タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

知ることは楽しいこと

2016年08月28日 | 日々雑感
今日の写真は8月21日にしまね海遊館アクアスで撮影したものです。

日本の南方にある台風10号の動きが気になりますが、こちらは雨が降り始めたところです。

午後の日曜市、雨を心配していましたが、その時間は降らなかったので助かりました。と言ってもタカ長はお手伝いするわけではありませんが、、、、。

    

このところ空いた時間は何度か紹介したことのあるテンミニッツテレビオピニオンを見ています。

タカ長は理系のことに興味があるのか、小宮山宏先生の講話を聞くことが多いのですが、そればかりではありません。

まったく知らない分野の、まったく知らない先生の話を聞くこともあります。

聞いてみて興味がわかなければ1回限りで終わってもいいし、面白いと思えばその先生の話を継続して聞けばいいのです。

今朝は国際NGOヒューマンライツ日本代表の土井香苗先生の話を聞きました。

これまでまったく知らなかった分野の話です。

名前から分かるように人権関係のことに携わっている団体であることは分かりますが、今日は子どもの人権の話に興味を持ちました。

その中の一つの話題です。

    

日本には何らかの事情で親に育てられていない子どもが約4万人いるそうです。

その数字はともかく、タカ長の認識ではその子たちの多くはどこかの施設で育てられています。

その認識には間違いないのですが、それが国連の「子どもの権利条約」に違反していることになることは知りませんでした。

    

子どもは生まれながらにして人としての権利を持っています。

そのひとつ、親とかそれに代わる人に育てられる権利があり、施設で育てられるとこの権利を侵害していることになるようです。

日本でも里親とか養子関係をむすんで、その親の元で継続して育てられている子もいますが、その割合は他の先進国に比べて極端に少ないようです。

日本はその割合がわずか12%。他の先進国は低くても50%ちかくあります。

タカ長にはそれ以上のコメントはできませんが、、、、

私たちの町のどこかに施設があり、その施設で育っている子どもがいることに何の疑問も持っていなかったのですが、、、

そのような普通のこと(?)も専門の人から見ると国連の条約違反になるということ、、、

    

そのようなことをタカ長が知っても直接的には何の意味もなさそうですが、、、

土井先生の話では、そのようなことを知って、、、、それって変ではない???

ということを話題にしていただくだけで一歩前進ということになるようです。

このような問題だけではありませんが、最後は政治に問題になります。しかし、世論の後押しのないところには政策の立案はありませんせんから

その一歩として、まず知ってもらうことに意味があるようです。

最後の写真、アクアスの人気者シロイルカのつくったリングが写っています。見てくださいね。