慶喜

心意気
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『定位脳手術』『脳外科手術の将来』『フリーマン癒しの旅』

2024年07月23日 | 生命科学
🌸脳を切る 悪魔の手術ロボトミー4

フリーマンが残した課題と脳科学に託された夢
 ☆フリーマンの死から8年後
 *精神疾患について、統一的な診断基準が使われるようになった
 *現在も脳神疾患の診断基準として世界中で使用されている
 *診断基準の中心となるのは、それぞれの病気に特有の症状だ
 *それはあくまでも症状にもとづいた分類だ
 *精神疾患の多くは、科学的な原因究明に至っていないのが現実だ
 ☆フリーマンとロボトミーが植え付けた脳の外科的治療
 *タブー意識は非常に根強く植え付けられた
 *その後の精神医学の治療は投薬が中心になる
 *精神疾患を外科的に治すというアプローチは
 *長らく冬の時代を迎えることになった
 ☆1970年代、精神疾患に対する外科手術が激しい攻撃を受け
 *定位脳手術と呼ばれる治療ができなくなってしまった
 *パーキンソン病やてんかんなどの病気の治療が壊減状態になる
 ☆冷静な議論ができなくなった結果
 *本当に困っている人たちを救えない状況が出来上がってしまった
 ☆現在の脳外科学のいちばんの限界
 *ミクロな細胞レベルで神経細胞の突起がどの様に機能しているのか
 *生きている人の頭の中で見る技術がないことに尽きる
 ☆さまざまな動物実験などを踏まえた状況証拠から
 *うつ病の患者さんの脳では神経細胞の突起が縮んだり
 *突起に生えている『スパイン』と呼ばれるトゲが少なくなったりの
 *変化が起きているのだろうと言われている
 *生きている人の神経細胞を、ミクロのレベルで見る技術がない
 *そのための技術開発が、非常に重要だ
 ☆精神的なつらさの正体が、レントゲン写真に写る腫瘍のように
 *技術によって可視化できれば、精神疾患の当事者たちにとっては
 *それだけでも大きな救いになる
 ☆往々にして精神疾患の症状
 *他人から見た印象でも、自分自身の自覚としても
 *患者の人格そのものの問題と同一視されがちだからだ
 ☆細胞レベルでわかったとしても
 *脳を基盤として病気の概念そのものを作り直す時代が来るでしよう
 *その時点が、精神医学の再出発になるんじゃないかと筆者は思う
 *そうなれば、特定の神経回路だけを手術などで調整するという
 *治療法も考えられるかもしれません

⛳フリーマン旅路の果てに
 ☆フリーマンはロボトミーを失った晩年再び旅に出た
 *診療所を閉鎖し、家も売り払って旅費に充てた
 *自分がロボトミーを行った患者を全米各地
 *6か月に及んだ車の旅の走行距離は、4万キロ以上に達した
 ☆フリーマンは、そのときの高揚した気分を日記にこう記している
 *アクセルを踏みたくて足がむずむずする
 *疲れや空腹などお構いなしに走り続けられる
 ☆フリーマンは、人生をかけたロボトミー
 *悪いものではないと、死ぬ前に自分に言い聞かせたかったのでしょう
 *哀れなことに彼と患者との関係は逆転していた
 *彼は、自分が行ったロボトミーは患者に効果を確信を得たかった
 ☆彼が患者を治療するのではなく、息者が彼を癒やしていた
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『闇に魅入られた科学者たち』





『定位脳手術』『脳外科手術の将来』『フリーマン癒しの旅』
(ネットより画像引用)

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