『腸に傷がつく』『院内感染』『糖尿病治療』

🌸死の医学５

⛳腸に傷がついたら要注意

　（急性腹膜炎の恐れあり）

　☆急性腹膜炎は、腸が傷つき、腹腔内に腸内容物がばら撒かれて

　＊炎症を起こすもので、大腸の傷から大便が出てくるとやっかい

　＊大便は大腸菌などのさまざまな菌で浴れている

　＊たくさんの細菌が含まれているのだ

　＊腸の中に入っているときはなんともないのだが

　＊腸の外に飛び出すと細菌のために強い炎症を起こしてしまう
　☆銃で人を撃つとき「お腹を狙え」という

　＊体の中心で、動かないから弾が当たりやすい

　＊又 一発でも当たって腸に傷をつければ、致命傷になるからだ
　☆病院でも、腹を刺された患者が運び込まれると

　＊腸が傷ついているかどうかをまず考えなければならない

　＊漏れている箇所があれば、素早く縫合する

　☆潰瘍で胃袋に穴が開いても同じだ

　＊胃内容物が穴から漏れ出て、腹膜炎を起こし死亡する

⛳院内感染の恐怖
　（病院に行って死ぬ可能性もある）

　☆病院の中には、抗生物質に耐え抜いた菌が多くいる
　＊そのような菌に人間が感染すると

　＊今まであった抗生物質を投与しても治らない

　☆今、世界中がそういう傾向になりつつある

　＊菌もどんどん進化して、今まであった薬に耐え抜くものが出てきた

　☆今まで考えられなかった生物的反応

　＊生物が生き抜くためにいろいろな変化が、世の中で起きている

　＊そのため、体の弱い人は真っ先にやられてしまう
　☆病院で働いている人たちは、ずっとそこにいるので

　＊一般の人よりも耐える力があるのかもしれない

　＊抵抗力の弱った人は、病院に行くことにも十分注意が必要

⛳インスリン注射の打ち過ぎはダメ
　（決められた量だけを投与する）

　☆インスリン投与量をもっと多くすれば

　＊糖尿病は良くなるのではないかと勘違いしている人がいる
　＊インスリンはそういう類の薬ではなくい

　＊適量でなければ死を招ねく
　☆糖尿病は、グリコーゲンを肝臓に貯蔵するために

　＊必要なインスリンが不足する病気である

　＊貯蔵できない血糖がぐるぐると体中を回ってしまい

　＊それが全部尿になって出て行ってしまう

　☆糖尿病の人、いくら食べても栄養が血糖として尿から出て行くので

　＊不足分のインスリンを薬物療法として飲むなり注射し

　＊健常者と同様に血糖を肝臓へ貯蔵できるようにしている

　☆血糖の数値が悪いからといって大量に注入すると

　＊低血糖になり意識不明に陥ってそのまま放置しておけば死亡する

　☆糖尿病の人で足を切断する人が多いのは

　＊高血糖のために動脈硬化ができやすくなっていているから

　＊末梢の血管が多くある足に動脈硬化がきて切断せざるを得なくなる
　☆失明する人がいるのも、網膜の血管が破れて、眼底出血を起こし

　＊徐々に視力が低下して失明する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、『人はこんなことで死んでしまうのか』

『腸に傷がつく』『院内感染』『糖尿病治療』

（ネットより画像引用）