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『親鸞』『出家とその弟子』『歎異抄』『悪人正機説』

2024年12月22日 | 宗教
🌸親鸞が開いた浄土真宗(1)

⛳近代になって見出された新たな親鸞像
 ☆浄土真宗は、日本で最大の仏教宗派である
 *浄土真宗を開いた親鸞は、宗祖のなかでも存在感が際立っている
 *カリスマ性は、空海や日蓮も親鸞と肩を並べる
 *親鸞の人間性のなかには、近代的自我に通じるものがあり
 *その生き方自体が現代の人間にアピールするところがある
 ☆親鸞について書いたり、研究したりする人間はその苦悩に共感し
 *そこに自らの魂の救済への可能性さえ見出そうとする
 *これは、空海や日蓮については起こり得ないことである
 ☆親鸞像が注目を集めるようになったのは、近代に入ってから
 *親鸞と言えば、『歎異抄』のことを思い浮かべる人が多い
 *蓮如は、『歎異抄』を事実上禁書扱いしている
 *明治以前には、門徒のあいだでも、その存在は知られていなかった
 ☆親鸞が、広く知られるようになるのは、明治時代に
 *浄土真宗の近代化をめざした清沢満之らによってである
 *唯円と親鸞の物語を戯曲として描いた『出家とその弟子』
 *こうしたものがなければ、「人間親鸞」への関心は高まらなかったかも

親鸞の虚像と実像
 ☆親鸞の同時代の歴史的な資料が欠けていいる
 *明治時代、歴史学者により「親鸞非実在論」さえ唱えられていた
 ☆親鸞非実在論が完全に否定されたのは
 *西本願寺から、『恵信尼消息』の10通の書状が発見されてから
 *この書状は、親鸞の妻である恵信尼が
 *越後から京都で親鸞の世話をしていた
 *末娘の覚信尼に宛てたものだった
 *親鸞の実在が明確に認められた
 ☆親鸞にかんしては依然として謎の部分が多く残されている
 *親鸞の読いた教えがいったいいかなるものだったのか不明である
 *親鸞の教えなら、『歎異抄』と思う人も多い

『歎異抄』は親鸞の死後書かれた
 ☆弟子の唯円が親鸞のことばとして書き記したもの
 *本人が直接に筆をとったものではない
 *唯円は、自分とは異なる形で親鸞の教えを理解しようとしている
 *人間たちを批判するために、『歎異抄』を編纂した
 *果たして、本当に親鸞自身が言ったことなのか
 *それは必ずしも明確ではない
 ☆親鸞自らがその教えを書き残したもの殆どない
 *そのために、親鸞の思想と言えば
 *もっぱら『歎異抄』が用いられる傾向が続いている
 ☆「悪人正機説」が親鸞の思想の核心にあるとされるが
 *悪人正機説は法然に遡るものだともされており
 *親鸞の独創ではない可能性がある

 ☆親鸞の場合、その実像が必ずしも明確ではなく
 *反対に虚像の方が大きくふくらんでいる
 *それは、開祖や宗祖全体に共通して言えることではあるが
 *親鸞については、その虚像がふくらみすぎている
                      (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『浄土真宗の檀家は多い』





『親鸞』『出家とその弟子』『歎異抄』『悪人正機説』
(ネットより画像引用)

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