🌸イスラムの世界化とアジア&日本(1)
☆ムハンマドが神の啓示を受けてから100年
*イスラムは「大征服」といわれる展開を見せた
*ユーラシア大陸の下腹部に張り付いたイスラム
☆イスラム教は、巨大な宗教圏を形成し
*8世紀以降の世界史の重心となった
☆中東一神教として同根のキリスト教との激突
*世界を突き動かしてきた最初の衝突
(ピレネーを越えたイスラムとフランク王国の対決)
⛳世界史でのイスラムの役割(十字軍)
☆イスラムとキリスト教の第2の衝突
☆イスラムとキリスト教の第2の衝突
*200年に及ぶ十字軍との対決だった
☆トルコの脅威に対して
☆トルコの脅威に対して
☆ビザンツ皇帝の救援要請を受けたローマ教皇「聖地回復の義務」宣言
*キリスト教側の価値に立てば崇高な使命に基づく進軍であった
*十字軍は、ローマ教皇の権威をもって
*「野蛮で残忍なイスラム」を排除する意図であった
☆欧州の「無知」対イスラムの「文化」
☆欧州の「無知」対イスラムの「文化」
*十字軍は、欧州にとりイスラムの優れた文化力を確認する展開になった
☆イスラムはヘレニズム文明の継承者となり
☆イスラムはヘレニズム文明の継承者となり
*バグダツドに「知恵の館」という学術機関を作り
*ギリシャの哲学、文学、医学、天文学、数学、化学などの文献を集積
*欧州では消失した文献のアラビア語からの再翻訳した
⛳世界史でのイスラムの役割(ルネサンスへの契機)
☆十字軍兵士が、教皇や皇帝の権威を相対的に認識する機会となった
☆16世紀の宗教改革の伏線ともなった
⛳世界史でのイスラムの役割(モンゴル帝国)
☆十字軍の時代と重なり合うのがモンゴル帝国
☆チンギスーハンの孫が、西アジアに侵攻しイル・ハン国を建てる
☆チンギスーハンの孫が、西アジアに侵攻しイル・ハン国を建てる
*三代目の王となったテグデルがイスラムに改宗
*五代目からはシーア派イスラムを国教とする国になった
*「モンゴルのイスラム化」
☆中国を支配した元王朝
*「漢文明」と馴化し変異するモンゴル国(元)
☆十字軍への対抗意識を内在させて台頭したオスマン帝国
☆十字軍への対抗意識を内在させて台頭したオスマン帝国
*十字軍遠征は終焉を迎える
*ビザンツ帝国はコンスタンティノポリスを征服されて減亡する
⛳世界史でのイスラムの役割(大航海時代)
☆欧州がオスマン帝国の攻勢に震え上がる
☆3度にわたるオスマン帝国によるウイーン包囲
*欧州の中核たるハプスブルク帝国は風前の灯となる
☆このトラウマが、欧州の人々の潜在意識に
*トルコヘの恐怖感となって今日も続いている
☆「大航海時代」は、欧州がオスマン帝国を回避して
☆「大航海時代」は、欧州がオスマン帝国を回避して
*アジアに接近する試みであった
☆オスマン帝国は、第一次世界大戦まで700年間も世界史の重心
⛳中東を動かした欧米列強による「大国の横暴」
☆オスマン帝国の解体から100年が経過
☆英仏間のサイクス=ピコ協定に象徴されるごとく
*列強の思惑で中東に国境線が引かれてきた
*イランのホメイニ革命以降、湾岸戦争、イラク戦争を経て
*米国の中東からの後退が続く
☆中東で進行しているのは
*「シーア派イランとトルコの台頭」している
(敬称略)
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⛳出典、『人間と宗教』
イスラムの世界化とアジア&日本(1)
(ネットより画像引用)
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