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中国と宗教1(三教合一「儒教・道教・仏教」・マルクス主義)

2022年05月20日 | 宗教
🌸共産主義と宗教は水と油

中国人の思考を形成する三宗教
 ☆BC6世紀、孔子(儒教)、老子(道教)が誕生した
 ☆1世紀頃に中央アジアから仏教が伝来
 ☆拡大する仏教に対抗するため、儒教から朱子学が生まれた
 ☆仏教は、道教・儒教のように現世価値を肯定する形に変容した
 ☆三宗教は影響し合いながら、中国社会に浸透していく
 ☆儒学者が禅を取り入れるなどして
 *三教の融和を目指す思想「三教合一」が中国で発展
 *「三教合一」とは、古代から伝わる独自の中華思想
 *現代まで続く中国人の思想的バックグラウンド

孔子の「仁と義」
 ☆BC8~3世紀、中国は群雄が覇権を争う春秋戦国時代
 ☆彼らは新しい思想、国家理念を求め孔子や老子など
 *諸子百家の思想家たちを積極的に登用した
 ☆孔子は、中国文明から続く土着の信仰を思想として体系化した
 *子の親への愛「孝」、人類愛に拡大した「仁」、社会規範の「礼」
 *治世者の「徳」に基づいた政治を理想とした
 ☆孔子の教えは弟子によってまとめられた「四書五経」が成立した
 *『論語』や『大学』などの四書
 *『易経』や『春秋』などの五経の経典
 ☆儒教の徳目として、孟子が五倫、董仲舒が五常をまとめた
 ☆「五倫五常」中国の社会秩序を下支えする思想として受け継がれている

老子の「無為曲然」
 ☆老子は宇宙には万物が存在する法則「道」があるとした
 *それに沿って「無為自然」に生きることを唱えた
 ☆老子の教えを荘子が受け継ぐ
 *二人の「老荘思想」は、道教の根幹となる
 *太平道をはじめとする教団が誕生し神仙思想などと合体し
 *道教として確立されていく

🌸マルクス主義
 ☆戦後の中国での共産主義政権誕生
 *中国の宗教に大きな影響を与えた
 ☆共産主義思想を体系化したマルクス
 *宗教は「アヘン」であると述べ宗教に対して否定的
 ☆中国共産党の毛沢東
 *「宗教は毒だ」と言ったとされている
 ☆戦後、中国では宗教が国家によって統制、管理されてきた
 *1970年代、毛沢東暗殺を企てた林彪とともに
 *孔子を批判する思想キャンペーン
 *中国で「批林批孔運動」が展開された
 ☆現在は、倫理道徳の拠り所として、儒教復興の動きが広がっている
                          (敬称略)                                     
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⛳出典、『宗教と世界』










中国と宗教1(三教合一「儒教・道教・仏教」・マルクス主義)
(『宗教と世界』記事より画像引用)

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