願いされたからやった」と言っているのに対し
 *裁判が始まると遺族は「お願いした覚えはない」と言っている
 ☆人の死に関することは、軽々しく口にすることができない
 *遠回しに言ったり、遠慮しながら言ったりするために
 *話の本質が伝わらないことがある
 ☆″安楽死”という言葉は、医者も家族も言いにくいからだ
 *それゆえに誤解が生じてしまったのが、この事件の発端だった
 ☆女医はもともと周囲からの評判が良くて、 一生懸命やっていた
 *一生懸命やる真面目な医者ほど、こうした事件に巻き込まれてしまう
 *親身になって、なんとかしてあげたい、と考える真面日な医者ほど
 *こういう事件に引き込まれてしまう
 *女医も楽にしてあげたいと思ったのではないだろうか
                        (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人はこんなことで死んでしまうのか』








『即死での出血』『安楽死許容の6条件』
『東海大学安楽死事件』『京北病院事件』
(ネットより画像引用)

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