タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

岸壁の花

2009年07月09日 | 山歩きから
岸壁に咲くイワタバコの花

 イワタバコの花を初めてみたのはたしか四国石鎚山の麓、面河渓の遊歩道を歩いていたときだと思います。もうかなり昔の話です。もちろん岩壁、しっとりと湿気のあるところでした。



 このイワタバコはそのとき撮ったものではありません。広島県の国の名勝、三段峡で見つけました。
 三段峡には毎年行っていますが、夏はいつも8月でした。その年は少し考えを変えて7月に行ったら、いつも歩いているところに咲いていました。



 1ヶ月の差は大きいのでしょうか?それともその年たまたまタイミングが合ったのか?今年もほぼ同じ時期に行く予定です。もちろんお目当てはこのイワタバコ。



 イワタバコの仲間は世界で3000種以上、熱帯から亜熱帯を中心に分布しているようですから、私たちが日本で見ているのはメイン通りをはずれた場末の路地裏の花を見ている、と言うことになるのでしょうか?



 高嶺の花ばかり紹介してはいけないので県内の花もアップすることにします。今日はその第一弾と言うわけです。



 これはホトトギス。私のイメージでは高原の花なのですが、なぜか三段峡で見つけました。初めて見たとき「二階建ての花だ」と驚いたことが忘れられません。遠い遠い昔、青春の頃の道後山でのことです。

 それ以来ホトトギスは、私には高原の花なのです。