タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月20日

2010年09月20日 | タカの渡り観察
何が何だかサッパリ分からず、、、、

 わけの分からないような一日でした。

 未明、タカ長の想定していない雨。それが伏線???

 観察を始めて、、、、待てど暮らせど出ない出ない、いくら何でもおかしい、と首をひねっていたら某県の某所にいる友だちから「タカ柱がガンガン立っている」と言うメールが入りました。

 ガンガンでは数字が分からないので問い合わせたら、、、
 「十羽くらいの柱が4回くらい立ったと思いますが、総数は29羽です」と言う返信。「何、これでは計算が合わないではないか!」

 そもそもこのメールがケチの付き始め???

 と言うのは八つ当たりと言う者でしょうか?



 タカ長観察地は相変わらず暇で、ジューヤクさんはタカ長の椅子にどっかり座って舟をこぎ、、、、

 一度10羽のタカ柱が立ったのを見ても、視界が悪くてすりガラスの向こうのタカを見ているような有様、、、、、、。



 そのうち派手な雨が降ってきて全員車に避難。するとすぐに上がって陽が射して、、、。

 そのようなことが何度かあって、、、



 虹が出てきたので写真を撮って、何だかんだと喋っていたら、、、、、

              

 頭の上に突然ハチクマが現われて大慌て、一生懸命ピントを合わせようとしても合わない、、、、よく見るとレンズのへんなところに手をかけて回そうとしているのだからピントが合うはずがありません。



 やっとのことでピントリングに手をかけてハチクマに合わせたときは完全な後姿になっていました。

 そのハチクマは観察地の南側まで羽ばたいて飛んだあと、もう1羽のハチクマと帆翔を始めました。それほど遠い距離ではないのですが、、、、

 これでもタカ長など良いほうで、カメ吉おじさんはカメラを手に持っていたのに何かの弾みで設定が狂っていて写真らしい写真は撮れませんでした。その他の人も同じようなもので、唯一Mさんがシッカリした写真を撮られました。流石ですね。



 今日は終日空気がもやっていて、チョッと距離が離れるとすりガラスの向こうを見るような状態ですから、いくらタカ長カメラの性能が優れていても(本当かなぁ?)シャープな写真は撮れませんでした。

 数えてもダメ、覗いてもダメ、撮ってもダメ、、、、、ダメダメづくしの変な一日でした。

 今日も大勢の人が観察地に来られましたが、気の毒なくらい悪いことずくめの一日でした。

 これに懲りないで明日以降もお出で下さい。データ的には明日から劇的に良くなりのですが、、、、、。何が起こるかわからない渡り観察、テレンパランで能天気なタカ長も、この状態では「明日は良いことがありますよ」と言えなくなりました。

今日の観察結果

  9月20日    曇ときどき雨

    観察者    ジューヤク タカ長 トビ吉 キョージュ アサギ姫 カメ吉 コリ吉  ほか
    観察時間   8:00~17:00

       ハチクマ           23
       サシバ             1
       ツミ       西向き   1


  下関のほうから「仕事の合間にチョッと空を見たらハチクマが23羽流れてきました」と言うメールが入りました。

  タカ長観察地では大勢の観察者が9時間観察してハチクマが23。出ないときはこんなものなのですね。