タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山~2月3日

2011年02月03日 | 山歩きから
光の春になりにけるかも???

 晴れました。午前中タカ長観察地は快晴と言っても良いような好天、今日も何名かが集まって何やら話していました。

 タカ長はもちろん裏山歩き。

 タカ長観察地からは雪は見えませんが、山の上には残っています。

  

 尾根の上でもこのように残っていますが、、、、

  

 同じ尾根を登ると雪がほとんどなくなっているところもあります。同じように落葉樹の森の尾根ですが、所により日当たりなどチョッとした違いがあるのでしょう。

 今年の冬は日本海側を中心に多くの雪が降っています。難儀をされている人も多いのですが、、、、

 タカ長観察地の裏山はチョッとした陽射しで雪はとけてしまいます。寒いといても瀬戸内地方はたいした寒さではない、と言うことなのでしょう。

  

 この尾根道の枯れ木は冬芽を硬く閉じています。これらの芽が膨らんで、、、、春が訪れるのはしばらく先のことになりますが、それにしても今日に日の光は「光の春」の訪れを感じさせます。

 そう言えば明日は立春、暦の上では春になります。

 今月末にはノスリが渡ってくるはずです。まもなく春ですね。

  

         枯木らは 枯れし高さを きそひけり   成瀬桜桃子

 歳時記を読んでいて偶然見つけたこの句に感心しました。さすが俳人ですね。

 さくらの里の落葉樹も葉をつけているときはその高さを意識することはありません。葉を落としたいま見ると、この句のようにそれぞれが高さを競っているようにも見えます。

 これらの木々が「笑う」のもあと少し先のことなのですね。