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心意気
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『がんの治癒判定の誤解』『がんの告知と有名人の公表』

2024年09月20日 | 医療
🌸がんに関する世間の誤解2

がんの治癒判定の誤解
 ☆がん細胞を完全に体内から駆逐したい、そう思うのは当然
 ☆病院で治療を受けても
 *がんが完全に治ったかどうかは、実は判定不能
 *細胞レベルでがんが、存在する可能性があるから
 ☆がんの治癒の判定、「5年生存率」の言葉が使われる
 *がんの診断、治療を開始し、5年後に生きている人の割合
 *治癒の目安のように扱われることも多い
 *しかし、必ずしも治ったという意味ではなく
 *単に5年後に生きているというだけの割合
 ☆現在、ほんとうに治ったかどうかの見極める目安
 *「全生存期間」生死だけを問題にした指標
 *「無再発生存期間」治療後に再発が確認されない状態
 *「無増悪生存期間」再発はあっても病勢の増悪がない状態で生存
 ☆「無再発生存期間」でも、細胞レベルでの再発は診断できない
 *ほんとうに再発がないかどうかは確認のしようがない
 ☆患者さんがいちばん知りたいこと
 *治ったか治っていないのかは
 *専門家でも断言することはできない
 ☆今すぐ死ぬわけではないと、″今”に気持ちを向けて
 *最期が近づいたときに、後悔しないようにしたほうがいい

日本でがんの告知ができるようになった理由
 ☆従来家族には病名を告げても
 *本人には事実を隠すのが当たり前でした
 *がんの告知はたいへんハードルの高いものでした
 ☆告知してしまうと
 *患者さんがうつ病になったり
 *自殺しかねないほど落ち込んだりするケースもある
 ☆状況が変わったのは、有名人のがんのカミングアウト
 *俳優の渡哲也さんが大腸がんを公表し、無事に手術を終えました
 *ゴルフの杉原輝雄プロも、前立腺がんを公表
 (プレイを続けたいから手術は受けず、放射線治療を選択したと発表)
 *立川談志師匠や赤塚不二夫氏も、食道がんを公表し種手術で生還した
 ☆世間が、がんでも死なないのかという印象を持ちはじめた
 *それまでがんの告知が難しかったのは
 *がん=死という思い込みが世間に広がっていたから
 ☆がんの治療もやりすぎたら恐いという印象を広めたのが
 *人気アナウンサーだった逸見政孝氏の胃がん治療
 *末期の進行がんで、再発が明らかだったのに
 *大きな手術を受けて死期を早めた可能性が高かった
 ☆無名の人が死んでもインパクトはありませんが
 *有名人が亡くなると、強い印象を与えるのです
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』




『がんの治癒判定の誤解』『がんの告知と有名人の公表』
(ネットより画像引用)

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