コジェドで大きな群れをキャッチ
今朝は本来のタカの渡りの話です。
09年春の調査でハチクマの大きな群れをキャッチすることが出来ました。現地で観察した私も感動しましたが、その結果を速報で知った国内組、なかでもタカ長観察地のメンバーはその群の到着を心待ちにし、大いに盛り上がったようです。それだけの話題を提供することが出来ただけで今シーズンの調査は成功だった、と言っても良いのではないでしょうか?
少し見難いですがこのグラフがその時のものです。トビ吉おじさんの作成です。左側がホンポ・ペンション前で見たタカ長の結果で、右側はペンションより東の展望台で見ていたK氏の記録です。グラフの右側が高くなっていることだけ見ていただければよいのです。午後ドカッと出たことだけ理解していただければ良いのです。
私のポイントとK氏のポイントで見た数を単純計算するとダブルカウントになるものもいますが、大雑把に言えば5月13日にコジェドで観察していた私たちの上を1000+のハチクマが対馬方向へ渡って行った、と言うことです。
2007年10月17日撮影の画像です。マンサン(望山)から対馬方向を見たところです。下の赤い屋根の家のすぐ右がホンポ・ペンションです。あの日あの時間帯にマンサンからホンポ・ペンションで観察している私の頭上を通って、左向こうに見えている三角形の島に向けて多くのハチクマが渡って行きました。
カメラを少し右側(西側)にふるとこのようになります。下に見えているのがオウラの港でその先にはたくさんの島があります。この方向に流れていくハチクマもいます。点在する島を利用しながら、最終的には日本(九州)に渡っているのでしょう。
カメラを左側(東)にふるとこのようになります。この尾根の向こうにK氏の観察ポイントがあります。この上を東方向に流れていく個体はホンポ・ペンションで見ることは可能ですが、低く流れていく個体は見ることが出来ません。この尾根の左側低く飛ぶと私のところからはまったく見えません。私のところからは完全な死角になります。
5月14日はこの山の上から日本に渡って行ったのです。「もし」とか「たら」とか言っても仕方ないのですが、もしあの日このマンサンの頂上にビデオカメラでもセットしていたらド肝を抜かれるような迫力満点の映像が撮れたはずです。そしてその映像をこのブログに貼り付けることができたらアクセス数もドカッと増えたはずです。残念といえば残念ですが、しかし、そのように事前に計算できないところがタカの渡りの面白いところだと割り切ってしまえば残念がることもありません。
それが渡り観察の実像なのですから、、、、、。
今朝は本来のタカの渡りの話です。
09年春の調査でハチクマの大きな群れをキャッチすることが出来ました。現地で観察した私も感動しましたが、その結果を速報で知った国内組、なかでもタカ長観察地のメンバーはその群の到着を心待ちにし、大いに盛り上がったようです。それだけの話題を提供することが出来ただけで今シーズンの調査は成功だった、と言っても良いのではないでしょうか?
少し見難いですがこのグラフがその時のものです。トビ吉おじさんの作成です。左側がホンポ・ペンション前で見たタカ長の結果で、右側はペンションより東の展望台で見ていたK氏の記録です。グラフの右側が高くなっていることだけ見ていただければよいのです。午後ドカッと出たことだけ理解していただければ良いのです。
私のポイントとK氏のポイントで見た数を単純計算するとダブルカウントになるものもいますが、大雑把に言えば5月13日にコジェドで観察していた私たちの上を1000+のハチクマが対馬方向へ渡って行った、と言うことです。
2007年10月17日撮影の画像です。マンサン(望山)から対馬方向を見たところです。下の赤い屋根の家のすぐ右がホンポ・ペンションです。あの日あの時間帯にマンサンからホンポ・ペンションで観察している私の頭上を通って、左向こうに見えている三角形の島に向けて多くのハチクマが渡って行きました。
カメラを少し右側(西側)にふるとこのようになります。下に見えているのがオウラの港でその先にはたくさんの島があります。この方向に流れていくハチクマもいます。点在する島を利用しながら、最終的には日本(九州)に渡っているのでしょう。
カメラを左側(東)にふるとこのようになります。この尾根の向こうにK氏の観察ポイントがあります。この上を東方向に流れていく個体はホンポ・ペンションで見ることは可能ですが、低く流れていく個体は見ることが出来ません。この尾根の左側低く飛ぶと私のところからはまったく見えません。私のところからは完全な死角になります。
5月14日はこの山の上から日本に渡って行ったのです。「もし」とか「たら」とか言っても仕方ないのですが、もしあの日このマンサンの頂上にビデオカメラでもセットしていたらド肝を抜かれるような迫力満点の映像が撮れたはずです。そしてその映像をこのブログに貼り付けることができたらアクセス数もドカッと増えたはずです。残念といえば残念ですが、しかし、そのように事前に計算できないところがタカの渡りの面白いところだと割り切ってしまえば残念がることもありません。
それが渡り観察の実像なのですから、、、、、。